再び・そこぬけ珍道中

新装開店ガトーのブログ。
雑多な日常あります。

軽運送

2016-02-23 13:40:16 | 音楽
今日のBGMは、デイヴィッド・ラング作曲「軽運送(原題 light moving)」です。
演奏しているのはヒラリー・ハーン(Vn)とコリー・スマイス(Pf)。

2012年4月に作られ、10月に初演されたのだそうです。
まだ数年しかたってないんですね。

私は絵画でも音楽でも他のものでも大抵そうなんですけど
現代芸術にはちょっと苦手意識を持っています。
芸術を理解できない貧しい心の持ち主なのかもしれませんけど、
いつも「はぁん???」と思って首をかしげるしかないのです。

この曲も最初はそんな感じで首をかしげていたのですが、
聴いているうちに癖になって、とうとうBGMに選ぶまでになりました。

現代芸術のここが嬉しいところなのですが、
作曲者のデイヴィッド・ラングさんは1957年生まれで存命。
日本語版のwikiには載っていませんでしたが、
ご本人のHPがありました。やったあ!
モーツァルトやバッハなんかだとこうはいかないもんね(笑)

そして「軽運送」についてご本人のコメントがありました。
私、英語ほとんどダメなんですけど、ざっくり言うと
昔二人の若者がやっていた軽運送会社をモチーフに
この曲を作ったということらしいです。
この会社は長くは続かなかったけれど、
ラングさんはこの会社の精神と名前が大好きで、
この曲はその時、その場所、その音を思い出させたんだそうです。
……私の訳が正しければ、ですけど(;^ω^)

言われてみれば確かに、
ちょこまかテキパキとした音楽が
何かを急いで運んでいるような感じ。
全体的に高音域で軽い感じ。
スピード感もあるしね。

演奏する立場になればこういう曲は
とても難しいんでしょうが、
さすがヒラリー・ハーン。
丁寧に軽やかに弾いてくれます。

好き嫌いが分かれそうな曲ですが、
もしよろしければ聴いてみてください。
(作曲者ご本人のHPで無料で聴けます)




追記:写真を追加しました。

ガトー家の食卓 チャンプルー日誌

2016-02-21 21:30:22 | グルメ
今日の夕食は「各自!」との
母のお達しだったので、各自でもそもそ見繕って食べました。

話は飛ぶのですが、私はコウケンテツさんが
アナウンサーのたばっちと料理を作って食べる
「たべごころ」というローカル番組が好きで、
毎週欠かさず録画しております。
とくにおいしそうだった番組は、
去年だろうが何だろうが
消さずに時々見ておるわけです。

それでですね、そこで夏に登場したコウさん流の
「ソーメンチャンプルー」
すんごくおいしそうだったわけですよ。
これは食べたい!と思いまして。
いつか作ってやろうと思っていたら、
食欲とシチュエーションが合致した
今日という日が来てくれたわけです。

というのもですね、私料理がヘタですので、
沢山作って家族にもふるまおうなんてことが
できないんですよ。
だから、「母の代わりに夕食を作るよ!」
な~んてことは家族の意思もあって
できないんですよね。
たとえ何かあっても自分で何とかせえよ、
という。

んで、今日ですよ。
その料理のチャンスが巡ってきたわけです。
さっそく冷蔵庫を見まわしてみました。
牛肉も夏野菜もにんにく等も……
なし!\(^o^)/

でも食べてみたいので、
その辺の野菜と冷蔵庫にあった豚肉で
決行することにしました。
もうレシピなんか知るか!
(嫌な予感しかしない)

まずは2束で2人分だったそうめんを、
何を思ったか3束茹でるという暴挙に出ました。
(完璧レシピ見てない)

そして夏野菜の代わりに、
にんじん、玉ねぎ、しいたけ、小松菜を
食べやすい大きさにカットまたはスライス。

豚肉は薄めのものを3切れにしました。

はい、1人分です。
完全に量が多いです( ゜Д゜)

なお、豚肉を調味料に浸けるのはなんだかこわかったので、
そこは省きました。

火の通りにくい順と思われるものから
順々に炒めていきます。
おや?いい感じじゃないか?と思ったのもつかの間のこと。
最後に1分弱茹で、
少しのサラダ油をまぶしておいたそうめんを投入。

なんだこの量の多さは( ゜Д゜)
1人前でこの量はねーだろ( ゜Д゜)


……もう後の祭りです。
考えている暇はありません。
調味料を投入します。

まてよ?
コウさんのはおいしそうだったけど、
それはにんにくが入っていたからであって、
にんにくなしで後に入れる調味料っつったら……
醤油しかないじゃん!
このままじゃただの醤油炒めになってしまう!

そ う だ(; ・`д・´)

別のレシピで見ていたほんだしの代わりに、白だしを投入。
そして、醤油を投入しました。
味見すると……和風?物足りないかも。

そ う だ(; ・`д・´)

伝家の宝刀、オイスターソースを投入。
もうコウさんのレシピのかけらもありません!

