2021年2月14日(日曜日・バレンタインデー🍫)二度目の投稿。
朝の投稿以降、何処にも行かずに家でテレビ観ています。
今現在は「そこまで言って委員会NP」を観ています。
以下は、本日1回目に引き続き、やさぐれた邦画の映画鑑賞記録です
「サッド ヴァケイション」🚛🏍
監督 :青山真治
出演 :浅野忠信、石田えり、宮崎あおい
制作年:2007年
制作国:日本🇯🇵
2021年1月31日(日曜日)にテレビ西日本(福岡の地方局)で放送されたものを録画。
2021年2月4日(木曜日)の深夜から日付が変わって1:00頃までと、次の夜2月5日(金曜日)の日付変わる直前ぐらいまでの2度に分けて鑑賞しました。
概要
青山真治監督の「Helpless」「EUREKA」に続く“北九州サーガ”の3作目で最終章とのこと。
北九州市の港に中国からの密航者が乗った船が辿り着く。この手引きをしていた白石健次(浅野忠信)は、船内で父親が死んだアチュン(畔上真次)という少年を連れ帰り、死んだ友人の妹で知的障害者の松村ユリ(辻香緒里)と3人で暮らし始める。
東京を訪れていた茂雄(光石研)は、後輩 秋彦(斉藤陽一郎)の家を訪ね、行方不明になっている秋彦のいとこ、田村梢(宮崎あおい)を一緒に探すよう持ちかける。
田村梢は、仕事を求め、北九州市若戸大橋の近くにある間宮運送という会社にやってくる。社長の間宮繁輝(中村嘉葎雄)は、梢を受け入れる。間宮運送には。各々が訳ありの後藤(オダギリジョー)、木島(川津祐介)、曽根(嶋田久作)らが働いていた。
運転代行業に転職していた健次は、仕事で椎名冴子(板谷由夏)というキャバクラ嬢に気に入られ、専任の運転手にしたいと申し出られる。ある日、客として間宮繁輝を送り届けた健次は、到着した間宮運送で、自分を捨てた母親で間宮の妻となっている千代子(石田えり)を見かける。
感想
地元、北九州(若松、門司、小倉、八幡、戸畑)が舞台の映画という事で、少しだけ気になっていた映画。
監督の青山真治は、地元門司の出身。
北九州市は映画ロケ地の誘致に力を入れているのだけど、この青山真治監督の一連のシリーズあたりがはしりなんじゃないかな
で、この映画。
前半は何やら情報が多い割に、説明不足な映画。
なんか話が飛ぶし、不親切だなと。
あと、キャラ多い(で、割と豪華キャスト)
と思っていたら “北九州サーガ3部作”は、概念とかではなくて、世界観が同じシリーズで、この「サッド ヴァケイション」は、そのクロスオーバー作品なのね。
“北九州サーガ3部作”は、キーワードとして知っていましたが、内容に興味が無かったので😅テレビ放送されたこの「サッド ヴァケイション」が初見。
「Helpless」「EUREKA」は観ておりません。
光石研は、前半出て来て、その後しばらく出てこないので、
「光石研、何者やったん」
と、なりますが、なんとなくシリーズ中、重要そうな雰囲気のキャラ。
「区でゆうてもわからんちゃ」みたいな、めちゃくちゃガラの悪い北九州弁を多く使って、北九州市の評判を貶めるのに尽力していただいているキャラです😅
(後で調べたら、光石研は「Helpless」「EUREKA」双方に別々のキャラで出ていて、このキャラは「EUREKA」の光石研のようです)
浅野忠信は「Helpless」から
宮崎あおいは「EUREKA」から
という布陣みたいね。
(観ていないので知らんけど)
ぼんやり知っている風景が出てくる映画で、
「これ何処かな?」
という鑑賞方法で、北九州市民はとりあえず楽しめます
私の家から一番近い場所としては、門司区柄杓田の道の真ん中(中州?)にあるガソリンスタンド⛽️で、浅野忠信と、オダギリジョーのシーンがあります。
…このガソリンスタンド⛽️は、20〜30年前ごろのトンネルと道路の拡張前までは、ちゃんと道の端にあったのですが、道が広くなって道路の真ん中に位置するようになってしまった珍しい場所です。
