春がそこまで来ているような、まだまだ冬が頑張ってるような今日この頃です。
草木の芽吹き、虫も出てきて、
鳥たちは間もなく子育ての季節になるのでしょうね。
先日、テレビで鳥の求愛行動の事を観ました。
あずまやを作って、そこにメスを呼び込み
その前で求愛のダンスを舞う綺麗な鳥。
鳥によっては周りに何か「青い」ものを敷き詰めたりするようです。
また私が見た鳥は、くちばしに青い実や葉っぱををくわえて踊っていました。
その向こうで首をかしげながらダンスに見入っているメス。
その光景は、何ともユーモラスであり、また何とも素敵で可愛らしく思えました。
本人たちは真剣そのものなんですよね。
このブログにもブックマークしていますが山の自然と生き物のブログで
ブッポウソウという鳥の事が書かれていました。
シンプルで短いのでぜひ飛んで行ってみてください。
http://blog.livedoor.jp/kensanjya/archives/52120390.html#comments
このように彼らは本能的に、自分たちの種を守ろうとしているようですが
人間ときたら。。という話ですね。
ところで私は、今の職場に来てからも悪いものを沢山見たり聞いたりしてきましたが
昨日はとても素晴らしいものを見ることが出来ました。
今のセンター長はもうすぐ退職することになっています。
この人はまだお若くて、機嫌が良い時と悪い時が極端な所もありますが
仕事に対する考え方はとても素晴らしい人だと思っていました。
実は私は、この職場で何年か前も少しの間働いたことがありますが
まだこの方はセンター長ではありませんでした。
その頃のセンター長は全く話にならない方で、今のセンター長にいろいろ助けてもらったものです。
詳しく書くとばれますから書けませんが、とにかく仕事に関してはとても一生懸命な方でした。
今回再び古巣に舞い戻った私も、このセンター長には本当にいろんな場面で助けていただきました。
自分の仕事をこなすのにいっぱいいっぱいな他の方とは違って
どんなに大変な時も、食事をする時間も惜しんでお仕事をされていました。
だからこそ、ホトホト嫌になったんじゃないかな、って内心感じていますが
そのセンター長が辞める前の今、事務所の整理をされているんです。
しかも昨日は、汚くて入るのを我慢するような古いお手洗いを（和式）
本当に顔を突っ込むようにして掃除されていました。
私も以前夜に勤務していた時は、お客様が来ない時間にはたまにトイレ掃除もしていましたが
今はトイレの掃除をするタイミングがありませんでした。ま、それは言い訳かも知れないな、とも思いますが。
私はその姿を見てとても感動しました。
辞めてしまう事務所の、汚くて手も付けられないようなトイレを
必死で磨いている後姿。
事務所を綺麗にして、次のセンター長を迎えるという気持ちでしょうか。
それとも自分自身の気持ちの整理でしょうか。
いずれにしても、このような方は滅多にいないと思います。
この仕事をして、お客様の笑顔を見るのが救いだった私も
それ以上に素晴らしいものを見せてもらった気がします。
センター長、長い間本当に大変だったと思います。
お疲れ様でした。
まさに昨日も社員の受けたクレーム処理をされていました。
一人一人がセンター長のような意識を持てば、この会社はもっとよくなると思いましたが
不幸な事にあなたのような方はほとんどいない。
そう言う会社が大手になるのかも知れないなあ、とも思いました。
もちろんそうじゃない企業もあるとは思いますが。。。
たつ鳥 あとを濁さず
鳥のダンスからのつながりで、うまくまとめたところで
心にまた一つ宝物が増えたような気がします。
今日はお墓に入ってきます。アハハ お墓に行ってきますね。
連休最後の方もいらっしゃるでしょう。
素敵な一日になりますように。
感謝をこめて つる姫
