☆つる姫の星の燈火☆

諦める決意

今日もご訪問くださり、ありがとうございます。

朝から真っ青い空が広がっています。

今日もあついぜ。

熱中症には十分お気を付けください。

 

さて、つる姫は数か月前から読書というものを再開して

夏目漱石、太宰治、芥川龍之介、正岡子規などを乱読しています。

昔読みそこなったものを読んでいる、という感じです。

 

正岡子規。

恥ずかしながら知りませんでしたが、34、5歳で結核で亡くなったんですね。

11歳のころにはもう、漢詩を作っておられたとか。

意外にも野球が好きだった方のようで、野球のルールを説明したものは面白かったです。

>>攻者(防禦者の敵)は、ひとりづつ本基(ホームベース)より発して

   各基(ベース)を通過し再び本基に帰るを務めとす。>>

>>走者(ラナー)ある事情のもとに通過の権利を失うを除外(アウト)という。>>

などなど、下手にカープが負ける試合を見ているよりもおもしろい(爆)

 

写生文と呼ばれる彼の文章を読んでいると

彼が病床で見た光景が、はっきりと浮かんできます。

そして、立って歩いていきたいところに行ける普通のことが

いかに幸せなことかと思うのです。

 

殊に印象に残った一節があります。

 

>>余は今まで禅宗のいわゆる悟りということを誤解していた。

   悟りということはいかなる場合でも平気で死ぬる事かと思っていたのは間違いで

   悟りということはいかなる場合でも平気で生きて居ることであった。>>

 

つる姫は悟りは開けそうにないな。

 

それから、諦める、ということを聞かれた時の子規は

>>病気の境涯に処しては、病気を楽しむということにならなければ生きていても何の面白味もない。>>

と、答えています。

病気であることを楽しむ。

それは、出来そうにもないことですが

子規の本を読んでいると、思わず笑ってしまう件もたくさんあります。

ユーモアとお笑いの違いを感じます。

 

死、ということは究極ですが

誰しも何かを諦めて生きていると思うのです。

諦めなければなんでも叶うと、オリンピックのメダリストたちは口をそろえますが

そうもいかない人が多数だと思うのです。

どこまで頑張ってそれから諦めるか。

諦めるというのは、諦めないよりも決心の要ることかも知れないですね。

 

諦めが肝心とも言いますしね。

 

何でもかんでもすぐに諦めるのもどうかと思いますが

まあ、人それぞれということです。

 

病床から見上げる景色を、繊細に表現した子規の文章に

心を打たれたつる姫なのでした。

一日が始まり、時間が流れ暮れていく。

ただそれだけを感じて生きていられることは

それは、本当は究極の贅沢なのかもしれないですね。

 

このように昔の本を紐解きながら、ひとりで人生を考えているのであります。

へんじんと言われる所以です。

にんじんと言われたことはないですよ。

にんげんだもの。

 

さて、体の元気な者は

今日もきっちりお仕事をしましょうね働かざる者食うべからず。メタボ一直線。

学生さんは、ちゃんと学びましょうね知識を持っているってことは、決して損をしないです。それをいかに生かせるかも大事です。

 

今日も占いますぞ。

 

あなたが、今日最初に見た人の頭が禿げていたら

忘れものに注意しましょう。

旦那様が禿げている人は、たいへんだあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

禿げた方の写真はないですよ(笑)

忘れ物しないでね。

 

 

素敵な一日になりますように。

感謝をこめて                                              つる姫


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

コメント一覧

つる姫
ブラボーさん
ムショ(笑)
私は出産にまつわる入院しかしたことがないのですが
病院というところは、異空間ですね。
病気ではなかったですが、わかる気がします。
それが何日も続いたら、と思うと。。
私も最近ちょっと度が過ぎているので
気を付けないと、ムショ入りですわ。
病気になってから気づくこともあるのでしょうね。
コメントありがとうございます。
ブラボー
病人の心得
大した病気では無いと思われるかもしれませんけど。。私も
かつて病床に居た時、数々の経験をしました。
病院を出た時は、まるで刑務所からの出所のようなプッ
シャバは良いなぁ~の気持ち。カラフルな色の世界

またムショ(病院)に戻らないよう日々摂生せねば!と
心新たにしたものです。

で、病気を楽しむとまでは行かないけれど、病気と共に
楽しむ事を取得した次第であります
つる姫
ふっきーさん
正岡子規の横顔の写真ははげですがね。
うちのとーちゃんもはげてません。

源氏物語、昔読んでて途中であきた(笑)
私も最近また読んでみたくなったところです。

ブックオフにいってみるか。
ふっきー
と~ちゃんはハゲでない
正岡子規の写真は見た事がありますが
本は読んだ覚えがありません。

春に宇治に行って「源氏物語ミュージアム」に行って
「源氏物語」を読んで見たくなりました。
今、やっと5巻まで来ました。
登場人物が多くて把握するの大変です。
行きつ戻りつしながら結構、楽しく読んでます。
大衆文学ですね、と言うか週刊誌の連載小説みたいかなぁ~(^^;;
つる姫
天道虫さん
笑っちゃいけないけど
笑っちゃいました。
忘れものに気を付けてください(爆)

正岡子規、また読んでみてください。
昔の文学はよいです。

今は図書館で借りてきているのですが
やはり、自宅に置き場を作り
将来孫たちにも読ませたいなあなどと
思う今日この頃です。
書斎がほしいなあ。
天道虫
勉強家ですね。
正岡子規は昔数冊よんだことがありますが、記憶になくなっています。改めて読み直すのは必要ですね。
はげの人はどうすんですか!鏡を見ないようにしよう!
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

最近の「フォト&エッセイ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事