本日は2022年9月15日(木曜日)
以下は映画鑑賞記録
前々回、前回に続き邦画連続投稿中です。
「るろうに剣心」❌
監督 :大友啓史
出演 :佐藤健、武井咲、吉川晃司
制作年:2012年
制作国:日本🇯🇵
2022年9月3日(土曜日)の午後「Netflix」で鑑賞しました。
概要
和月伸宏の漫画「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」の実写映画化。
幕末の時代、倒幕派の命により京都で暗躍し“人斬り抜刀斎”として名を轟かせた凄腕の暗殺者 緋村抜刀斎(佐藤健)がいた。
1868年戊辰戦争、鳥羽伏見の戦いの中、幕府軍新選組の斎藤一(江口洋介)が、その戦場で抜刀斎を見つけ、戦いになる寸前、薩長軍は錦の御旗を立て勝利を宣言、斎藤の目の前で抜刀斎は剣を地面に突き立てその場から去る。その後、その戦場に倒れた多くの死骸の中から命を取り留めた男=鵜堂刃衛(吉川晃司)が立ち上がり、抜刀斎が残した剣を手に取る。
それから10年が経過した明治11年東京、巷では、中毒性の高い新型阿片の密売、神谷活心流 人斬り抜刀斎を名乗る者による辻斬りという二つの事件が起こっていた。その裏には悪徳商人の武田観柳(香川照之)という男と組織が関わっており、医師の高荷恵(蒼井優)にアヘンの開発を行わせていた。
かつての人斬り抜刀斎は、不殺の誓いを掲げ、流浪人の緋村剣心として東京に流れ着く。廃刀令が施行される中、帯刀する剣心を怪しんだ、神谷活心流道場の神谷薫(武井咲)は、剣心こそが、自分達の流派を騙り、人斬りをしている者ではないかと怪しむが、剣心の持つ逆刃刀を見て誤解を解く。
心の呵責に駆られた高荷恵は、観柳の元から逃げ出し警察に駆け込むが、観柳は恵を連れ戻すため人斬り抜刀斎の名を騙っているを名乗っている鵜堂刃衛を差し向ける。
感想
何回もテレビ放送されている映画だけど、ちゃんと観るのは初めて。
原作は「週刊少年ジャンプ」連載時はずっと読んでいたものなので、当然設定等はすんなり入ってきました。
アクションは良い感じで頑張っている映画
このアクションが、続編ではちょっぴり揶揄もされていたけど、日本映画のアクションの中ではかなり頑張っているものなのだろうと思われます。
映画の流れ、テンポは、許容できないほどでもないけど、やや悪い感じ
同じような展開が続き、かったるさや、マンネリ感は否めず。
小ボス戦=須藤元気、綾野剛(この二人のキャラはいらないんじゃないか)
中ボス戦=香川照之
大ボス戦=吉川晃司
…みたいな展開は、果たして必要なのだろうか
細かな内容は…
鵜堂刃衛って、原作だとここまで強くなかった気がするのだけど…
吉川晃司を配しておきながら、サイコなだけのそこそこのやつって訳にもいかなかったのか、この映画では完全にボスキャラ。
まぁ良い改変。
(とか言いながら原作の鵜堂刃衛の強さなど、正確には覚えておらず、意外と完コピなのかも知れません。)
鵜堂刃衛といえば「Xメン」のガンビットを真似したデザインのキャラで、この映画でもそれっぽい格好のままです…そんなに押し出してはいないけど。
この後、20年前のアメトイブームに感化された和月伸宏は、この後も原作漫画「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」内で、マーベルキャラクター(一部イメージコミックのキャラクター⛓)を多く登場させますが、映画では続編以降、そこまでそこをプッシュはしてくれていない様子。
(この思いは次回作以降の感想で書きます)
原作では…
これも記憶違いかも知れませんが…
斎藤一は、最初から出てはこなかったと記憶しているのですが、映画では速攻登場
斎藤一だったら、剣心に頼らずとも、鵜堂刃衛を瞬殺できそうなものですが、やはり原作とは強さ基準も微妙に変えているのでしょうかね
…だとすれば鵜堂刃衛が強くなっているのではなくて、斎藤一が弱くなっている感も有り。
出演者は割と豪華キャスト。
(↑これは、今となっては…って事なのかも知れませんが)
佐藤健、蒼井優、江口洋介、香川照之あたりはこの頃から主役級俳優。
青木崇高は、この映画以降ぐらいでどんどん出るようになったんじゃないかな
寡黙でクールキャラなのに割と仕事を選ばない吉川晃司
そうでもない中ボスに綾野剛
脇役の子供(三条燕役らしい)が永野芽郁だったり、
(後で重要だけどこの映画では)殺されるだけの役が窪田正孝だったりします。
最近でも第一線の方々ばかり(ごく最近香川照之には暗雲が立ち込めているけど)
…この俳優勢の中で最近あんまり見ない俳優って、事務所ぶっちぎって結婚した武井咲ぐらいなんじゃないでしょうかね。
俳優といえば、この時点で雪代巴の顔を映さないのは賢明
当時の有名女優さんとか使っちゃうと、10年後に同じ役がキツくなっているパターンもあろうからね。
(そして10年後に正しい判断だったことが認められます)
あとは…
この映画、赤いフィルター(?)がかかっているかなにか古い映画を演出した映像で、やや見づらくもあります。
点数はやや悩みましたが4点弱(5点満点中)
漫画原作の日本映画にしては良くできていたし
諸手を挙げて面白いと言うような映画ではないですけど、そこそこに楽しめた映画です
では、このあたりで
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以下は映画鑑賞記録
