ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

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【映画】マン・オブ・スティール(映画鑑賞記録棚卸32)…もうパンツはかない

2018-09-13 21:59:18 | 映画

(ん今日の天気知らない…多分曇り
さて、本日も映画鑑賞記録の棚卸(32)です
2013年鑑賞映画も残りわずか、でそこをすっ飛ばして2014年鑑賞映画の棚卸。

この記事は、

映画鑑賞記録棚卸(32)
かつ、
DCエクステンデッド・ユニバース一気に投稿(1)
です。



「マン・オブ・スティール」
監督:ザック・スナイダー
出演:ヘンリー・カヴィル、エイミー・アダムス、マイケル・シャノン
制作年:2013年
制作国:アメリカ合衆国
原題:Man of Steel

TSUTAYA DISCASから「ワールド・ウォーZ」と一緒に届いた一本。
これまた記憶の彼方、4年半前、草稿にも正確な鑑賞日時がなかったのだけど、2014年1月末、多分2014年1月29日(水曜日)か2014年1月30日(木曜日)に見たと思われる(ブルーレイ)。
(レンタル発送日が2014年1月18日、返却処理日が2014年2月4日なのでその間であることは確実



概要
DCコミックのアメコミ「スーパーマン」の何度目かの映画化。
DCヒーローを同一世界で描く「DCエクステンデッド・ユニバース」の1作目。
惑星クリプトンでは科学が発達し、人工育成で子供が誕生するのが常識だったが、ジョー=エル(ラッセル・クロウ)とララ・ロー=ヴァン(アイェレット・ゾラー)の夫妻は、クリプトンで数百年ぶりに自然出産で息子カル=エルを生む。クリプトン星は資源の過剰採掘から惑星が爆発寸前にまで追い込まれていた。この中、クーデターを画策するゾッド将軍(マイケル・シャノン)は、ジョー=エルに協力を要請するが、ジョー=エルは拒否し、クリプトン人の遺伝情報、文明、文化を記録したコデックス、それを発動させるコマンドキーとともにカル=エルをポッドに乗せ、地球に向け送り出す。その直後、ゾッドとの戦いでジョー=エルは命を落とす。結局クーデターは鎮圧され、ゾッド将軍らはファントム・ゾーンと呼ばれる牢獄に収監されるが、その後、クリプトン星が滅んだことで、解放されてしまう。
カル=エルを乗せたポッドは、アメリカ合衆国カンザス州に到着、近くに住むジョナサン・ケント(ケビン・コスナー)、マーサ・ケント(ダイアン・レイン)夫妻に見つけられ、クラーク・ケントという名前で育てられる。クリプトン人の特性から地球人とは違う能力を持ったクラークだったが、ジョナサンからの教えで能力の使用を控えて成長する。また成長の過程で、ジョナサンから自分が乗ってきたポッドとコマンドキーを受け取る。
成長したクラーク(ヘンリー・カヴィル)は、自分の出生を知るため各地を旅していたが、氷の下に埋まっている謎の物体の噂を聞きつけ、現場に向かい宇宙船を発見する。同じ物体について調べていたデイリー・プラネット新聞社のロイス・レイン(エイミー・アダムス)は、薄着のまま氷山を登るクラークを見かけ後を追い、宇宙船に入ったところで警備システムに襲われていたところをクラークに助けられる。この一件を上司ペリー・ホワイト(ローレンス・フィッシュバーン)に報告するも信用されないロイスは、引き続き取材を続ける中でクラークと再会する。宇宙船を発見しコマンドキーにより起動させたクラークは、実父ジョー=エルが残したプログラムからの情報を得て自分の出生を知る。
その後、地球には別の宇宙船が現れる。宇宙船にはゾッド将軍が乗っており、世界に対して、地球に潜んでいるクリプトン人=クラークを引き渡すように脅迫、クラークは地球に被害が及ばないようゾッド将軍のもとに投降するが、ゾッド将軍が地球を滅亡させるつもりだと知り、彼と敵対することになる。



