ぽ～じぃの吉野 ⑦ ・ 本当のハイライトは！？

実際走るまでは、午後３時にはゴールできるやろうと思っていた。

しかしその３時。　まだぽ～じぃはゴールまで２０ｋｍのところの最後のエイドステーションで
”　完食　”　＆　”　グデグデ　”　　モード　だった。　　

すでに８時間近く自転車に乗っている。　こんなに掛かるとは。　・・・

でもこのエイドステーション。　スーパーロングやロングの方と一緒なので賑やか。
ショートの人は長いこと見かけない。　たぶんぽ～じぃがショートでは最後尾なのだろう。
ちなみに　ゼッケン　の色でエントリーしているコースがわかるのだ。　

午後５時が制限時間。　あと２時間。　残り２０ｋｍ。　今のぽ～じぃではかなり微妙になってきた。
のそのそと走り出す。　　　　完食は果たした。あとは　完走　なのだ。　

雨　　はいつしか　本降りに。

お尻というか　股　が痛い。　ぽ～じぃは極めて太っている。　股ずれ　みたくなっているのが想像できる。
レーパンを持っていないので、インナーパンツ＋カーゴパンツ　というのもまずいのだろう。
さらにさっきから、ちょっとした上りでも足が攣り、その都度止まっては休憩と軽いストレッチでやり過ごす。

マイナス要素が　　どば～っと　襲ってきたのだ。　　

廃校の前で長めに休憩。　エイドステーションから如何程も走ってない。　３時半。　・・・　


なぜか不思議と気持ちは萎えなかった。　　よしっ、　もうゴールまで止まらんぞ　　

「　五番関トンネル　」　。　走るまでは、これを越えるのが　ぽ～じぃの吉野　のハイライトだと思ってた。
でも本当のハイライトは、最後の２０ｋｍの自分との戦いだったのだ。　　
そう思ったらなんとなく楽しむ余裕も出てきた。　いける、行けるぞ　　

吉野川に出た。　いよいよそこから最後の上り。　残り４ｋｍ　。

これだけ走ってきて、乗ってきて、この上りは　マジできつかった。　
ぽ～じぃよりも　もっと激しく、きつい思いをしてきたロングの人達も、顔を歪めながら上っている。
（　ようするにぽ～じぃを抜いていくのだけれど　・・・　）

みんな　”　戦ってるのだ　”　　

すでにゴールして下山をしてきた参加者の方が　「　もう少し　　」　など声を掛けてくれる。
なんだか　ウルウル　　してくるではないか。　絶対降りずにゴールするぞ　。

そして、午後４時４０分。　　ゴール　　　　　やった、　やったどー　　

この充実感、達成感はなかなか味わえるものじゃない。　　半端じゃなく嬉しいのだ。

正直終わった直後は、来年はやめとこ　という気持ちもないことはなかった。
でもこうしてブログに書いたりなんかしてると、　ふつふつ　と
来年も出たいという感情が湧いてくるのが自分でもおもしろい。

もしこのブログを見てくれて、来年このイベントに出てみようかなあとか
思ってくれたらぽ～じぃは非常に嬉しいです。　　

そして来年出た時は、　青いゲーリー・フィッシャーのMTBに乗った
大変よく肥えた　ぽ～じぃに声を掛けて下さい。　　
えっ、あんたでも　完走　できたんや　と、自信が持てる事請け合いです　。。。
スタート前なら　なお　効果的ですよ。　　　　　


　　『　全走行データ　』　　　走行距離　　１１３ｋｍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　平均速度　　１４ｋｍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　最高速度　　５１ｋｍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　走行時間　　８：０５：０４　（　休憩とかは含まず　）
　　　　　　　　　　　　　　　　　総時間　　　９時間２０分

　　　”　宝物　”　　増えました。

PS　・　ほんまに来年この大会に出るかは　ブログ　を見ててね。　　なんちゃって