結果が、これです。


食べてみました。
うーん、炒める時間がちょっと長かったのか、
ちゅるちゅるはしてるけど、ちょっと伸びたかも?なそうめん。
野菜も肉も普通の味でした。

これ、アレに似てるわ(;^ω^)

ケ○ミンの焼きビーフン作った時の味そっくり。

まずくはないんですけど、まあ当然のことながら
思い描いていたコウさんのチャンプルーじゃあ
なかったわけでして。
やはりあの味が食べたかったら
やっぱり材料そろえて徹底的にレシピ見ながら作らないとダメだな……
と、思ったのでした。(あたりまえだ)



(ちなみに、完食しました\(^o^)/明日の私にこうご期待!←デブ)

涙、涙のゲームソフト

2016-02-21 16:48:32 | お題
こういうお題にはアホみたいに繰り返し同じゲームの名前を言ってるんですけど、
私が唯一「名作」と言えるゲームはこれ。

「エストポリス伝記2」
スーファミなんですが、ソフトは弟の家にあるので
かわりにサントラCDの写真載せますね。


私、実はそんなにゲームやる方じゃなくてですね。
マリオブラザーズとかの他だと、
ポケモンは緑のみ何とかクリアしたけど結局150匹なんて集められなかったし、
ゼルダは時のオカリナと4つの剣無料版しかやっておらず
しかも未だに無料版でクリアできないステージあり
FF6は世界崩壊後くじけてボス戦までできずじまい
ドラクエは天空の花嫁でまさかのしょっぱなからパパスを助けられないという
割とトンデモなゲームの実力の持ち主なのです。(もちろん、マイナスの意味で)

そんな私がちびりそうになりながらもエンディングまで到達し涙したのが、
「エストポリス伝記2」なのです。
ま、弟と二人で進めたんですけどね。

全知全能の神・アレクディアスが配下のエリーヌを呼び、
「審判の時が来た」と告げます。
それは、デュアルブレードという剣が共鳴を始め、
神と人間、どちらが地上に君臨すべきか
その雌雄を決するときが来たことをあらわしていたのです。
エリーヌはアレクディアスの命を受け、地上に赴きます。

一方、エルシドの街でモンスター退治を営むマキシムは、
急に数を増やし知恵をつけてきたモンスター達に疑問を持ちます。
そして未来が見えるという不思議な女性・アイリスに出会い、
それがすべて邪悪な敵の仕業であること、
それに対抗できる人間のひとりがマキシムであること、
対抗できる仲間を見つけ、邪悪な敵と戦うための旅に出る運命であること
を告げられて、エルシドの街を旅立つことになるのです。


と、これが物語の始まりです。
めっちゃ面白そうでしょ(笑)

第一部が終わった時には正直「ええ~~マジかよ!!(;'∀')」と思ったのですが、
第二部の最後、物語が終わるころにはめっちゃ泣いてました。

ぶっちゃけちゃうと、このエンディングは
前作「エストポリス伝記」でめっちゃネタバレしてます。
けれど、ネタバレのあとに隠されたマキシムの戦いや愛情が、
Ⅱにはしっかりと描かれています。
どうなるかはやってみてのお楽しみです。

スキルを使ってパズルを解いたりするのも面白いですし、
入るたびに変形するダンジョン「いにしえの洞窟」、
スロットやブラックジャック、ポーカーなどのゲームができる「質流れ島」など、
戦い以外にも楽しい要素があるのもよいです。

このエストポリスシリーズ、このあと続編が出るはず(つまり3ですね)だったのに
版権持ってた会社がつぶれちゃったりいろんな大人の事情で
続編が絶望的になっちゃった悲劇の作品でもあります。

この作品が世に出たのは1995年。
僅差ですがプレイステーションもう登場してるし。
正直、しょーーうじきですけど、
なんでこれプレステで出さんかったんやぁ……
ともうっすら思ったりしました。
そしたらもっと売れて会社も潤っただろうに。
テレビCMもどうも今一つどんなゲームなんだかわかりにくかったですし。
ほんと、いろんな面をどうにかできんかったんかなあ。。。
とってもよい作品なので。

(なお、この作品をもとにリメイクされたDS版の「エストポリス」は
似て非なるものだと個人的には思ってます。
ある意味ファン泣かせでしたけどね。。。)

気軽にやってみてください!って言えないのがとても残念ですが
(今はあまぞんで8000円くらい)、
どこかで見かけたら、「これやな!!」
と思って頂けたらうれしいです。

拝啓拝啓、あらあらかしこ

2016-02-19 23:52:58 | お題
私は筆まめなほうでは決してありません。
なので、最近は年賀状や上司へのごあいさつの一筆箋を書く程度。

そんな私が、ドキドキしながら書いたお手紙が2通あります。

ひとつめは、私が気になっていた男性に宛てたもの。
封筒とか便箋とか、シンプルだけど可愛いのを一生懸命選んだつもりです。
便箋にはたった一言。
「お友達になってください」
いつも顔をあわせる人だったので、恥ずかしくて照れくさくて、
とても好きですとは書けませんでした。
でも、せめてお友達から……と思って、
これでも勇気を精一杯ふりしぼって書いたのです。
結果ですか?
残念ながら、恋は実りませんでした(^^ゞ

