これが五月病なのでしょうか
ちゃんと仕事はしてるけど、やる気が全然出ない気がするピロEKです
先日(2010年5月22日・土曜日)にブックオフに行った時のお話。
ブックオフの中古ゲームコーナー付近で小学校低学年ぐらいの男の子が、
“ギャバクラ”なるものについて熱弁
「俺は絶対ギャバクラにはいかんバイ」
ってな感じで友達だか兄弟だかに向かって強い口調で…ここは北九州なのに何故か博多弁で(博多方面のお子さんなのかな)。
“ギャバクラ”がキャバクラの言い間違い(?)であるらしいことは何となく想像できましたが、相手は小学校低学年ぐらいの男子。なんとも不釣り合いな単語です。
その男の子、引き続き…
「ヤ○ザとかこ○すんバイ」
などと、実に物騒な発言。もし中洲で聴いたら走って逃げ出したくなるような台詞です
…私は遊んだこと無いケド…多分「龍が如く」のお話をされているんじゃなかろうか…このお子様
…っていうか小学生は「龍が如く」で遊んだらダメでしょ多分
親は教育とか、社会のルールに無関心なのかなぁ…と、前半は“ギャバクラ”なる単語に子供って可愛いなぁなどと思っていたけど、途中から怒りが湧いて来たピロEKです
で、ネット検索で“ギャバクラ”って調べたら、結構引っかかるのね
子供の言い間違えでは無くて普通の表現なんだろうか…。
遊んだこと無いケド「龍が如く」の中では“ギャバクラ”が正解なのだろうか…
そういう事には疎い、健全中年でもあるピロEKですから、どなたか不健全な大人の方に御教授願えれば幸いです
以下は映画観賞記録
「ノウイング」
(監督:アレックス・プロヤス、出演:ニコラス・ケイジ、チャンドラー・カンタベリー、ローズ・バーン、2009年アメリカ)
TSUTAYA DISCASさんで「ザ・バンク 堕ちた巨像」と一緒にレンタル(無料分)。
2010年5月10日(月曜日)の深夜から日付が変わって翌11日(火曜日)のAM1:00頃までにかけて鑑賞しました。
ストーリー
1959年、マサチューセッツ州レキシントンのとある小学校。この小学校では生徒の一人ルシンダ(ララ・ロビンソン)の提案により創立記念にタイムカプセルを埋めることになる。生徒それぞれが未来を予想した絵を書く中、ルシンダだけは数字の羅列を表記し、それがタイムカプセルに入れられる。50年後その小学校に通うケイレブ(チャンドラー・カンタベリー)は創立記念日式典で掘り起こされたタイムカプセルから数字の書かれた紙を持ち帰る。その紙を見たケイレブの父親ジョン(ニコラス・ケイジ)は、そこに過去50年間に起こった大惨事の日時と犠牲者数が記されていることに気づく。そしてそこには未だ起こっていない数件の事件までが記されていた。
詳しくは…http://www.knowing-themovie.com/(英語サイト)
ピロEK的感想&点数
この映画のポイントは…
…どうして未来が予知されているのか
…未来を予知した存在は何者なのか
てな事あたりが徐々に解明されていって
…では、予言された終末をどうやって回避するのか
という部分が手に汗握るドラマになっていくってな部分なのだろう…と思っていたのですが。
…違いました
途中までは私のような観客が期待するように面長で禿げかかっている大学教授(※“かかっている”はモト冬樹談)が奔走してくれるわけですけど、これは上手くいきません
で、足掻くも適わず終末に向かっていくという展開
そんなヒロイックな主人公の活躍を期待できないとすれば、これはパニックに陥ったときの人間心理を描いたドラマか…最近流行り(?)の事件自体は解決できないけど、人間の怖さを見せるのが主体系の
…とか今度は思うんですけど、
…それも違う感じで
どちらかというと宗教色を感じさせるような話なのかな
週末を迎える時の家族の在り方とか、
創世記(?)を思わせるラスト部分とか、
…まぁアレが宗教なら信じる価値も無い気がしないでもないですけどね
…特定の宗教を描いていたわけじゃないから(※特定の宗教を連想はさせるものの)、この発言って問題ないよね
兎も角…描きたいものが、パニック時の人間模様だろうが、宗教的な事だろうが、
結局ああなるしか無いんだったら、人間ごときに余計な情報を与えなきゃいいじゃん、あの人たち…とか思ったりして。何様だ(神様か)。
回りくどい誘導でターゲットの子供を避難場所まで導かなくても…多分凄い方々なんだから、とっとと勝手に色々やっちゃえば良いんじゃない…消えて(燃えて)なくなっちゃう人の事は気にせずにねぇ
