ぼくぽてちん忘備録

a chainless soul
ずーっと夏休み

遁走記㊷(ざまーねーな)

2023-10-25 18:02:00 | 日記
先生からの電話で起きちゃったよ
「(判決)出ました。。。。。」




ざまーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
勝ったぜぃ
私の不動産史上に確実に残る勝利だと思う

勝因1は素直に私の不動産に対する造旨の深度を挙げる
不動産なんて原始的に言えば利得と損害の相反する直接対峙が取引の現場であり、そこに辿り着く心理戦でしかない
だからポランニーもやめろと言っている
その膨大な蓄積された履歴が効用を、効用の満足を生んじゃった

勝因のもう一つ、今考えれば
依頼人と、代理人の信頼関係の構築なのだろう
何度となくぶつかったし、
途中人間関係壊れるんじゃないかと危惧したが、
それでも遠慮なく進言した
控訴理由書を補完していく毎朝のストーカーのようなメールの中に、
先生へのお手紙(私のキモチ)まで含まれていた
異性であれば間違いなく職域を超えたストーカー行為だろう
先生からすれば、こんな生意気な依頼人みたことないだろう
私の行き過ぎた表現に対しては窘める行動も示していた
何度も何度も打合せを重ねた
条文に充てられない程マニアックな不動産の現場の話も聞いてくれて、理解して完成した、
この一冊に賭けて臨んだ
お互いに妥協しなかった
あまり好きではない言葉だけど絆のようなものがあったと思う

で、冒頭の今日の一言目、あんな暗い声しちゃって、
悪いなー先生も、演技しちゃって
先生も興奮していた
金なんかどうでもいい、なにものにも及ばない領域に辿り着いた一つの結論に狂乱した
この一冊は、残る
これを以って一生付き合ってやるよばか


【独立不羈】
もしかしたらこれは徹底した自分拘束能力なのかもしれない
自制心なんていう崇高なものでも、瞬間的なものでもなく、絶望を自認してそれでもなお続く時間に、何も求めず、動かず、間断なくただただ過ごす
自由の代償だね


先日命の恩人の先生が
「桜井さんはよく孤独に耐えられますねぇ(オモロ関西弁)」
と仰ってくださった
耐えられるわけないじゃん
だから壊れて久里浜に行き、
今もあなたと共に活動してるんですよ



【R5.10.25、たかがイチ下級審(高裁)判決】
でも言える
全不動産屋、社会人へ
仕事なんてものは、情弱相手やお得感やそんなものではないし、
そんなものは恥ずべきことだよ
一方、苦労や努力や根性でもない
実直に進むだけだよ
等しく与えられた時間を

もし、仮に今日負けていたとしても、
素直に受け取る
但し、その時でも
そこにある私は
独立不羈であり不動なんだよね
もう一回、ざまー、なめんじゃねー



なんとなく、松田が生きていれば喜んでくれただろうなぁと思う
泣いたり笑ったり大変で、さいこーな一日だった

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 遁走記㊶(遁走者) | トップ | 遁走記㊸(お喋りに過ぎる) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