ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

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【映画】ミッドナイト・スカイ…好みで良質、短編小説の読後感と同じものが味わえる

2022-01-09 19:50:01 | 映画
本日2022年1月9日(日曜日)2度目の更新です(1度目はこちら
1回目の記事更新とは前後するのですが、更新前に「デアデビル」第13話(第1シーズンの最終話)を鑑賞。
更新後には「Netflix」「ジェシカ・ジョーンズ」第1話、その後同じく「Netflix」「悪魔はいつもそこに」を鑑賞しました。

…そういえば今日は一歩も家から出なかったなぁ💦

2022年1月23日 21:10追記:この日本日2022年1月9日は、この記事アップ後に「Netflix」「マザー/アンドロイド」も鑑賞しました)



以下はそれらとは違う映画の映画鑑賞記録です



「ミッドナイト・スカイ」📡
監督 :ジョージ・クルーニー
出演 :ジョージ・クルーニー、フェリシティ・ジョーンズ、カイリン・スプリンガル
制作年:2020年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :The Midnight Sky



2022年1月2日(日曜日)の夕方から夜にかけ、「Netflix」日本語吹替版で鑑賞しました。



概要
リリー・ブルックス=ダルトン原作のSF小説「世界の終わりの天文台」の映画化。
2049年突然起こった異変(劇中では詳細読み解けなかった)により人類は滅亡の危険に晒されていた。北極圏にある天文台の職員たちは、この場所も安全ではないと考え撤退を始めるが、天文学者のオーガスティン・ロフトハウス博士(ジョージ・クルーニー)は単身で天文台に残っていた。輸血を続けなければ数日で死んでしまう末期患者の彼はこの天文台で最後を迎える決意をしてのことだった。オーガスティンは、木星の衛星で居住可能な星K-23から帰還してくる宇宙船アイテル号に地球の危機を伝えようとコンタクトを取ろうとするが、その通信はうまくいかずにいた。
アイテル号では乗組員、ゴードン・アドウォール船長(デヴィッド・オイェロウォ)、ゴードンとの間に新しい命を宿したサリー・サリヴァン(フェリシティ・ジョーンズ)他乗組員たちが長く地球と更新できないことを訝しがりながらも、K-23が居住可能との調査を終え明るいムードの中帰路についていた。
オーガスティンは孤独の中、ひとりで食事をとっていたが、ふとテーブルに目をやると皿がおいてあり誰かが食事をした形跡を見つける。その後火災アラームが鳴り、現場に駆けつけると、そこには一人の少女(カイリン・スプリンガル)が隠れていた。



感想
私が好きなタイプのガチめなSF映画
良い映画で見応えもあり、最後には感動も覚えます
「ゼロ・グラビティ」でも思いましたが、ジョージ・クルーニーと硬めなSF映画は相性が良いようです

話は実は単純(ネタバレですが)
概要欄にも前述したように、人類が滅びるきっかけになった事件やその後のパニックを描くつもりなどないようです。
そういう設定下で一人で生きている老人の人生への後悔と回想、娘への思いを描いたもの()です。
多分、主に見せたいものは謎解きでもないんだと思います。

宇宙船に乗っている女性がおそらく娘だという描写は前半でシッカリあるし、
少女アイリスの正体も、割と早めから、そうだろうと想像できるように作られています。
例えば、極寒の地の行軍にあんな幼い少女が耐えられるわけないとか…
子供の頃のアイリスとは話したことないからなのか()、あまりにもキャラクターが薄いとか…
…とはいえ、冒頭の天文台から撤退する家族の女の子が行方不明になって母親が探すシーンの挿入により、ミスリードするように仕掛けては来ます。
この仕掛けなかったらやや退屈かもね…冒頭のシーンでは明確に「姿見えない女の子は別便で行った」とキチンと説明されてるんですけど、この冒頭のシーンのお陰でずっと、もしかしてって気持ち持ちながら観れます。
このあたりのバランスも実に上手い映画です

で、お話は残った人類各々の思いで静かに締めくくられます。

単純なので説明しづらいですけどね…
視聴環境のある方は、是非観ていただけたらと思う1本
短編小説の読後感と同じものが味わえる感じのものです

で、昔当ブログではよくこじつけていた…
「藤子不二雄(藤子F不二雄)先生が書きそうなタイプのお話」
でもありました。
(藤子不二雄なら、幻の子供とか出さなそうだけど)


ということで点数は5点(5点満点中)です。



では、このあたりで



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