☆つる姫の星の燈火☆

#48 ラブイズオーバーと鳥の声

少し前の話になります。

いつものように、買い物カートを引いてお買い物帰り、前方から、自転車に乗り、マスクをした高齢の男性が向かってきました。

なんとなくお顔を見ると、何か独り言を言っておられるのか、マスクが動いているように見えました。

すると、すれ違いざま

「ラブイズ、オ~~バァ~~♪」と聞こえて来て、もう腹の中で大爆笑。

何を想って口ずさんでおられたか、欧陽菲菲さんのラブイズオーバー、ちょうどラストの部分。

お~~おおおお~~と続いたのかどうかまでは知りませんが、そこまでの歌も聞きたかったような。笑

大人の女性の恋の終わり、切ないけどなんかカッコいい、想像するしかなかった若き日の思い出の歌。

歌はよいものだと思います。

人それぞれの想い、解釈、そしてなぜか大昔の歌の歌詞まで覚えている。昨夜食べたものは忘れるのに。

言葉と音楽が合わさると、記憶に残りやすいんでしょうかねえ。

私の中で、あの名曲が、おじいちゃんと重なって記憶に上書きされてしまったことは、多少残念な事でもあります。

 

去年の二月に描いたすずめちゃんズ。

都会のすずめちゃんたちも、どこかに住みかを作って寒い冬を乗り越え、命をつないでいるのでしょう。

ちょっと調べたことですが、雀はこれと決まった場所ではなく、家の隙間などに枯れ草などを敷き詰めた巣をつくるそうです。

なので、決まった形などもなくて、その場所に合った形の巣ができるそう。

そういえば何年か前に、家の前の電信柱の隙間に、雀が巣をつくっていたことがありました。

何度も出入りしていたので、巣をつくったのだろうと思ったのですが、そこにカラスがやってきて、雀たちが大騒ぎしていたのを見かけたことも。

カラスにも居場所が少なくなっているし、命をつながないといけないので、責めるのも気の毒なのですが、どうもカラスは嫌われ者になりますね。かわいい七つの子があるのにね。

都会では、住宅も気密性が高くなって、雀の巣作りも難しくなって、数が減っているのかな。

自然の生き物と人間との共存。昔はうまく行ってたんじゃないかな。

追いやったり保護したり、その対象も人それぞれの都合なのですね。

 

今日の言葉

水に住む蛙 (かはづ) の声を聞けば、生きとし生けるものいづれか歌をよまざりける

 

生きているものは全て歌を詠んでいる、ということらしいです。

赤ちゃんもおじいちゃんも。

そういえば今年は裏の空き地に鶯はくるのでしょうか。

裏にあったサクランボの木が切られてしまい、ソメイヨシノの前のサクランボの花はみれなくなったしなあ。

ちなみに鶯の別称は、歌詠み鳥だそうです。

 

ご訪問いただきありがとうございます。

感謝をこめて

つる姫


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

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