①人口が集中している、
②直径5キロ以上の広さがある、
③空襲を受けておらず町も破壊されていない、
④軍事施設がある。
という条件に当てはまったからとされています。
二度目の投下の標的は、本来は小倉だったそうですが、上空が隣の町の空襲による煙で視界が悪く、急遽長崎に変更したという事でした。
アメリカの原爆開発は、ドイツによる原爆開発を恐れたユダヤ人科学者たちが、ルーズヴェルト大統領に原爆の研究を進言したことから始まったそうです。
かけがえのない、何の罪もない命たちが暮らす二つの町は、その実験にふさわしい場所に選ばれてしまった、ということでしょう。
「はやく戦争を終わらせて多くのアメリカ人の命を救うため原爆を使用した。」
とアメリカは主張してますが、「実際に落としてデータをとるため」や「ソ連に原爆の威力を見せつけたかった」という考えもあるそうです。
実際に原爆を投下した戦闘機に乗っていた人は、その後どんな思いで暮らしておられたか、私の読んだリンクを貼り付けるので興味があれば読んでください。
ttps://www.nikkei.com/article/DGXMZO90168730V00C15A8000000/
自分の人生が不幸だから人を殺したかった、人を殺してみたかった、などという自己中心的な殺人などと、戦争で戦う兵士たちの想いは全く違うのでしょう。
戦争の事、原爆の事は決して忘れてはいけない事実です。
この日だけでも、そして少しだけでもいいから、今の自分がどれだけ恵まれて暮らせているのかという感謝を思い出し、亡くなられた方の鎮魂、そして平和への祈りをささげる気持ちを持ってほしい。
戦争という理不尽によって、大切な人を失う悲しみを想像できる心を持ってほしい。
それは、戦争に限らず、人々が平和に暮らすために必要な気持ちだと思う。
ひとりひとりの小さな祈りが、大きな希望の光となる日になりますように。

「火」は「テクネー(技術)」を意味する。
自然を支配する究極の道具なのだ。
だから、使いこなすには「知恵」が必要で、人間には無理だ。
事実、人間は自らを滅ぼす「原子爆弾」を創ったではないか。
長崎原爆忌 合掌
ご訪問ありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫
*私が調べた資料から得た情報です。
不足や間違いがあるかもしれませんので、気になる方は調べてください。