昨日観たのは、デヴィット・アッテンボロー氏の、地球に暮らす生命。
BBC制作のドキュメンタリー映画です。
チェルノブイリ原発事故で廃墟と化したアパートに足を踏み入れるシーンから始まります。
デヴィット・アッテンボローさんは現在94才位だそうですが、20代のころから地球上のありとあらゆる場所に足を踏み入れ、人間があっという間に壊してしまった自然のバランスの事などを調査して来られました。
私が漠然と知っていたことの詳細がわかり、愕然とするしかなった。
人間の行いのせいで犠牲になる自然や生き物たち。
このままいけば、子供の将来、孫の未来の地球は、まさに地獄です。
観ていただくのが一番だと思いますが、映画のラストは最初のシーンに戻り、チェルノブイリで廃墟の町となった場所に、植物や生き物が戻ってきて、新しい環境で命を繋いでいるという光景で終わります。
いま人間は、壊したり失くしたものを取り戻そうとしている。
そして、多くの人、特にエライ人たちが意識を変えれば、まだ間に合うという希望も見える映画でした。
これは、学校で上映してほしい映画です。
また、このような危機的時期に入っている地球が、新型コロナのパンデミックになっているのは、これはやはりチャンスなのではないか、
「神」が与えてくれたチャンスだと。
人間の知恵だけが、地球を救える。
その前に、人間という種が絶滅するという可能性は。
因みに現在、地球に住む哺乳類は、60%が家畜、33%以上が人間、残り4%がネズミからクジラを含む野生のものだそう。
人間の手が及ばない哺乳類はわずか、ってことですな。
そうそう、肉食動物1頭に対して、捕食対象の動物は100頭だそうですよ。
食物連鎖の頂点が大きくなったら、そりゃピラミッド崩壊ですよね。
たまたま見たのですが、若者の結婚願望や子どもを持ちたいという思いが少なくなっているようです。
少子化が進むわけです。
これも増えすぎた人口を調整する、ひとつの「進化」なのかも知れませんが。
映画は、「あなたはこの映画を誰に見せたいですか?」の言葉で締めくくられていました。
私は、沢山の子どもたちにみてほしいと思いました。
まずは自分の子どもたちと孫、そして、ここに訪れてくださったあなたにも。
一人では何も変わらないけど、一人が集まれば大きな力になる。
そういう意識を持って育つことが大事。
という気持ちで、このドキュメンタリー映画を紹介させていただきました。
人間にとって一番大事な資源は、子どもたちだと思う。
燃やすのは、命。
私自身は、自分の中に在る思いを絵にかいたりしているところです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