ぼくぽてちん忘備録

a chainless soul
ずーっと夏休み

椅子取りゲーム、空席ゲーム

2022-10-14 05:00:00 | 日記
「櫻井さんはまだ山登ってるんでしょうね。あの雪山の経験はすごかったです」
としばらく会っていない友人から、これまた長い付き合いの友人に連絡があったみたい。
彼は、私の人生で知り合った人の中で、すげー人TOP5に入るの建築家の人。
「いや。。。櫻井さんはここ数年。。。山ではなくてね。歌舞伎町の。うんうん。テレビにも出てたよ。うんNHKスペシャルにも。そうそう。山はね。アル中でね。。すこしだけ入院してて。。うんうん今は大丈夫。山はやめちゃってると思う」
受けた友人も回答に困っていたよう。
申し訳ない。全然登ってない。
それどころかあれ以降、歌舞伎町に上陸して、吞んだくれて、成果もあったけど夏の高尾山より簡単な山を迷い遭難して、重篤なアル中になって、ヒトに堕ち、海(久里浜)に行ってました。
先生、覚えていてくれて幸いです。

登山はそもそもリーマンショックで、借金も現金も失ったときに、やることなくなっちゃって、それで登山靴だけ買った。
それからはまりにはまって、山小屋で怒られながら、装備を補完していき、暫く百名山を登り続けた。
当時、貧乏で引っ越した中村橋のアパートの近所にハルオという友人が住んでいて、毎晩入り浸って吞んでいる中、なんとなしに山に誘ってみた。
なんかやたら速いのよ。ハルオ。
彼は高校時代野球部のキャプテンを務め基礎体力がある上に、欧米人並みに手足が長いこともあって、恵まれた体であることは間違いないが、一緒に酒かっくらって、明け方ラーメン食って、でっぷり中年太りなのに、なぜかやたら速いの。
「ちょっと泳いでくるわ」段々呑みの時間も減ってきて、なんかどんどん成長していく。
「ハルオ、トランスアルプスって知ってる?」
その頃のトランスなんて、ゴールに対して迎える人も居ない。
山家を志す私にとっては、羨望そのものであり、酒吞みながらの話のネタであり、登山中息を切らして思えば虚構でしかないほど遠い存在だった。
ハルオ、それやっちゃったのよ。
トランスジャパンアルプスレース
ゼッケン22番。時代は変わり、GPSでリアルタイムで進行を見守れる。彼と私のこの十数年に何の差があるのか。これ以上簡単に説明できるものはなく、ハルオはずっと走ってたんだなぁ。
そう。ハルオも会ってきた人TOP5に入るよ。彼は痛風サラリーマン。
ちなみにこのレース、起源は個人の趣味で、会社の夏休み(8日間)を利用して始まったもの。いい迷惑だわ!こんなことになっちゃって。ちょっと感動したわ。






頭書の彼は日本が誇る、日本を恥ずべき世界有数の若手建築家さん。
彼を登山に誘ったのも確かに私で、最初の登山の時、ものすごい吹雪いて道迷い起こしちゃって、その他のパーティも思いっきり道それてたの。
体力なんか大してないくせに地図読むのが得意なだけで全員連て帰ってきたのよ。正直かっこつけてたけど(死んだ死んだ)泣いてた。先頭で良かった。
そのイメージが残っているんだろうな。
その後彼は、極めて残念なことに日本を離れ、優秀な技術と実績を携えて中国に移住する。
彼を手放した日本、恥を知れ。中国、立派だよ。彼をありがとうね。でも生活はストレスだってさ。

彼はこれらの成果を海外で残す。
これを見せられて東京なんて歩きたくないよね。
歌舞伎町以外は恥ずかしくて顔上げられないよ。
あんまりいいたくないけど、せいぜい港区程度で遊んでろよ日本人。


うーんこれ、岸田には無理だよ。
民間に与えた総合設計制度の成果物なんて
「MID TOWN」「GINZA SIX」
恥ずかしすぎんだって。近平の爪の垢でも煎じて飲め。
日本人には無理。
あまりに遠すぎる。
藤巻健史の話を聞いてて思ったけど、
もうガラガラポンでいいよ
日銀破綻して、ハイパーインフレになって、増税して、貧困化すればいいじゃん
その逆、財政出動して、需要喚起して、供給能力も技術も飛躍して、
核完全稼働させて、武装して、その立場を以って世界に向かって、核放棄を謳ってみればいいじゃん
日本人を以って断言できる。どの立場を以っても、無理だ
各々が望む結果を迎えてみれば分かるよ。「個人」と「不自由」「時間」について。それ以前に直近のバブル期のニホンジンをみれば分かりそうなもんだけどね。

