ぼくぽてちん忘備録

a chainless soul
ずーっと夏休み

遁走記㊽(おっそ!)

2023-12-24 05:12:00 | 日記
「今年は来年より良い年になるでしょう」
タケシ界隈ではそれが通例の挨拶になっているんだけど、
私はそれに対抗する
「今年は昨年より良く、来年は今年より良くなるでしょう」

振り返りなどしたくなかったけど、いま受け容れられる
上半期にとても辛いお別れがあったけど、
下半期をよりよく過ごせた
決起は10月の「夜逃げ」に始まったと思う
あの邂逅からこの「島」に気づき
本質に辿り着く

更に言えば夜逃げまでの消沈期間、
「法」に没頭できたこともこの対抗への助力となっていて、
その自己拘束力=自由力の源は久里浜へ遡る
そして12月12日へと向かう

結実、恐らく来年にそれを見ることができると思う

「本」との出会いもあった
今年は本の当たり年だったと思うが、
タケシのそれは当たり前なんだけど、
特筆すべきは、
上半期の「佐佐木吉之助」
後半期の「小島光造」
この孤高の作家群像、その作物(紙の束)そのものが私に途轍もない影響を与えてくれたと思う
小島光造が2006年に書いた『回天特攻』は、
私が前述「夜逃げ」の人と共に歩いた大津島から始まり、
明治期の政策が「無限責任」を生み、
特質が除斥された戦後昭和期の「空気」の研究を論じ、
平成を断罪する
P196手が止まる「このヒトすげーな」
P200でタケシの言う「開国攘夷」と符合する結論に至る


あと一冊、私の「手帳」も気がつけば過去最高の分厚さになっていた
しかもぶっちぎり
あと1ページで完成
最後の欄は"帰国"そして"虎ノ門病院"


そんな積み上げてきた一年、社員とも約束した境地へ向かう翌年を前に、
一つ懸念が残っている

それは私の歴史を塗り替えられるたった一人の人
その人の存亡にかかわること
47年の付き合いになるが初めて聞かされる事実が多すぎる
その人にはまだたくさんの知らない事実を聞かせていただきたい
よーじ、来年早々そっちに行くからまだ待ってろ

つい先日開催された茶番でも、本来その人は当然上位に位置している
茶番は、その人は欠席を余儀なくされ、
劇場を今後維持するそっち2人が野面でぼけーっとして終わる
こんな感性腐ったやつがよく出版携わってられるな
演者か客かもわからない茶番劇
見てるこっちが恥ずかしい時間だった



互いに越訴であるには違いなく

そっちらは
"歴史に対する挑戦"
をしていることにも気づかずに呆け
私は
"歴史への挑戦"
を続ける

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