ふたつめは、漫画家さんのサイン会でお渡しするために書いたもの。
正直、ひとつめの手紙より気合い入れて準備しました(笑)
漫画家さんは女性のかただったので、
なおさらちょっとオシャレなやつにしよう!と思って。
字が乱れないよう、定規をあてながら書きましたよ。
お手紙渡してサインをしてもらってから何日経ったか忘れましたが、
はがきでお返事が届いた時には飛び上がるほど嬉しかったです。
ちなみにその漫画家さんとは、「ワカコ酒」でおなじみの新久千映先生です。

手紙って、メールと違って便箋ひとつにも
その人の性格や気持ちが表れるのでいいですよね。
お返事が来たら嬉しいし、形に残るし、忘れられないです。
願わくば、気合いを毎回入れなくても
さらさらっと筆ペンや万年筆なんかでお手紙が書けるようになりたいものです。
筆まめなひと、憧れます。

それではそれではまた明日。
乱文失礼、あらあらかしこ。

ガトー家の本棚 マンガ日誌

2016-02-17 15:44:05 | 漫画
久しぶりに漫画を買いました。

正確にいうと、久しぶりに「紙の」漫画を買いました。

今までなかなか書店に行けなかったので、
電子書籍を買っていたのですが、
病院の帰りに時間ができたので、駅の本屋さんに行ったのです。

いやあ、よかった……(*´▽`*)
紙の本の匂いはしあわせのにおいですね!

ちなみに今回購入したのは、
つづ井『腐女子のつづ井さん』、
秀良子『おしゃべりは、朝ごはんのあとで。』2巻、
伊藤理佐『おんなの窓』5巻
の3冊です。

『腐女子のつづ井さん』
正直なところ買うまいと思っていました。
というのも、ついったとたまにピクシブ、そしてWEB連載と、
大抵彼女の漫画を見たので、ここで1000円払って買うべきかどうか?
と自問自答した結果、「否」だったのです。
しかし、本屋さんで新刊コーナーにあったのを見てみると、
帯に「50ページ以上を描きおろし!!」と書いてあるではありませんか。
そして気がついたら、手に1冊しっかと握りしめていたのでした……。
読後の正直な感想ですが、
描きおろしに惹かれて買ったのにどこが描きおろしなのかあんまり分からないのがイマイチでした。
面白いしページ数も多いんですけどね。
あと、連載になってからセーブかかったのか、ついったで挙げてた時よりキレがなくなったような……?
いや、面白いんですけどね。(2回言った)

秀良子『おしゃべりは、朝ごはんのあとで。』2巻
見つけた瞬間「うおあああー( ゜Д゜)待ってました!!」と心の中で叫びました。
1巻で衝撃を受けて、その後雑誌連載が始まったと聞いて、
コミックスが出るのを今か今かと待っていました。
買うの遅くなってごめんなさい。そしてありがとう!!
相変わらずな担当編集ドメさんはじめ、各話に登場する皆さんもキャラが濃いなぁ~。
(個人的にはイケメンウェイターさんに「ひらけーゴマ☆」ってされたいです)
何より「ふとん妖怪」秀先生の自画像が素晴らしすぎる可愛すぎる。
「BANANA FISH」のくだりとか本当にもう、
わかりすぎて可愛すぎて慈母のようなほほえみを浮かべるしかなかったし。
ただ、シチュエーションや登場人物が目立ってしまい、
肝心の食べ物が少しインパクトないかも……?と思ったのがちょっと残念でした。

でも、それでも大好きな作品。
また連載復活してぜひ3巻を出してほしいなあと思います。

伊藤理佐『おんなの窓』
「おんなの窓」もついに5冊目。
「なまけものダイエット」の時にも思いましたが、
"オットの人"(吉田戦車先生)とご結婚されてから
伊藤先生の漫画はさらに面白くなったんじゃないかなあと思います。
(「なまけもの~」は、伊藤先生と猫ちゃんしか出てこないのと、
結婚・出産後で旦那様とお子さんが描かれているものがあり、
それぞれ「甘口編」「辛口編」となっているのですが、
断然後者が面白いんですよね……。)
あと、読者が「ヒエーあの漫画のアレがこんな形で!!(;゜Д゜)」
となるようなことも描かれてあり、歳月ってのはすげぇなあ……と思ったのでした。
そして毎回思うのですが、「妙齢」の使い方、誰か突っ込まないのかな……。
もう連載長いからこれで押し通すのかな。


長くなってすみません。
とりあえず、漫画買えて幸せです。
不幸があるとすれば、ただ一つ。
収納場所に関する悩みでしょうか(;^ω^)