感想
(まずは2018年9月現在の観点での話から)
この映画、最初はバットマン映画「ダークナイト」シリーズのヒットを受けて同じテイストのスーパーマン映画を目指して作られたと記憶。「ダークナイト」シリーズとの関連を思わせる部分としては、制作にクリストファー・ノーランの名前があるあたり。
この前に作られた(「テッド」曰くの『ダメな方のスーパーマン』こと)2006年の「スーパーマン リターンズ」(監督:ブライアン・シンガー、主演:ブランドン・ラウス)は、昔のクリストファー・リーヴ版「スーパーマン」シリーズの続編であり、「ダークナイト」シリーズとは、世界観を共有できそうもないと判断されたのか、完全リブートで、この「マン・オブ・スティール」が作られたんだと思う。映画タイトルが「スーパーマンなんたら」ではなくて「マン・オブ・スティール」なのも「ダークナイト」風味であり、ここは誤解ではないと思う。
(予告はいかにも「ダークナイト」を意識して暗い雰囲気でした)

が、DCのライバル、マーベルが「マーベル・シネマティック・ユニバース」と称してバンバンヒット映画を作り続けている状況、反面「シネマティック・ユニバース」ではない映画が、そうでもない時代が到来したためにDCサイドでも考えるものがあったんだろう(客観的に評価すれば短絡的だけど)。
この後、ヘンリー・カヴィルのスーパーマンを取り囲む状況は変わっていく…リアル路線だった「マン・オブ・スティール」の世界観も徐々に変貌していく。
そのあたりは別の記事で書きます。


(で、以下は2014年当時の草稿から構築した記事なのだけど、草稿にはごく簡単あことしか書いていないため、結構な文量が2018年9月に書いたもの)

あくまでも個人的な見解ですが、
「バットマン」には、多大な魅力があるけど
「スーパーマン」には、魅力が少ないと感じております。

生まれ持った能力が地球上の何者をも凌駕しており、なんでも持ち上げたり壊せたりする能力、体はどういう原理か空は飛べるし、目から破壊光線まで出せる。昔見た映画だと時間を巻き戻していた。とってつけたようなクリプトンナイトという弱点があるとはいえ、無敵にも程がある何でもありのキャラクターに面白みがあるわけがなく…
これを如何に「ダークナイト」テイストで再構築しようと、そこまで面白いわけはないと懐疑的なまま鑑賞開始


結果は…まぁ過去に見たスーパーマン映画の記憶を全く無くして、スーパーマンが無敵過ぎるわけでは無いと脳が理解した上で鑑賞できたとしたら、おそらくは実に良くできた映画。そういう捻くれたことを言わずとも及第点はとっている良質な映画の出来
まぁ色々含めてトータルで、不満は無いけど、テンションが上がるわけでもないという塩梅
あと、やっぱりスーパーマンという題材では「ダークナイト」と比べて、結局派手な映画になっていました(その良し悪し、是非は別として)。

今度のスーパマンは全部を救えず、街に被害も出します。
このあたりがリアリティ路線なのでしょうか
リブートのタイミングで、敵にいつものレックス・ルーサーでは無く、同じぐらいの強さのゾッド将軍を持ってきたのも、なんとか嘘くさくない映画にしようという観点から生まれた、苦肉の策なのだと思われます。

とりあえず、ヘンリー・カヴィルのパンツはいていないスーパーマンはカッコいいです
一方で、違和感もあるけど。
(…記事のタイトルでは、パンツはかないことについていっぱい書く記事に見せかけて、パンツに触れるのはこれだけ、期待して、ここまで読んだ方がすいません

キャスティングが全体的に高齢気味です。

特にエイミー・アダムスがヒロインにキャスティングされたのは何故なのでしょう
ヒーローと初めて恋に落ちる相手としては、思いの外、老けていると思うのだけど
もっと若い女優さんにした方が、リアリティありそうなものだけど。
もしかすると、他が豪華キャスト…ラッセル・クロウ、ケビン・コスナー(なぜかロビン・フッドが二人)、ダイアン・レイン…らと、バランスとろうとすると、エイミー・アダムスぐらいに落ち着くのでしょうか


ということで点数は4点強(5点満点中)程度かな。

しっかりしたコンセプトはあるけど、独自の色は出せていない。
結果良くできているけど、パッションは無い。そういう感のある1本でした。

…あとちょっと長いかな

えー、この記事をアップするタイミング…というか、私の方が合わせたのだけど…ヘンリー・カヴィルがスーパーマン役を降りるというニュースが入ってきました。
こういうところからも現在の「DCエクステンデッド・ユニバース」なるものがイマイチなのだろうなぁと思わされたりします。
現状のマーベルなら主役クラスの誰もが降りるとは言いださないぐらいの勢いがあるんだけど、DCは違うようです。
出演俳優たちが「DCエクステンデッド・ユニバース」の未来は感じていないのかもしれないですね。
アルコール依存症で降りた人は、もちろん理由が別だろうけど



では、このあたりで



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