ゆめは、野良ではありません・・・。飼い主さんに、捨てられてしまったコです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/bf/8a0cd5a0c4e824c66c80fb5a2fcb271f.jpg)
当時、家には4匹の雑種犬がいました。
いつものように、夕方、母が犬を4匹連れて散歩にでかけていきました。
どうしてだか、その日は、何となく私も散歩について行きたい気分になって、
ポケットに犬用おやつのチーズを入れて、母の後を追いかけました。
散歩コースを辿っていくと、3分程歩いたところのお寺の駐車場で追いつきました。
すると、母が、「どこかで猫の鳴き声がする」と言います・・・。確かに・・・。
母猫を探すような必死な鳴き声。でも、かすれている・・・いつから鳴き続けていたんだろう・・・。
犬たちも興味津々。母は、犬を連れているので近づくことができず、途方に暮れていました。
声がする方に行ってみると、なんと墓石と墓石の間に、生後2~3カ月くらいの白い子猫が!!
そうとうお腹が空いているみたいで、衰弱しているようにも見える・・・。何とかしなくちゃ!!
とりあえず持っているものは、犬用のチーズ!これだ!!
「どうしたの?」「お腹すいてるの?」「ママとはぐれちゃった?」と声を掛けながら近づいても、逃げる気配なし。
鼻先にチーズをおくと、「ウミャイミャイ」って鳴きながらガツガツ食べました!!
到底、これだけのチーズでは満腹にならないよね。
そ~っと首根っこを捕まえて、服の中に入れて抱きかかえ、ダッシュで家に連れて帰りました。
ところが!!
家に連れて帰ってから、鳥用のケージに入れて餌をやっても、全然食べてくれません。
それどころか、ギャ~オンギャ~オンとこの世の終わりみたいに物凄い大きな声で鳴きやみません・・・。
母猫を呼んでいるのかしら? ひょっとして、近くに母猫がいたのかもしれない!!
どうしよう・・・。困った・・・。
仕方がないので、ケージに入れたまま車に乗せて、拾ったところにまた連れていって放してやりました。
「ほら、おかあさん呼びなよ。」「もっと、大きな声で鳴いたら、迎えに来てくれるかもしれないよ。」と、
10分くらい(だったかな?)話しているうちに、夕暮れになり、だんだん辺りが暗くなってきました。
ちび猫は、私の近くを離れないまま、しばらく鳴いていたけど、誰も迎えに来てはくれません。
小さな体をますます小さくしている子猫に、
「どうする?もう帰るけど、お母さんが来るまでここにいたい?」「それとも、うちの子になる?」と聞くと、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/e8/5b96d5595c0be37c76999c4a19ac8a79.jpg)
置いて行かないで~といわんばかりに、爪を立てて私の体を左足から左肩まで登ってきたのでした。
「うちの子になるのね。」という言葉には、頬にすりすりしながらゴロゴロと喉を鳴らしてお返事。
ゆめは、この時に、小さな頭で一生懸命考えて、私と一緒に行くことを決心したのでしょう。
もう一度連れて帰ると、今度は鳴きもせず、ご飯も少し食べて座布団の上で小さくなって寝ました。
これが、私とゆめとの出会いでした。
後日、同級生のお母さんから、一週間前お寺の隣にある神社の境内に、ゆめが捨てられていたことを聞きました。
一週間も前に? どんなに心細かったことでしょう。そして、どこで過ごしていたのでしょう・・・。
なんて身勝手な人がいるんだろうと腹が立って仕方ありません。こんな小さい子猫をダンボール箱に入れて
神社の境内に置き去りにするなんて!!
