２Hドラマ再放送「嫌われ監察官」。主役は警察官を観察する役割のヒトだが、本気で嫌われるだろうねって感じだった。視聴者にも。ストーリーもありきたりで、つまらなかったが、救いは京野ことみと田中美佐子の存在だった。
美佐子さん、歳とらない。涼しい美しさが好きだ。ことみさんは、かつてはあまり興味を引かれなかったが、すごい美形と思った。演技もうまかった。若いころは見る目がなかったね。
テレ東「洋子の演歌一直線」。朝早いが、たまにチラ見する。演歌歌手の長山洋子がほかの歌手をゲストに招いたり、自分でも歌ったりしている。けさ見たのは若手なのか知らないが、名前の分からない歌手の出番からだった。
演歌歌手希望だったが、アイドルとしてデビュー。「ヴィーナス」はずいぶん流行った気がするが、いまや立派な演歌歌手だ。
三味線もそうとうらしいね。でも、メイクの具合か、実年齢よりも老けて見えたのは残念だった。これからもご活躍を。
けさの「サンデーLIVE」、定番の松岡修造の「がん晴れ」という短い企画があるが、今回は、サービスエース級だったね。桃をひとつ300万円で売ろうとしている人を取材。
残念ながら、ひとつも売れていないというが、修造が食べたのは10万円という。
作り主は、福島で東日本大震災に遭っており「福島の味をもう一度」という思いで育てているという。なんでも、糖度により段階的に相場は決まっていて、それに沿って価格を設定していると説明。
スタジオの浅尾美和さんもビックリしていた。
きょうの「サンデーモーニング」の膳場貴子さん。難しい話と明るい話題の表情が絶妙だね。スポーツコーナーもずいぶん慣れて来た。そうとうなアナだよね。
土曜夜の「GO HOME～警視庁身元不明人相談室～」。大島優子
を目当てに見てきたが、実はコンビを組む小芝風花が前面に出てきた。
小芝は大島よりも後輩という設定みたいだが、大島を「ちゃん」付けで呼ぶ。彼女らの仕事は題名からもわかるように、事件捜査ではなく、人探し。今回は、自殺した少女・キイの遺骨を引き取ってもらうために遺族を探すというもの。彼女はいわゆるトーヨコキッズで、身元を示すものは持っておらず、大島コンビは聞き込みに向かう。
しかし、相手にされない。そんな中で、彼女と一緒に暮らしていたという少女・ハルピに出会う。しかし、心は開かない。
一緒に暮らしていても、本名も出身地さえ知らない。しかし、小芝は何度も歌舞伎町に行き、接触を試みる。ハルピは実はキイのことを知りたがっていた。ほかの線からキイの出身地が分かり、小芝は遺族を探しに出張するが、ハルピもついてきた。最初は距離を置いていたが、似顔絵を手に路上で必死に聞き込みをする小芝を見て、自分も始める。距離は近づく。
そして、とうとう実家を突き止め、養父母と面会するが、ハルピはDVをしていた父親の態度に、それまで食事の時も外さなかったマスクを取り、怒りをぶちまける。
そして、パンチ。
ハルピはマスクをすることをやめ、小芝らに本名を明かし、家に帰ると言って、頭を下げる。更生したね。
トーヨコキッズのことは知らないが、ハルピを救った小芝は意識したんだかわからんが、すごい行動力だった。