遁走記㊶（遁走者）

寝れねーな

今日は渾身の２６頁の審判の日

今月頭の札幌疲れから、先週の夜逃げ疲れが溜まりに溜まっているのに

夜逃げは、なんとなく高揚する出来事だった

たったその当日降って湧いた、地球上でたったその人しか知らない

加えて逃げる人も幇助する人（私）も互いに素性も分かっていない

ただ状況、ヒトの状態だけが一致した不思議な出来事だった

ご無事でなにより

”死ぬんだったら止めない、出頭するから安心して私の前でやれ”

24時間後これだけを約束して出発した

348km長かっただろうに

来週会ったら自己紹介しましょう

忘れてたわ

「改めまして、実は私が遁走者です」

一審判示なんてそう簡単にひっくり返せない

でもあれだけやったから期待もしてしまう

とはいえ、30年近い不動産人生、何度もガックシしてきた

そう、主がクソで、おれがガキだったから

「だっておれ悪くねーじゃん」

そんな裁定あるわけねーだろ

今回、邪魔されることなく没頭した26頁

負けたらこいつと同類

勝ったら私が肯定される

うーん寝れない

まぁ先生の報告、寝バックレでもいいか