それだけではありません!! 心ない人が、飼い犬に子猫を追わせて遊んでいたとも・・・。
可哀想なゆめ!! もう、絶対にそんな辛い思いはさせないよ!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/6b/96e67dd3d1ee1a3b96051e40a7890ed5.jpg)
そんなこともあってか、ゆめとは心が通っているなと思えるようなことが多々あり、
生涯、忘れることのできない唯一の猫になったのでした。
だめだ~・・・思い出すと、未だに泣けてしまうよ~![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0210.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/bf/8a0cd5a0c4e824c66c80fb5a2fcb271f.jpg)
当時、家には4匹の雑種犬がいました。
いつものように、夕方、母が犬を4匹連れて散歩にでかけていきました。
どうしてだか、その日は、何となく私も散歩について行きたい気分になって、
ポケットに犬用おやつのチーズを入れて、母の後を追いかけました。
散歩コースを辿っていくと、3分程歩いたところのお寺の駐車場で追いつきました。
すると、母が、「どこかで猫の鳴き声がする」と言います・・・。確かに・・・。
母猫を探すような必死な鳴き声。でも、かすれている・・・いつから鳴き続けていたんだろう・・・。
犬たちも興味津々。母は、犬を連れているので近づくことができず、途方に暮れていました。
声がする方に行ってみると、なんと墓石と墓石の間に、生後2~3カ月くらいの白い子猫が!!
そうとうお腹が空いているみたいで、衰弱しているようにも見える・・・。何とかしなくちゃ!!
とりあえず持っているものは、犬用のチーズ!これだ!!
「どうしたの?」「お腹すいてるの?」「ママとはぐれちゃった?」と声を掛けながら近づいても、逃げる気配なし。
鼻先にチーズをおくと、「ウミャイミャイ」って鳴きながらガツガツ食べました!!
到底、これだけのチーズでは満腹にならないよね。
そ~っと首根っこを捕まえて、服の中に入れて抱きかかえ、ダッシュで家に連れて帰りました。
ところが!!
家に連れて帰ってから、鳥用のケージに入れて餌をやっても、全然食べてくれません。
それどころか、ギャ~オンギャ~オンとこの世の終わりみたいに物凄い大きな声で鳴きやみません・・・。
母猫を呼んでいるのかしら? ひょっとして、近くに母猫がいたのかもしれない!!
どうしよう・・・。困った・・・。
仕方がないので、ケージに入れたまま車に乗せて、拾ったところにまた連れていって放してやりました。
「ほら、おかあさん呼びなよ。」「もっと、大きな声で鳴いたら、迎えに来てくれるかもしれないよ。」と、
10分くらい(だったかな?)話しているうちに、夕暮れになり、だんだん辺りが暗くなってきました。
ちび猫は、私の近くを離れないまま、しばらく鳴いていたけど、誰も迎えに来てはくれません。
小さな体をますます小さくしている子猫に、
「どうする?もう帰るけど、お母さんが来るまでここにいたい?」「それとも、うちの子になる?」と聞くと、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/e8/5b96d5595c0be37c76999c4a19ac8a79.jpg)
置いて行かないで~といわんばかりに、爪を立てて私の体を左足から左肩まで登ってきたのでした。
「うちの子になるのね。」という言葉には、頬にすりすりしながらゴロゴロと喉を鳴らしてお返事。
ゆめは、この時に、小さな頭で一生懸命考えて、私と一緒に行くことを決心したのでしょう。
もう一度連れて帰ると、今度は鳴きもせず、ご飯も少し食べて座布団の上で小さくなって寝ました。
これが、私とゆめとの出会いでした。
後日、同級生のお母さんから、一週間前お寺の隣にある神社の境内に、ゆめが捨てられていたことを聞きました。
一週間も前に? どんなに心細かったことでしょう。そして、どこで過ごしていたのでしょう・・・。
なんて身勝手な人がいるんだろうと腹が立って仕方ありません。こんな小さい子猫をダンボール箱に入れて
神社の境内に置き去りにするなんて!!
それだけではありません!! 心ない人が、飼い犬に子猫を追わせて遊んでいたとも・・・。
可哀想なゆめ!! もう、絶対にそんな辛い思いはさせないよ!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/6b/96e67dd3d1ee1a3b96051e40a7890ed5.jpg)
そんなこともあってか、ゆめとは心が通っているなと思えるようなことが多々あり、
生涯、忘れることのできない唯一の猫になったのでした。
だめだ~・・・思い出すと、未だに泣けてしまうよ~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0210.gif)