いつかかならず!!~不妊治療記~

治療開始して4年目の30代後半。
記録としてもろもろ書き残していきます。
:2018年3月に人生初めての陽性判定

陰性時と陽性時の違いを考察⑥<糖質>

2018-05-09 21:22:34 | 日記
<糖質>について

現代人は糖質過多です。
日本人の主食である米・パン・麺類など食事をとる時に中心になるものに多く含まれており食べ過ぎると太ります。
肥満は妊娠の妨げとなります。
これは誰もが知っている知識ですよね。

空腹時に急に炭水化物を摂取すると血糖値が上がってしまいます。
その上がった血糖値を下げる為にすい臓からインスリンが分泌され下げてくれるのですが、高糖質を続けるとインスリンが正常に働かなくなってしまい過剰分泌が起こり今度は低血糖に。
ジェットコースター血糖とも言われます。
血糖値の急激な変化は精神的な不安感・イライラを招くと言われており精神的にもよくありません。

このように糖質の高いものばかり食べ続けるとインスリンの過剰分泌され、すい臓も疲れてきます。
結果、インスリンの調節がうまくいかなくなりついには効かなくなります。
この状態を「インスリン抵抗性」といい、ホルモンバランスの乱れを招きます。
この乱れは排卵障害の大きな原因とされています。
35歳からの妊娠に大事な卵子の質にかかわってくる部分なのです。

もう一つ別の角度から。
卵子の栄養はミトコンドリア系のエネルギーで高温時によく働くとされています。
女性は温めろ、冷やすな、と言われますよね。
反対に精子は解糖系のエネルギーで低温で働きます。
睾丸を温めると良くないとされていますね。
糖分を摂取すると体温を下げますので良いハズありません。
そしてミトコンドリア系に働いてもらうには血糖値を急に上げないことが大事らしいのです。


*一旦アップします。また書き足すと思いますのでご了承ください。





陰性時と陽性時の違いを考察⑤(栄養)*前回の補足*

2018-05-09 20:55:59 | 日記
<タンパク質>の項目の補足です。

タンパク質とかかわりが深いものにコレステロールがありますね。
卵と聞くと「コレステロールが増えるから1日1個までにしないと・・・」など少し前なら良く聞いたはなしです。
しかし食品からのコレステロール摂取が血中のコレステロール値に反映しないと結論が出たので今はたくさん食べても大丈夫。

コレステロールは実は性ホルモンの材料なんですよ。
しかも悪玉と呼ばれているLDLの方です!!
ですので妊活している方が何となく良い習慣だと思って低コレステロールの食生活を心掛けていたら大変なことです。
コレステロールが不足すると女性ホルモンの量も減ってしまいます。
そこにストレスを感じると抗ストレスホルモンが作られてしまうため性ホルモンの量はさらに減ってしまいます。

気を付けなければいけないのは工業的に作られた質の悪いコレステロール。
マーガリンなどのトランス脂肪酸。
”マーガリンは腐らずアリさえも寄ってこない”という記事を見て以来、「絶対に食べたくない!」と思いました。
コーヒーフレッシュも多量に含んでいます。牛乳にしてくださいね。
安価なスナック菓子類も要注意です。



陰性時と陽性時の違いを考察⑤(栄養)

2018-05-09 15:00:45 | 日記
陰性時と陽性時の違い⑤では<栄養>について
少し長くなりますがお付き合いください。


わたしは5回目が陰性に終わったときに本当に絶望を感じていました。
良好胚を戻してもかすりもしない。
どうして???この先、陽性なんて出ないんじゃないか・・・。

採卵は受精ゼロもありましたが、受精する時は8~9個くらい採れてその半分弱くらいが胚盤胞になってくれていました。
グレードもそこそこ良いものでした。内膜は8~9ミリ。
これで着床しないのは明らかにわたしの(体または子宮の)状態が悪いのではないか??と考えるようになったのです。