二人は、この後、平尾台に移動🚛🚛しますが、結構距離があるのに、仕事中にちょっと行こうという感じの場所ではないかと…
関東の方にわかりやすくいうと、
小田急沿線(小田原駅あたり)で働いていたのに、ちょっと休憩に大涌谷♨︎に行こう…みたいなノリです(それよりも距離があるかと)。
彼らの活動範囲は広く、私の見立てでは、八幡東区以外の全てに出没します(門司港から木屋瀬付近まで手広く出動)。
キャラが若戸大橋🌉が基点の運送業🚛もしくは代行運転手🚕なので、不自然ではないのかも知れませんが。
映画自体の作りは…
具象ではあるけど、妙な行間があり、観るのに疲れるタイプのやつ
テーマはチョイ裏社会…で、あんまり得意じゃないもの
セリフは(主役の浅野忠信限定だけど)聞き取りづらく不快
高良健吾がらみの救いのないストーリー一連
最後はシャボン玉のファンタジーコントみたいな終わり方で意味不明
あの中国人の子供は、その後どうなったんだろうね…回収せんのは気分悪いわ
と、個人的に評価は高くないです
地元が舞台でなければ、楽しめなかった映画ですね。
石田えりのキャラが炸裂させる、村社会感は、正しく(ちょい昔の)北九州市を描いていたような気がします😅
少なくとも、青山真治が若い頃の門司区は、そういう「血は水より濃い」を強烈に訴える人が多かったんじゃないでしょうか…これは光石研のガラの悪いキャラよりも、もっと強いネガティブキャンペーンかもね😅
ということで点数は、せいぜい3点強(5点満点中)
地元びいきも含めてこの点数です。
…これ観たついでに、ごく地元が舞台なのでBlu-rayを買っている(未開封の)青山真治監督作品「共食い」「共喰い」でも開けて観るかなとは考え中です。
では、このあたりで
★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★
朝の投稿以降、何処にも行かずに家でテレビ観ています。
今現在は「そこまで言って委員会NP」を観ています。
以下は、本日1回目に引き続き、やさぐれた邦画の映画鑑賞記録です
「サッド ヴァケイション」🚛🏍
監督 :青山真治
出演 :浅野忠信、石田えり、宮崎あおい
制作年:2007年
制作国:日本🇯🇵
2021年1月31日(日曜日)にテレビ西日本(福岡の地方局)で放送されたものを録画。
2021年2月4日(木曜日)の深夜から日付が変わって1:00頃までと、次の夜2月5日(金曜日)の日付変わる直前ぐらいまでの2度に分けて鑑賞しました。
概要
青山真治監督の「Helpless」「EUREKA」に続く“北九州サーガ”の3作目で最終章とのこと。
北九州市の港に中国からの密航者が乗った船が辿り着く。この手引きをしていた白石健次(浅野忠信)は、船内で父親が死んだアチュン(畔上真次)という少年を連れ帰り、死んだ友人の妹で知的障害者の松村ユリ(辻香緒里)と3人で暮らし始める。
東京を訪れていた茂雄(光石研)は、後輩 秋彦(斉藤陽一郎)の家を訪ね、行方不明になっている秋彦のいとこ、田村梢(宮崎あおい)を一緒に探すよう持ちかける。
田村梢は、仕事を求め、北九州市若戸大橋の近くにある間宮運送という会社にやってくる。社長の間宮繁輝(中村嘉葎雄)は、梢を受け入れる。間宮運送には。各々が訳ありの後藤(オダギリジョー)、木島(川津祐介)、曽根(嶋田久作)らが働いていた。
運転代行業に転職していた健次は、仕事で椎名冴子(板谷由夏)というキャバクラ嬢に気に入られ、専任の運転手にしたいと申し出られる。ある日、客として間宮繁輝を送り届けた健次は、到着した間宮運送で、自分を捨てた母親で間宮の妻となっている千代子(石田えり)を見かける。
感想
