ぼくぽてちん忘備録

a chainless soul
ずーっと夏休み

遁走記㊵(交点)

2023-10-11 05:41:00 | 日記


「番号取って売り上げ計上してるかもしれないよ。美容は仕入原価にしてるだろうし。そしたらあきちゃん損金計上できるじゃん」


討ち損ねちゃったのよ
悔しいわほんと
三谷さん怒ってるだろうな
いやそもそもこんな小ネタ相手にすらしてないか
まぁ、何れ三谷さんに頼んで版権買ってでも自費公開しよう
ネタはまだまだ積みあがる
そして、余生を共に嘆こうね



【あした、この国は崩壊する】
 (著者:黒野伸一、監修:タケシ)
予測と記憶、2軸の同時作業は結構疲れる
訴訟準備に疲れて手に取った本が、半年くらい前に買ったタケシ監修の本
2軸を見事に描いた作品、タケシこれ、監修だけじゃねーだろ
先越された感がある
これまた悔しい
「主人公ら」は1980年生まれの、
1998~2043のお話
4個下の不良はチーム後期のギャングスタイル’98から始まる
そして現在のポストコロナ’23を経て、2040~2043で終わる
1998年わたしはパンチパーマで不動産業にいそしんでいた
2023年わたしはチリチリパーマで歌舞伎町にいる
この物語、実話実名に沿って進めるもんだから、当然移入する
全く同じ時代わたしは、
 かなり同じ環境下の、
 かなり下層の、
パラレルを並走していた
私との交点は
 P117でやってくる
そしてまた離れ並走する
 P375でまたさらに深く交わる
そして最後まで永遠に交わらない
共通する交点は、
「国に争うことを押し付けられた」
この部分に関してはより深く本質を記述が出来るだろう

タケシ、歌舞伎町だって違うよ

この人と夜の町でぶつかって、
みんなで辿り着いた結論
いまはさらに酷い状況になってるよ

P117についても片っ端から外資と実践で戦ったし、彼らに優っていたと思う
彼らはロビーと法改正で対抗したが、わたしは既存インフラ(法)を上手に利用し出し抜いたと思う
ところが、リーマンショックの最後お金を持って帰っちゃったのは彼らだった

うーん、全般的にこの本に準えて、下層並行社会を記述してみたいなと
タケシありがとう
奇しくもタケシが教えてくれた下学上達だよ
どうだ追いついてきただろう
同じ時代を生きてきて、共に平成令和の大罪を背負っている

言葉を借りれば「高齢者の高齢化」と平成を看過した私たち世代
私が大嫌いな団塊世代を討ち損ねることにより令和の失敗に加担し始めている
解釈、1940~1980生まれによる原罪の委譲の物語
永代馬鹿にされる世代の主役枠が拡張され、見事抜擢されたわけだよね
タケシと私は同じ敵と戦ってきたのだと思う
但し、現場が違いすぎる
わたしはもろ直接対峙だったからね
敵の敵は、結局敵だったね

物語としてはどうなんだろう
主観が入りすぎて小説としての評価に及ばなかった


冒頭のセリフは、超優秀な財務家、一部上場企業のファンドマネージャーをやっている中学からの同級生
ぽんこつ中学に入らなければ彼との交点もなかっただろう
イギリスにいる彼からとある上場企業のブラックな情報収集のためにわたしに電話が来た
知りうる限りの、ブラックな情報を提供する
そういえばこの話も中止していただいた街録chで話したな
「あきちゃん。この情報分かったけど、社内でどうやって仕入れたんだってなっちゃうよ」
あはは失礼な、でもそれはそう
彼は社会人の起点’98頃は同じ層にいたんだけど、今はタケシに近い層にいる
「じゃあ、中学からの同級生で、柔道も真面目にやっていたんだけど、どこからか人の道を外れて、でもいいやつなんですよって説明したら?」
とからかってみせて、互いの近況を交換していたところ、
冒頭のセリフに続く
あははおれは客だったのか
だとしたら大満足だよ
その理由も、同chで話していた
そうだよ私は幸せな人生だよ
幸せな人生を自慢したつもりがピー音だらけで使い物にならない
「悪事千里を走る」
しかもちょっぱやで

※三谷さん本当にありがとうございました。


やばいお勉強しなきゃ
タケシのせいで、
タケシありがとう

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