先日の晩餐会の事に戻りますが、会の前の講演のことを少し書き残しておきます。
今回のテーマは、癌治療について。
心臓を患って、その筋の事は少なからず調べましたが、私の場合、そういえば癌とは一体?です。
基本医療関係の方対象ですので、私には難しすぎる内容が多かったですが、免疫療法という言葉が出てきたとき、ない脳みそで思いました。
そういえば、そもそも、人間には、持って生まれた免疫力があるんじゃわ。
その力がなんらかの原因で弱まったときに、病気になるんじゃ。
と、なぜか広島弁で。
免疫力は、疲れたりストレスが溜まったりしているときに落ちるといいます。
現代はストレスの多い時代、古代人も、癌になったんだろうか、と思いました。
生活習慣病といわれるように、飽食や飲酒喫煙が原因のこともある。
放射能とか、煤煙など外からの攻撃によるものもある。
科学の進歩は、人間そのものの進化にはつながっていないんじゃないかな。
自分たちで壊したものを、科学の進歩で取り戻す、なんだか変だな。
こんなことを言っても何の解決にもならないんですが、そんな気がしました。
そして、その中で出てきた「不老不死」という言葉には拒否反応。
人間は生まれて生きて老いて死ぬ。
不老不死なんてありえない。
アンチエイジングに気合いが入る人も、行き過ぎれば、違和感と気持ち悪いだけ。
ただ、死ぬまで健康で生きられれば、ものすごくありがたいこと。
病気にならない人生を、確約できる世界が来ればありがたいです。
病気になったときに、医者に言われた言葉を忘れられません。
「この病気になったのは、運命です」と。
何も悪いことをしてないのに、運命が病気にしたんですって。
受け入れるしかなかったですが。
先日、末期癌の男性の事を描いた「象の背中」という映画をみたばかりでしたので、考えるところが大いにあった、講演会でした。
本当に勉強になり、大学に行って学び直したいと思ったくらいです。
轟爆
晩餐会は付録です。
でも、付録にしては、フレンチのフルコースは美味しかったし、なにより白も赤も、ワインが最高に美味しかった。
そういえば、今年もボジョレーヌーボーの季節ですが、今年は買いません。
年季を重ねたもののよさが、やっとわかりました。
今日も笑顔で過ごせますように
感謝をこめて
つる姫
