ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

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【映画】355…こんなチープな脚本を充てがうのは女性蔑視ではなかろうか問題

2025-03-17 21:14:52 | 映画
本日は、2025年3月17日(月曜日)です。

先程、
【後出し日記】2025年3月16日…「パニッシャー」「マダム・ウェブ」「ルーク・ケイジ」など
をアップ・



以下は、映画鑑賞記録です



「355」🧊
監督 :サイモン・キンバーグ
出演 :ジェシカ・チャステイン、ダイアン・クルーガー、ルピタ・ニョンゴ
制作年:2022年
制作国:イギリス🇬🇧/アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :The 355



2025年3月9日(日曜日)の8:30頃までに「Netflix」日本語吹替版で鑑賞しました。



概要
南米の麻薬カルテルのボスは、息子が開発した、携帯電話から旅客機の制御まで自由にハッキングし操作できるデバイスを、国際テロ組織に繋がっている男イライジャ・クラーク(ジェイソン・フレミング)に売り込もうとするが、イライジャはデバイスを奪うため、息子やボスを含めたカルテル側を射殺、麻薬捜査のために突入した特殊部隊と戦闘になり、デバイスはイライジャの手にも残らず現場に残されてしまう。現場におりデバイスを手にいれたコロンビア諜報機関のエージェント ルイス・ロジャス(エドガー・ラミレス)は、その後、アメリカのCIAに対しデバイスを300万ドルで引き渡す取引を持ちかける。
CIAは、このパリで行われる取引任務に、メイスことメイソン・ブラウン(ジェシカ・チャステイン)と、ニック・ファウラー(セバスチャン・スタン)のチームを向かわせる。
夫婦に扮しカフェで待っているルイスに近付いたメイス達だったが、交換用のバッグは、カフェの店員に扮したドイツのスパイ マリー・シュミット(ダイアン・クルーガー)に持ち去られてしまう、これを追うメイスだったが、マリーは逃走に成功し、その後本部に戻ったメイスは、ニックが殺されたと聞かされる。



感想
読みは“さんごーごー”ではなく“スリーファイブファイブ”
以前「Prime Video」でごく前半だけ観ていたけど、その後最後まで観ないまま「Prime Video」でのサブスク枠配信が終了💦
…最近なんとなく思い出して、続きが「Netflix」にあったので観ました。

各国のスパイやテロ組織が、なんでもハッキングできる夢の箱
…なんてチープな設定だ…コメディでもないのに…
を奪い合って、そのうち女性スパイたちが協力してチームになって陰謀を阻止する
…阻止できたんかなかなり被害者出てそうだけど💦…
という話。

前述のチープな設定、ハッキングできる夢の箱「バック・イン・アクション」にも似たのが出てきたね…テキトー脚本における伝家の宝刀なのかもしれません。
しかも、これを作ったのが、麻薬カルテルの頭の良い息子
…そんなわけない
…それだったとしても、売って金にするより、自分で使ってハッキングして金儲けしたら良かったんじゃなかろうか頭の良さと賢さは違うって事なんか…にしても愚かすぎる。

で、これを西側が情報共有せず、かつ情報収集もできず、勝手に奪い合う構造。
なぜか美人女スパイ集合
ルピタ・ニョンゴ演じる、コンピューター担当スパイは、超凄腕なのに、例の箱には手出しできないご都合設定。

この手の映画に何故か出てきやすい、美術品オークションのシーンあり

セバスチャン・スタンが生きていて、実は敵だったのは、月並みすぎる展開

さらに…
勝手に信じ合って仲間になって
ピンチになったら敵と思っていたファン・ビンビン演じる中国人スパイが実は目的が一緒で、とはいえ何故か助けてくれる…中国市場配慮かつオシシ仮面展開

しかも…
一回、捕まってピンチになって…
ペネロペ・クルス以外の家族が殺される展開は、助けられず、その先も広げられず。
こうなるとペネロペ・クルスを怪しむのが定石なんだけど、そんな展開もなく
かつ、なぜその後、主人公たちが始末されず放置されるのかもわからない…ここは、雑中の雑展開…こんなことを観客は許容しないといけないのか

最後は、ドンパチと、簡単な罠でオチ。

全体的に、チープで雑よね。
結果、中年美女が集まったというだけで、学芸会みたいなものが出来上がった印象。
女性中心の作りの映画に、こんなチープな脚本を充てがうのは、女性蔑視ではなかろうかとも考えてしまいます。


そんな学芸会風味映画に、甘んじたのか、納得したのか、出演した方々は…

主人公チーム
アメリカ人CIA女スパイに、ジェシカ・チャステイン
この方が主演の映画って、あんまり観てないです。
かつ、好みの美人顔と思っていたこの方ですが、この映画の中では一番ビジュアル重視ではない配置…ペネロペ・クルスと並べられると致し方ないのかも。

その相棒で、過去の確執だか腐れ縁だかが匂わせるだけでろくに説明もされなかった、イギリスMI6女スパイにルピタ・ニョンゴ
(MI6というだけで、そっちは関与せず、彼女が勝手に参加)
…例によって「サイバーインテリジェンス担当の凄腕」という設定💻があって、パソコン💻触ったら色々解決できるという雑な役回り

テキトーな過去と、テキトーな爆弾スキル💣を設定された、ドイツのBNDの女スパイにダイアン・クルーガー

超可愛いおばちゃん枠
コロンビアのDNI所属の心理学者、戦闘は素人にペネロペ・クルス

唐突に仲間だと言い出す、何故か親子セットの中国人女スパイにファン・ビンビン
中国は、親子セットのスパイとか、どっかに元ネタあるのかな
(台湾…中華民国🇹🇼…だったら、政府高官の娘が芸能人で、中華人民共和国にも自由に行き来できる…故にスパイ疑惑…テレサ・テンとか…はあるけど、個人的に中華人民共和国🇨🇳にそのイメージはないのだけど)

実は敵だった恋人、女性が主人公の場合、恋人は年下が常…な役にセバスチャン・スタン
セバスチャン・スタンは、何やってもセバスチャン・スタンだし、若いツバメ的な雰囲気の役回りも多いね。

チープ設定なスゴい箱を手に入れた、女性が主人公の映画には必要な中米系セクシー男性枠にエドガー・ラミレス

等が出ています。


一応、世界ロケで、ぼーっと観ればそれなりに成り立っている映画だったのかもですが、たくさん映画見ている方は認めないでしょうねこれ


点数は、せいぜい3点(5点満点中)というところです。



では、このあたりで



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