ポランニーの自由、資本主義について
商品化してはいけない事物(土地•労働•貨幣)元々あった事物を資本として利用する主義、その表出した事物が資本主義の成立過程そのもの、形成要因そのものだからこそ、それそのものを商品化、利潤の主軸にするから主義が統合失調になる(過去の言動との整合が自動的に整わない)
だから、コミューン、消費者アソシ、生産者アソシに諸個人が責任を伴って参加することで、この三つの対立を避け、コミューンが機能的均衡を果たすべきで、それには透明性が必要だと言っているのかなぁと思う。
私は、コミューンと消費者アソシが常に(定期的に)合議すれば、同時に透明性の確保もできると考え、生産者アソシの調整も機能的に獲得できる。
政府が需要を担保すれば、国の成果物を相応に得られる。と考える。
現在は社会者アソシ(アソシアソシ社会者社会)という空っぽが怪物になって合議を求めているから、政府が担保すべき財出論をアソシアソシで空転している。個人から人へ人からヒトへ。
彼は壊れた社会(資本主義)の中での個人にも論じていて
何となくわかってきたけど、
社会的な安い諸関係に期待し、望み進んで身を削り、十分に控除された後に余された自由なんてもの、近代的自由の概念そのものが妄想でしかない。何にもない空っぽな社会的な諸関係、家族契約にせっせといそしんでいるのがニホンジンだね。
自由からの逃走どころか、怖がることを知らないんだよね

「現在もてはやされる社会学テクストは誰のもの」という論題から貰ったけど
その時々のアソシの担い手のものだね
コミューン以外の個人のもの
ただ現在では、埋め込みから出てきた社会に埋め込まれるために個人が依存しているから。埋め込めるわけがないのに。
SNS依存なんてほんの表層だよ。
そうそう笑っちゃうのは、paypayね。
残高の上にお笑い芸人が宝くじ売ってんのよ。
通帳のページに宝くじの宣伝があるようなもんだよね。
それどころか銀行窓口おばちゃんが出金伝票持って、宝くじ売場のおばちゃんが領収証持って同席してるようなもんだからね。
チラチラ見てればセルフサブリミナル効果だよ。
株式市場、金融派生商品をどう説明する?アソシアソシは。


社会は統合失調、個人は社会依存症

依存症は依存症らしくしてなさい
依存症ね
依存症は正しくビビること
わたしは、
東京を離れて良かったと思っていて、
東京を離れ、歌舞伎町に身を投じて
断酒をせっせと続けている
アル中時代の私→私は小学校の頃から呑み始め、社会に出てからは、文字通り毎日欠かさず呑み続けた。
寝るなんてしたことない。
毎日泥酔して気絶。
翌日の仕事の予定に合わせて、酒量を増加させて気絶。
パジャマなんて着たことない。
この時代に井川論(スピリタリアン)に出会ってなくてよかった。
間違いなくヒトで死んでた。
呑み続けて考え続けて、戦ったり逃げたり、興奮した日々。

これを止めて乃至は失って、わたしは活動できるのか自身を慮っていた。
アルコールなしで動けるのか、思考はできるのか、コミュニケーションはとれるのか、仕事はできるのか、性行為はできるのか、読書はできるのか、文脈を作れるのか、ずっと不安だったし、未だよく分からない。
ずっとびくついてただただ生きている。
繰り返すけど、
東京を離れ、歌舞伎町に身を投じている、この日常に結びついてよかったと思っている。
白昼堂々元総理が撃たれても、国内にミサイルぶっ放されても、頭上をミサイルかっ飛ばされても、ただただ、丁寧に毎日を終わらせている。
終わらせるを繰り返す。
芸能人の不倫よりも隣国のミサイルよりも、一日を終わらせることが大事。
あれ?あはは、良い患者だねぇ。
医者がいいのよ。何となく間が抜けてて。天才で。たくさん宿題くれて。
歌舞伎町、ネット依存、ギャンブル依存、児童相談、毒親、家父長制、
なんでも宿題ください。私は宿題のおかげで、一日を終わらせられる。
歌舞伎町と宿題のおかげでアルコールを止められている。

そうだ私の担当医も私の人生TOP5(上位)に入るね。
あらら3人埋まっちゃった
あと2人
いやあと1人か
呑んじゃいそうだからもう現れないでください

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