昨日か一昨日、電車内で千枚通しを取り出して捕まった人がいましたね。
先日の京王線での事件の事もありますし、電車に乗っていた方たちはさぞかし怖い思いをされ、パニックになられたことでしょう。
乗務員さんの対応が問われたりしていますが、電車での事件は少なからず起こっていますし、マニュアルなどの徹底はもちろんですが、状況も様々ですから、咄嗟の判断というのも必要になるのでしょう。
何年も前からですが、私は電車を待つとき、後ろから押されるんじゃないかという不安を持つようになりました。
可能であれば、後ろに階段のある場所、つまり人が後ろに来れないところで待ちます。
これはもはや異常な精神状態かなと、自分が恐ろしくなることもありますが、それは、以前若い男性が、たまたまそばにいた女性を抱き込んで線路に飛び降りて、二人とも亡くなったという事件があったからです。
電車に限らず、道を歩いているだけでも、いつ何が起こるかわかりません。
横断歩道が青になってからでも、絶対に左右を見てから渡ります。
青になるのを見越して、まだ赤のうちに飛び出す方もおられますが、赤になってからでも突っ込んでくる車もいますからね。
ものすごく危ない場面を見たこともありますし、私もそんなような目にあったことがありますから。
目撃したのは、横断歩道がしっかり青になってから渡ろうとした高齢女性の目の前を、猛スピードで走り抜けた車。
女性がもう一歩歩いていたら、たぶん10メートル以上は跳ね飛ばされたと思いました。
私の場合も、青信号で渡っている横断歩道のど真ん中、左から車の爆音がしたのでふと立ち止まったら、完ぺきに信号無視というか、信号をみていないと思われる車が、高速で通りすぎて行き、スマホでも見ながらボーと歩いてたら、死んでいたと思いました。
湘南にいた時です。あそこでは、二度位そういう事があって、無茶苦茶な車やバイクが多かったものですが、つい最近バイクの信号無視で高齢の夫婦がはねられて亡くなったニュースを見て、ついに事故が起こったか、と思いました。
以前、外に出たら何があるかわからないからと恐れて家に籠っていたら、空から何かが落ちてきて屋根を突き抜けた、なんていう星新一的なCMを観たような気がしますが、まさに一瞬先に何が起こるか。家にいれば安全という事でもないという、確か保険のコマーシャルだったかなあ。
先日の事件でも、専門家の方が、とりあえずパニックにならないように、とかおっしゃいますが、そんなの無理です。
パニックになるのが普通の人間です。
そこに数人でも冷静に考えて、咄嗟に指揮をとってくださる方がいればいいのですが。
我先に、と思う事を責める事は出来ないと感じます。
そういえば以前電車に乗っていた時、同じ車両の前の方で、最初小さな悲鳴みたいのが聞こえ、「誰か！！お医者さんはいませんか？」と叫ぶ女性の声を聞いたことがあります。
一緒にいた人か、そばにいた人が具合が悪くなったのでしょう。
通路に人が立っていて、様子は見えませんでしたが、私の後ろを一人の女性が駆け抜けて行きました。
その後また、ひとりふたり、と走って行かれました。
テレビでみたやつだ。。医療従事者の方って意外と沢山おられるのだなと思いました。
そんな時に駆けつけてくださるなんて、本当にありがたいことです。
日本ではコロナも落ち着いて、コロナ対応で大変だった医療従事者のみなさん、少しは楽になられているのでしょうか。
ゆっくり温泉にでも浸かってほしい、と心から思います。
話がずれますが、マタニティマークやヘルプマークを付けている方が、逆に何らかの嫌がらせを受ける事があるようです。
人として信じられない事です。
私も手術した後では、ヘルプマークを付けて電車に乗りたい時期もありましたが、逆に目立つのも怖いと思った。
電車で旅をするのが好きな私、極端に恐れていては何もできないですが、常に心構えを忘れないようにしたいものです。
電車に乗って、色々な人間模様を見る事もありますし、マナーの悪い人も少なからずおられますが、事件にだけは巻き込まれたくないものです。
ぼーっと生きていたいものですが、厄介な世の中ですね。
持って生まれ、あらかじめ用意されたそれぞれ人生のシナリオ、先は読めないし書き換える事はできないのでしょうか。
だからこそ、今、今日を大事にしないと、ですね。
ボクちゃんのあたまのなかは、ごはんとごほうびのことでいっぱい。
きらいなおさんぽも、ごほうびのためにがんばるんだワン！
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫
