☆つる姫の星の燈火☆

#345 生き抜く場所

今日の朝空

スマホの写真ではこの程度ですが、赤とチャコールグレーの雲のコントラストが、美しくも恐ろしいような空でした。

 

いつの頃からか、「終活」という事を意識するようになりました。

先日、緩和ケアで働いていた僧侶の方のお話を聞いたのですが、その方のお話は非常に胸を打ちました。

中でも、緩和ケア病棟は、「死」を待つ場所ではなく、「生き抜く」場所だという言葉に。

 

ずっと前から、今いる場所では死にたくない、という、なんとも虚しい思いを抱えている自分。

日々、美しくて広い空が見える、近隣には素晴らしい公園もあり、少し行けば海もある。

電車の駅は、選択肢がたくさんあり、どこに行くのも便利。

贅沢ですよね。

ただ、どこに住んでも、周りの人間との関りが、大きな問題になってしまう。

ここにきて、故意の嫌がらせを受けた事も、何度もありました。

自分に落ち度があるのか。ただの逆恨みか。

私の性格ですから、最後には自分を責める。

ここに住んだから、病気になったんだ、とまで考えたこともある。

 

「生き抜く場所」という言葉に涙したのは、私の人生、逃げてばかりだったからではないか、と、思い知ったからです。

逃げ道も、歩けば自分の道、などと正当化して。

 

先日、大根を千六本、数えて切っていた時、ふと天からの声が聞こえました。

残りの人生がどれだけ残っているかわからない今、自分を責めてばかりで生きる必要はない。

我慢しなきゃいけない事はあるが、自分を責める事で、想いを丸め込むのは、馬鹿げてる。

 

私は、何か起こった時に、相手がわるい!と決めつける事ができないんです。

もちろん、最初は腹が立ちます。そして、その想いを引きずる。

最後には、そう感じる自分が悪い、となるんです。

もちろん、相手を許したわけではありません。

そこまで、神にはなれない。

 

要するに、自分に自信がないのです。

つるさんは、真面目だから。。と嫌味を言われた事もあります。

それは、なにか、枠とか型にはめていないと、自分を保てなかったからでしょう。

融通が利かない、というのでしょうか。


まあ、今までしてきたことを知る人は、つるさんみたいな行動をしてきた人が、そんなことはなかろうに、と思われるかもしれませんが、基本は、臆病で神経質で、殻から抜けきれない人間です。

 

とかいう私ですが、どん底だと思う状況から、いつも、自力でのこのこ這い上がってきました。

大きな病気をしたことが、逆に良かったのかもしれないと、思うようにもしてきました。

あれ以上最悪な事は、もう起こらないだろうと。

もう我慢しなくていいんだ、私は大きな病気を経験したのだから、という言い訳にもなりますし。

 

結局何が言いたいかと申しますと、死ぬ場所はここではない、という捉え方ではなく、生き抜く場所を本気で探そうという思いで、

鬱々としたものに、一旦区切りをつけました。

それは、物質的な「場所」というだけではなく、精神的在り方、という部分も。

 

後何十年生きられると思っているのだ。

お前は、もう我慢する必要はない、という、天からの声は、大根の神さまだったのでしょう。

今度また何かに迷ったりしたら、大根を切ってみる事にします。

 

生き抜く。

誰もが持たないであろう意識かもしれません。

生き抜いた先に、いつか死がある。

反面、死は前からやってくるのではなく、振り向いた時に、すぐそこにあるのかも知れません。

生かされる、という想いに支配されてきたこの数年ですが、また攻めてみようかなと思う、初冬の朝。

自分を責めるのではなく。

 

先日の孫の誕生日のシンデレラのドレス、かなりお気に入りのようです。

でも、

これは?白雪姫??

 

訳の分からない記事になってしまいましたが、決して、鬱状態ではありません。

ちょうど年末でもありますし、何度かあった人生の節目を振り返って、

来年は、ピョ~~~ン!と。

喪中になりますが、新年のご挨拶、ご遠慮なく。

父もそういうの気にしない人ですから。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

感謝をこめて

つる姫


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

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