地元、北九州(若松、門司、小倉、八幡、戸畑)が舞台の映画という事で、少しだけ気になっていた映画。
監督の青山真治は、地元門司の出身。
北九州市は映画ロケ地の誘致に力を入れているのだけど、この青山真治監督の一連のシリーズあたりがはしりなんじゃないかな
で、この映画。
前半は何やら情報が多い割に、説明不足な映画。
なんか話が飛ぶし、不親切だなと。
あと、キャラ多い(で、割と豪華キャスト)
と思っていたら “北九州サーガ3部作”は、概念とかではなくて、世界観が同じシリーズで、この「サッド ヴァケイション」は、そのクロスオーバー作品なのね。
“北九州サーガ3部作”は、キーワードとして知っていましたが、内容に興味が無かったので😅テレビ放送されたこの「サッド ヴァケイション」が初見。
「Helpless」「EUREKA」は観ておりません。
光石研は、前半出て来て、その後しばらく出てこないので、
「光石研、何者やったん」
と、なりますが、なんとなくシリーズ中、重要そうな雰囲気のキャラ。
「区でゆうてもわからんちゃ」みたいな、めちゃくちゃガラの悪い北九州弁を多く使って、北九州市の評判を貶めるのに尽力していただいているキャラです😅
(後で調べたら、光石研は「Helpless」「EUREKA」双方に別々のキャラで出ていて、このキャラは「EUREKA」の光石研のようです)
浅野忠信は「Helpless」から
宮崎あおいは「EUREKA」から
という布陣みたいね。
(観ていないので知らんけど)
ぼんやり知っている風景が出てくる映画で、
「これ何処かな?」
という鑑賞方法で、北九州市民はとりあえず楽しめます
私の家から一番近い場所としては、門司区柄杓田の道の真ん中(中州?)にあるガソリンスタンド⛽️で、浅野忠信と、オダギリジョーのシーンがあります。
…このガソリンスタンド⛽️は、20〜30年前ごろのトンネルと道路の拡張前までは、ちゃんと道の端にあったのですが、道が広くなって道路の真ん中に位置するようになってしまった珍しい場所です。
二人は、この後、平尾台に移動🚛🚛しますが、結構距離があるのに、仕事中にちょっと行こうという感じの場所ではないかと…
関東の方にわかりやすくいうと、
小田急沿線(小田原駅あたり)で働いていたのに、ちょっと休憩に大涌谷♨︎に行こう…みたいなノリです(それよりも距離があるかと)。
彼らの活動範囲は広く、私の見立てでは、八幡東区以外の全てに出没します(門司港から木屋瀬付近まで手広く出動)。
キャラが若戸大橋🌉が基点の運送業🚛もしくは代行運転手🚕なので、不自然ではないのかも知れませんが。
映画自体の作りは…
具象ではあるけど、妙な行間があり、観るのに疲れるタイプのやつ
テーマはチョイ裏社会…で、あんまり得意じゃないもの
セリフは(主役の浅野忠信限定だけど)聞き取りづらく不快
高良健吾がらみの救いのないストーリー一連
最後はシャボン玉のファンタジーコントみたいな終わり方で意味不明
あの中国人の子供は、その後どうなったんだろうね…回収せんのは気分悪いわ
と、個人的に評価は高くないです
地元が舞台でなければ、楽しめなかった映画ですね。
石田えりのキャラが炸裂させる、村社会感は、正しく(ちょい昔の)北九州市を描いていたような気がします😅
少なくとも、青山真治が若い頃の門司区は、そういう「血は水より濃い」を強烈に訴える人が多かったんじゃないでしょうか…これは光石研のガラの悪いキャラよりも、もっと強いネガティブキャンペーンかもね😅
ということで点数は、せいぜい3点強(5点満点中)
地元びいきも含めてこの点数です。
…これ観たついでに、ごく地元が舞台なのでBlu-rayを買っている(未開封の)青山真治監督作品
では、このあたりで
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます