☆つる姫の星の燈火☆

しあわせな日々

まずは、今朝起きてみるとはなこちゃんが蛹になっておりました。

また見のがしましたが、たぶんなりたてほやほやでしょう。

脱いだ皮は

こんな、頭の部分がはっきりとわかりますね。

トンボみたいです。

 

さて、この前お外のレモンの木に新たに小っちゃい幼虫を見つけたのですが

子猫を拾ってくる子供みたいに。。。また家に持ち帰ろうかどうか。

昨日の夕方もレモンの木の前にしゃがんで、その3ミリほどの茶色の子を見つめて

しばらく迷っていましたが、結局そのままにしておきました。

全く困った幼虫フェチです。

 

 

手術、退院後ずっと私はさなぎのように家に閉じこもっています。

それを、ずっとずっとストレスに思っていました。

もともと、閉じこもるのは苦手な方だからです。

なので、絵を描いたり本を読んだり、幼虫に嵌るのは、いわゆる「つなぎ」の時間だと受け止めていました。

さなぎじゃなくて、つなぎね。

でも、今朝起きた時に考えがコロリと変わったのです。

しあわせな日々♪

なんてしあわせな日々だったのだろうって!

だってそうでしょう?

好きな絵を描いて、本を山ほど読んで、飽きもせずあおむしの動きを見つめて

仕事を辞めてからの病気発症で、仕事を休んでいるという罪悪感もない。

病気になってから周りの人の本性がわかったし。

 

いつ死んでも悔いはないって言いきれるようになってから病気が発覚した私ですが

初めて心房細動の発作を経験した時は、まだ死にたくないって、本音が出たし

先日救急車で運ばれたときは、今度こそ死ぬのかと思ってものすごく怖かった。

いつ死んでも悔いはないと言い切っていた自分が恥ずかしくなった(汗汗汗)

 

先日葉室麟さんの、蜩ノ記を読みました。

死までの時間を区切られた男の生き様。

これはもう涙なくして読めない本です。

 

「もはやこの世に未練はござりませぬ」

と断言する主人公に僧侶がかける言葉。

「未練がないと申すは、この世に残る者の心を気遣うてはおらぬと言っているのに等しい。

この世をいとおしい、さりとうない、と思うて逝かねば、残された者が行き暮れよう」

 

人間以外の生き物は「死」を意識して生きていないのだと思います。

命を守る事には貪欲でも、死を怖がって生きているとは思えません。

 

何度も繰り返した言葉ですが、今この時を悔いなき時間にしようと思う朝なのでした。

幼虫の観察をする、というのはよい事です。

孫が生まれたら絶対に一緒に虫の観察をしたいと思います(笑)

小さな命を見つめる事が、塾に通わせるより大切だという事です。

息子が幼虫を虫かごに入れて、その虫かごが汚れたので掃除をしようとして

あやまって幼虫を水浸しにして死なせてしまった時の顔を今でも覚えています。

 

さて、貴重な晴れと聞きましたが、洗濯は完了。

昨夜、以前描いた絵を引っ張り出してみて、あまりのへたくそさにがっかりして

少し意欲を失っています(苦笑)

でも、教室に通っている時に、わざわざ花火とか仮想空間の絵を題材にしたのも

思えば今のこの時間のためだったかもしれません。

最初に出会った先生も素晴らし過ぎました。その先生は違う教室に行かれたし、

もう教室には通わないかも知れません。。。

先生に教わった事を思い出しながら、後は我流で絵を描いて行こうかなとも思います。

人の作品が出来上がっていく段階を見られるのも、教室に通うメリットなので

そこはちょっともったいない気もしますが。

 

こうしてどんどんひきこもっていくのである。

 

新しい1週間が始まりましたが、私には昨日の続きです。

今日が何曜日でも何の日でも変わりなく。

社会貢献は出来ませんが、今日も1日がんばりまっする

ハイ、体調は極めてよいです

感謝をこめて

つる姫

追伸

蜩ノ記は去年役所こうじさんと岡田准一さんで映画化されたようですが

よかったですか?

読んでから観るとがっかりすることが多いですが、二人とも好きな俳優さんだし

岡田准一さんは時代劇にぴったりのいい役者さんになられましたね。

ジャニーズにしておくにはもったいない。

時代物を読んでいる時、主役に彼の姿をイメージして読むことが多いです。


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

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