そんなわけで最初に話は戻りますが、この話の結末から考えると、話の根幹にいるはずの未来予知自体の意味が無いように思えるんですけどねぇ…この予言は回避も出来なければ、誰が予言したのかも明かされませんからねぇ…どうやっても回避できないんなら要らなくないですあの数字
…私が浅はかで脚本の意図を読み取れないだけなのかなぁ
と、ここまで
…期待と違った。思っていたのと違う。などと(いつもの癖で)否定的と取れる事ばかりを書いちゃいましたが
この映画が面白くないかというと…いえ、実は割と面白い好きなタイプの映画だったりするんですよね
パニックシーン(※ラスト除く)は大迫力で、
…交通渋滞に向かって墜落してくる大型旅客機のシーンは、実にビックリ
…地下鉄事故も無慈悲な事故が凄く怖い映像になっていて。
これらの怖くて凄いシーンは、CG中心の作り物とはいえ、重厚な戦争映画でも観ている感覚
宇宙人だか神様だかの例の連中も…まぁ正体も行動理由も分からない彼らですが(宇宙人というよりも、やっぱ神様寄りかな)、個人的にはこの存在に腹が立つわけではなく。彼らもこの映画を重厚っぽいSF作品とする一要因
…んそうっすねぇ。自分で今書いて気が付きましたけど、
この映画は、ハヤカワSFとかで如何にも出版されていそうな内容の重厚なSF作品のカテゴリーに入る作品です多分
ニコラス・ケイジ主演だと思って嘗めておりました。
ニコラス・ケイジ主演であるというミーハーっぽさ(?)さえ払拭されたら、伝説(?)のSF作品の仲間入りが出来たかも知れない脚本です…そう思うと何となく惜しい
と、今度はニコラス・ケイジを批判しているとも取れる事を書いちゃいましたが、
今回のニコラス・ケイジは、いつものようにニコラスニコラス、ケイジケイジしていなくて、ナチュラルな演技しているような感じがして、いつものクドイニコラスじゃない感じが割と好感触ではあります
ということで点数は4点強(5点満点中)。
いつもの調子のニコラス映画と思って見たら、思わぬ拾い物だった。そんな感じです。
意味は求めずプロセスと映像を楽しめラストもまぁ許容しとけ…そんな感じですかね
補足・蛇足
感想部分で、今回のニコラスの演技が今回はナチュラルだと褒めた私ですが…
ナチュラルなのは演技だけじゃ無かった事に宣材画像を探していて気が付きました
毎度、増毛に余念のないニコラス兄貴ですが…今回に関しては何故か。
実にナチュラルに薄毛を隠さず
こっちの方が役者として深みが出る感じで(?)良いんじゃない
では、今日はこのあたりで
(´・ω・`)
地下鉄の事故はさすがに凄い迫力!!身の毛がよだちました。音も凄くて、劇場の外にいても、「どっぎゃあーーん!」とか、「どどどおおお」って聞こえてくるのでした。
思わず、隣の会場に迷惑がかかりますよ!って、映画館に進言してしまったほど。
話は、宇宙人ものが続いて、それほど新味はなかったのですが、音楽をたっぷり堪能できたんで、別の意味で評価高いです。
結局誰も逆らえない運命を暗号で伝えても意味ないです。
子供たちの連続誘拐事件、これは何かあると調べていったら、実は地球存亡の危機だった、という展開の方が良かったのでは。
いや~、何とも中途半端な、どこに向かいたいのかよく分からない作品でしたね^^;
オチもまぁ・・・
ニコラス・ケイジは頭髪のせーで大好きなスーパーマンになれなかった恨みと言うか、今ではすっかり自由自在に生え際を操れるよーになりましたねw(暴言)
ちなみに、今回の「龍が如く」はワタクシの回りでは「キャバつく(キャバクラを作ろう)」と呼ばれ、みんな本筋そっちのけでキャバに入れ込んでますw
ではでは~、これからもよろしくお願いします♪
ニコラス=頭髪チェックというイメージがもはや定着しつつあるせいか自分も本作の目当ての1つに彼の頭の後退具合なども挙げられるのですが、それ以外にも凄いリアリティのあるパニックシーンも見所の1つだとは思いますので、ディザスタームービーとしても結構面白く観れた方ですねぇ。
まあ最後こそ回避不可能な世界終末を迎えてどことな~くバッドエンドっぽかったものの、地球滅亡をテーマにした作品にしては斬新なオチにも見えてしまいました(笑
>誰が予言したのかも明かされませんからねぇ
これは囁き声が伝えたんですよね。「誰が」はもちろん囁く人です。
