プラネッツ鍼灸院笠間

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高血圧についての考え方

2024-12-14 11:21:02 | 日記

こんにちは。今回は血圧についての考え方についてです。異なる考え方を持っている方もいると思いますし、あくまで個人的な意見ですのでご容赦ください。

 

最近20年以上もの間、脳血管障害は日本人の死因の構成割合において多くの割合を占め、近年は悪性腫瘍(がん)、心疾患(高血圧性を除く)、老衰に次ぐ4番目に多い死因となっています。高血圧症が脳血管障害の原因の一つと考えられているため、高血圧の診断基準値である最高血圧140/最低血圧90mmHg以上になると、降圧剤の服用が検討されるようになります。現在の基準値は2000年か採用されている基準値ですが、1970年代は最高血圧が年齢+90mmHg以上になると高血圧とされていました。1987年には、旧厚労省が180/100mmHgを高血圧の基準と定めました。1970年代の死因の割合で最も多くの割合を占めていたのが脳血管障害でしたので、年々高血圧の基準値を下げていったのでしょう。基準値を下げ、薬を服用することで一定の成果が上がり、近年の脳血管障害の死因に占める割合は4位まで下がりました。ただ、一方で、悪性腫瘍とともに心疾患による死亡者の割合が年々増加しています。心臓も脳血管も当然、循環器系に括ることができますので、血管に起きていた身体の不調が心臓に起こるようになったと考えても良いかもしれません。

 

血圧はなぜ上がるのでしょうか?血圧の役割は何なのでしょうか?血圧とはその名の通り、血管内に流れる血液の圧力です。水道のホースのように狭くなれば血圧は上がりますし、血液成分の割合が変化し粘性が増しても血圧は上がります、血管が硬くなっても血圧は上昇します。我々の身体の血圧を感知している圧受容器は頚部の頸動脈洞と心臓に近いところにある大動脈弓にありますが、これらの圧受容器が血圧の状態を監視し、血圧を上昇させたり、下降させたりします。血圧を上げる必要がある理由は、脳への血液の供給が不足している場合、というのがひとつあります。いうまでもなく、脳は生命を維持するために非常に大切な器官なので、脳に対する血液量が不足していると受容器が感知すれば、身体の働きとして血圧が上昇します。

 

加齢・老化とともに体内の水分の割合が減り、あらゆる組織が硬くなり、血液の粘性も増していきます。つまり、食事や運動を継続し、若々しい身体を維持することができていないと、加齢・老化とともに血圧が上がるのは当然です。そこで血圧を下げる薬を飲んでも、本来必要な脳への血液供給が不十分になるだけでなく、薬によって人為的に血圧を変動させるので、心臓、循環器系の機能低下を招く恐れがあると考えてよいでしょう。

 

左肩の凝り、肩甲骨の間の辺りの原因不明の痛み、動悸などは心臓の機能が低下しているサインかもしれません。もし、これらのサインがあれば、食習慣を見直し、運動部億であれば、適度な運動が必要です。また、頚部や背中をマッサージするだけでなく、鍼灸による施術がおススメです。もし食習慣、運動、鍼灸についての質問があれば、当院にご連絡ください。

プラネッツ鍼灸院 笠間

トレーナー佐藤

09035934997

kohsuke.satoh,ac@gmail.com



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