マルク・・・・・。

　途方に暮れるマルクをよそに、みんなは、次の行動に移ります。



リラ　　「向こうで、草食べよう。」

アル　　「うん。」

マルク　　「僕達も、草を食べに行こうよ。」

太郎　　　「僕は、まだ、水浴びするんだ。」

マルク　　「アポロンは、来るんだよ。」

アポ　　　「僕、お母さんのところに行く。」



マルク　「そっちに行っちゃだめだよ。」

アポ　　「お母さん、助けて。」



パイ　　「マルク、私達は、まだ、ここにいるの。」

太郎　　「僕も、まだ、ここにいるよ。」



　マルクは、諦めて、ひとり、リラたちの後を追います。
　太郎も大きくなりました。栗拾いの時は、泣く泣く、マルクに連れ戻されましたが、今は、好きな遊びを楽しめるようになりました。