前々回、前回に続き邦画連続投稿中です。
「るろうに剣心」❌
監督 :大友啓史
出演 :佐藤健、武井咲、吉川晃司
制作年:2012年
制作国:日本🇯🇵
2022年9月3日(土曜日)の午後「Netflix」で鑑賞しました。
概要
和月伸宏の漫画「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」の実写映画化。
幕末の時代、倒幕派の命により京都で暗躍し“人斬り抜刀斎”として名を轟かせた凄腕の暗殺者 緋村抜刀斎(佐藤健)がいた。
1868年戊辰戦争、鳥羽伏見の戦いの中、幕府軍新選組の斎藤一(江口洋介)が、その戦場で抜刀斎を見つけ、戦いになる寸前、薩長軍は錦の御旗を立て勝利を宣言、斎藤の目の前で抜刀斎は剣を地面に突き立てその場から去る。その後、その戦場に倒れた多くの死骸の中から命を取り留めた男=鵜堂刃衛(吉川晃司)が立ち上がり、抜刀斎が残した剣を手に取る。
それから10年が経過した明治11年東京、巷では、中毒性の高い新型阿片の密売、神谷活心流 人斬り抜刀斎を名乗る者による辻斬りという二つの事件が起こっていた。その裏には悪徳商人の武田観柳(香川照之)という男と組織が関わっており、医師の高荷恵(蒼井優)にアヘンの開発を行わせていた。
かつての人斬り抜刀斎は、不殺の誓いを掲げ、流浪人の緋村剣心として東京に流れ着く。廃刀令が施行される中、帯刀する剣心を怪しんだ、神谷活心流道場の神谷薫(武井咲)は、剣心こそが、自分達の流派を騙り、人斬りをしている者ではないかと怪しむが、剣心の持つ逆刃刀を見て誤解を解く。
心の呵責に駆られた高荷恵は、観柳の元から逃げ出し警察に駆け込むが、観柳は恵を連れ戻すため人斬り抜刀斎の名を騙っているを名乗っている鵜堂刃衛を差し向ける。
感想
何回もテレビ放送されている映画だけど、ちゃんと観るのは初めて。
原作は「週刊少年ジャンプ」連載時はずっと読んでいたものなので、当然設定等はすんなり入ってきました。
アクションは良い感じで頑張っている映画
このアクションが、続編ではちょっぴり揶揄もされていたけど、日本映画のアクションの中ではかなり頑張っているものなのだろうと思われます。
映画の流れ、テンポは、許容できないほどでもないけど、やや悪い感じ
同じような展開が続き、かったるさや、マンネリ感は否めず。
小ボス戦=須藤元気、綾野剛(この二人のキャラはいらないんじゃないか)
中ボス戦=香川照之
大ボス戦=吉川晃司
…みたいな展開は、果たして必要なのだろうか
細かな内容は…
鵜堂刃衛って、原作だとここまで強くなかった気がするのだけど…
吉川晃司を配しておきながら、サイコなだけのそこそこのやつって訳にもいかなかったのか、この映画では完全にボスキャラ。
まぁ良い改変。
(とか言いながら原作の鵜堂刃衛の強さなど、正確には覚えておらず、意外と完コピなのかも知れません。)
鵜堂刃衛といえば「Xメン」のガンビットを真似したデザインのキャラで、この映画でもそれっぽい格好のままです…そんなに押し出してはいないけど。
この後、20年前のアメトイブームに感化された和月伸宏は、この後も原作漫画「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」内で、マーベルキャラクター(一部イメージコミックのキャラクター⛓)を多く登場させますが、映画では続編以降、そこまでそこをプッシュはしてくれていない様子。
(この思いは次回作以降の感想で書きます)
原作では…
これも記憶違いかも知れませんが…
斎藤一は、最初から出てはこなかったと記憶しているのですが、映画では速攻登場
斎藤一だったら、剣心に頼らずとも、鵜堂刃衛を瞬殺できそうなものですが、やはり原作とは強さ基準も微妙に変えているのでしょうかね
…だとすれば鵜堂刃衛が強くなっているのではなくて、斎藤一が弱くなっている感も有り。
出演者は割と豪華キャスト。
(↑これは、今となっては…って事なのかも知れませんが)
佐藤健、蒼井優、江口洋介、香川照之あたりはこの頃から主役級俳優。
青木崇高は、この映画以降ぐらいでどんどん出るようになったんじゃないかな
寡黙でクールキャラなのに割と仕事を選ばない吉川晃司
そうでもない中ボスに綾野剛
脇役の子供(三条燕役らしい)が永野芽郁だったり、
(後で重要だけどこの映画では)殺されるだけの役が窪田正孝だったりします。
最近でも第一線の方々ばかり(ごく最近香川照之には暗雲が立ち込めているけど)
…この俳優勢の中で最近あんまり見ない俳優って、事務所ぶっちぎって結婚した武井咲ぐらいなんじゃないでしょうかね。
俳優といえば、この時点で雪代巴の顔を映さないのは賢明
当時の有名女優さんとか使っちゃうと、10年後に同じ役がキツくなっているパターンもあろうからね。
(そして10年後に正しい判断だったことが認められます)
あとは…
この映画、赤いフィルター(?)がかかっているかなにか古い映画を演出した映像で、やや見づらくもあります。
点数はやや悩みましたが4点弱(5点満点中)
漫画原作の日本映画にしては良くできていたし
諸手を挙げて面白いと言うような映画ではないですけど、そこそこに楽しめた映画です
では、このあたりで
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