【映画】エノーラ・ホームズの事件簿…ごめんなさい、第四の壁ものでは薄寒さを感じてしまう観客です

2023年🌅初投稿です。
本年もよろしくお願いいたします


昨日、2023年1月1日（日曜日・元日）は、娘夫婦が来て、私の親の家に行って、初詣してから帰宅後、娘夫婦らと人生ゲーム💵やら、桃鉄🚂🛤やらを行った、正月らしい過ごし方。
娘家族は（近くに新居があるのに）我が家に宿泊。

本日、2023年1月2日（月曜日・振替休日）は、婿の実家＆婿のおばあちゃんの家に行くという娘家族らにお土産で持たせるため、早朝から門司港の「なごし」に行って、生大福各種を購入しました。
あとは、家でダラダラです。



以下は、映画鑑賞記録です



「エノーラ・ホームズの事件簿」👜
監督　：ハリー・ブラッドビア
出演　：ミリー・ボビー・ブラウン、ヘンリー・カヴィル、ヘレナ・ボナム＝カーター
制作年：2020年
制作国：イギリス🇬🇧／アメリカ合衆国🇺🇸
原題　：Enola Holmes

2022年12月15日（木曜日）の夜までに数回に分け「Netflix」日本語吹替版で鑑賞しました。



概要
ナンシー・スプリンガーの小説「エノーラ・ホームズの事件簿」シリーズの映画化。
エノーラ・ホームズ（ミリー・ボビー・ブラウン）は、父親は幼い頃に他界、年齢の離れた二人の兄、マイクロフト・ホームズ（サム・クラフリン）と数々の難事件を解決したことで有名な私立探偵シャーロック・ホームズ（ヘンリー・カヴィル）も、同じくエノーラが幼い頃に既に家を出ており、母親のユードリア・ホームズ（ヘレナ・ボナム＝カーター）と二人で暮らしていた。ユードリアは、エノーラに対し（当時の）女性らしい事は教えず、読書による知識吸収や武術を教え込んでいたが、エノーラが16歳になった誕生日の朝、花言葉が書かれた手作りのカードを残して家から姿を消す。
母親の失踪後、家にはマイクロフトとシャーロックが帰ってくるが、マイクロフトは、エノーラを女性らしく教育しようと、寄宿学校の校長ミス・ハリソン（フィオナ・ショウ）を呼び寄せるが、寄宿学校に行くつもりのないエノーラは、シャーロックからヒントをもらい、ユードリアの残した手作りのカードを調べ、そこから得られたお金とメッセージを元に家を抜け出す。



感想
コナン・ドイルのシャーロック・ホームズの事は正確に知らないのですが、多分そちらには存在していないキャラクターで、シャーロック・ホームズの妹だという、舞台となっている時代としては先進的な女性が主人公の映画。
といっても啓発的なもの寄りでもなく、軽い感じの内容…原作は、多分ヤングアダルト系の小説だか、児童小説なんじゃないかと思われます。

女性が強い＆
時代背景よりもポリコレ配慮を優先した結果、100年以上前のイギリスが人種の坩堝で人種差別がないファンタジー世界…といった描き方をしながら、
結局、イケメン貴族と恋愛みたいな（社会階級へのポリコレ配慮は無い様子）…勝手な設定の映画です（そこは、いうほど鼻につくほどでもありませんが）。

全体的にはミステリーというよりは、古典的な少女漫画。
シャーロックじゃない方の兄に強要された、寄宿学校で被差別的な教育を受けることを拒否したた主人公女性が、
（…ヘレナ・ボナム＝カーターな母親が、マイクロフトを何故、古い価値観のまま育てたのかはわかりませんが、マイクロフトは、全体最適のための捨て駒だったとか、怖い裏設定でもあるのかな）
家から抜け出して列車🚂に乗ると、同じく家の思惑から逃れてきたイケメン貴族ティーンと出会い、その貴族のボンボンが殺し屋に狙われていることを知って助ける。
その後の、事件の真相は、大したトリックでもない陰謀劇。
これを、何となくアクションやら、変装やらをこなして解決。

シャーロック・ホームズは活躍せず、シャーロック・ホームズの妹という設定は、さほど活かされず。
彼女や、母親の聡明さ等も、さほどピンこず。
このあたり、もっと練るべき部分…描写・設定を煮詰めるべき…が多々あるんじゃないかなぁ…という感じです。


一番謎だった、母親の失踪は、その真相もよくわからず
（↑これは、私だけかもしれませんが）
その後、なんか勝手に登場。
母親の映画は別にあって、クロスオーバーものなの（？）とか思うような展開。


と、まぁ普通レベルの退屈凌ぎは可能な映画でした。


あと、この映画の大きな特徴は「デッドプール」のような第四の壁を破ってくるタイプのやつですかね。
個人的に、コメディアニメ以外での第四の壁ものはあんまり得意じゃないんよね。
親近感より、内輪ネタの薄寒さ感を感じてしまいます。


点数は３点（５点満点中）です。



では、このあたりで



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