>話の根幹にいるはずの未来予知自体の意味
救ってもらう側ではなく、救う側の気持ちになれば判ると思います…。
返信が実に遅くなってしまってスイマセン
月日が流れるのは早いなぁ…すぐに老後がやってきそうです
>龍が如くでも「キャバクラ」です
御解説痛み入ります。
そういえば、jazzmenさんは「シェンムー」シリーズ(?)好きでしたねぇ
…最近はネクロマンサーみたいですけど
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
いつもコメントありがとうございます
>地下鉄の事故はさすがに凄い迫力!!身の毛がよだちました。音も凄くて、劇場の外にいても、「どっぎゃあーーん!」とか、「どどどおおお」って聞こえてくるのでした。
「地球が静止する日」の記事へのコメントでsakuraiさんから大迫力だとオススメされた映画ですが、やっと観ました。
sakuraiさんは映画館で鑑賞されたのでしょうが、私はショボイTV画面で鑑賞。
それでも大迫力のシーンでしたから、映画館ではさぞや…と想像できます。
…映画館で見たら怖かったろうなぁ。
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
★KGRさんへ★
いつもコメントありがとうございます
>結局誰も逆らえない運命を暗号で伝えても意味ないです。
引っかかるのはソコなんですよね。
助からないにしても、暗号の読み解き方を間違っただとか、息子を誘導する役目だった部分を強調したりだとか…色々と手はあったと思うのですが、この脚本だと神々(?)の戯れにしか思えませんし。
決まってる未来なら混乱させずとも…ねぇ(それだと映画としては成り立たないんですけど)。
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
★Aki.さんへ★
いつもコメントありがとうございます
>いや~、何とも中途半端な、どこに向かいたいのかよく分からない作品でしたね^^;
私は神様説を採用しちゃったので、神様のなさる事は理解なんてしなくていいから受け入れればいいのかな…なんて思ったりもしましたが、脚本家は神様じゃないですからねぇ…説明しろよヤッパリという感じも。
>ちなみに、今回の「龍が如く」はワタクシの回りでは「キャバつく(キャバクラを作ろう)」と呼ばれ、みんな本筋そっちのけでキャバに入れ込んでますw
…あ~なんか遊びたくなってきました。
…でも動かす機械が無いので幸いです。
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
★メビウスさんへ★
いつもコメントありがとうございます
>ニコラス=頭髪チェックというイメージがもはや定着しつつある
いま思いついたのですが、
増毛・ごまかし率が映画の面白さと逆に比例しているような気がしません(?)
ごまかしていない映画の方が面白いような気がします。
最大限に隠していた「ゴーストライダー」なんて…
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
★ナドレックさんへ★
コメントありがとうございます
>救ってもらう側ではなく、救う側の気持ちになれば判ると思います…。
禅問答
じゃなくて、絶滅危惧動物のサンプル集めみたいなもの?
…どちらにしろ、この場合下位の存在に属する私には正しい理解が出来る範疇外なようです。
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
「回避できない未来を予言する意味」が確かに見えてこないですよね。
まぁそこをツッコむと可哀相ですが(笑)...
宗教色が強いのでアメリカ人(っていうか敬虔なクリスチャン)と日本人では感想は大きく違ってくるんでしょうね。
私はやっぱりあのラストは好きにはなれないです。
いつもコメントありがとうございます
>「回避できない未来を予言する意味」が確かに見えてこないですよね。
色々な解釈も出来るようですが、普通の娯楽作品を望んで鑑賞する立場からすれば、やっぱり回避すべくくれたチャンスと受け取りたいですし、多くの観客がそう思って観ていたと思うんですけどねぇ。
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。