④サプリのことを書いた時にも触れましたが、もともとアレルギー体質のわたしが興味を持ったのは『栄養療法・オーソモレキュラー』でした。
簡単に言うと病院でごく詳細な血液検査を受け、今の自分の身体の栄養状態を調べます。
その結果をみてお医者様がオーダーメイドで自分に不足している栄養素のサプリを選んでくれるというもの。
「やりたい!」と思ったものの、高い!!!
検査だけで確か3万円ほど(*_*)
月々のサプリ代でも3万円ほど(栄養状態により異なる)かかりそうだったので不妊治療と並行はムリと判断。
図書館へ行き、栄養・食べ物に関する本を片っ端から借り、気になる本はアマゾンの中古で購入し読みふけりました。


35歳を越えると妊娠率がガクッと落ちます。
老化は止められないので仕方のないことですが、栄養を正しく採ることでその曲線を緩やかにすることはできると思っています。
いろんな本を読んで、それまでの自分は食に関する豆知識は豊富にあるつもりでしたが、正しく理解していなかったなぁと感じました。
正しい知識を持って必要な栄養が満ち溢れている身体=妊娠しやすい身体です。

ほとんどの女性は栄養が足りていない。
飽食の時代、そんなことはないと思いますよね?
摂取カロリーだけを見ると採り過ぎくらいなのですが、栄養は全く足りていません。
女性に多い不定愁訴や片頭痛・PMSも正しく栄養を採るだけで治ってしまう人が多いのだそう。


<鉄>
わたしは鉄欠乏で鉄剤を処方されたこともあったのでまず間違いないな、と思い改善に取り組みました。
大好きなコーヒー(カフェイン飲料)は鉄分の吸収を阻害するため食事の前後1時間は禁止。
流行りのデカフェであってもタンニン・クロロゲン酸が含まれているので同じです。
これに加えて④で触れた鉄分サプリを摂取。

フェリチンという貯蔵鉄の量を血液で調べられるのですが、病院で採血の時に「フェリチンも調べて欲しい」と言うと調べてもらえます。
目標は40です。
確かアメリカ?で妊娠に適した値と言われているらしい。
日本では”深く関係しない”とするお医者様が多いようですね。
リプロの松林先生も気にしていらっしゃらない様子。
わたしは数か月かかって18→28→40となりました。
最後の移植前はコーヒーはほぼ飲まない毎日でルイボスティーばかり飲んでしました。

昨日林先生のテレビ番組で食前のコーヒーは血糖を上げない効果があるとやっていましたが、鉄吸収の面からみるとマイナスです。
ああいうテレビは一つの側面からみた研究結果を放送しているので一概にすべて実行すれば良いというものではありません。


<タンパク質>
あまり気にしていなかった栄養素。
しかし、身体の基本の栄養素であり、妊娠にこそタンパク質が大事とわかってからは一番気にして摂取しています。

*朝ごはん ハード系のパンにコーヒーが定番でしたがごはんに変更。メザシ等のお魚と卵とお味噌汁。ご飯は少量にとどめて。
*昼ごはん 自分一人なのである程度軽く。丼などの単品にならないよう気を付ける。
*夜ごはん 最低でも一汁三菜。 お肉料理とお魚料理とサラダが定番。こちらも白ご飯は少量に。足りないならその分おかずを増やして。

後で触れますが、ご飯を少なくするのは糖質を抑えるためです。
お豆腐もタンパク質ですので良いのですが、ダイエット等を気にしてそればかりになると良くありません。
何ごともバランスです。お肉・お魚・卵・大豆等から偏ることなく摂取するのが理想的です。

こちらも昨日テレビで卵は身体に良いとやっていましたね。
付け加えるとしたら「安全な卵」を食べて欲しいです。
特売の異様に安い卵は安価な外国産の飼料で飼育されたものでポストハーベスト問題など危険です。(こちらも後程触れたいと思います)


長くなるので一旦切ります。
次は<糖質>について書きますね。