四月十三日 『ゆれくる』で目が覚めた日
朝方、『ゆれくる』で目が覚めました
来るぞ~来るぞ~と身体が硬直しました
スマホの画面を良く見ると三重県の尾鷲市震度3の表示でした
何カ所かセットをしています
以前にも何度か書きましたが
転勤で行った神戸で被災したので
地震は私にとって最大のトラウマです
気がついた時はマンションは全壊でしたから
今でも覚えているのが
暗くてとてもとても怖かった事
薄いパジャマ一枚ですからとても寒かった事
何がなんだかわからなかった事
足が痛かった事
ただ、大きな揺れがおさまった後、今まで経験した事ない静けさだった事
少し、明るくなって来て
時間はわかりませんが、ドア?を持ち上げた自衛隊の人が見えた時は
冷静に凄い力と思った事
部屋の中にあるはずのタンス一式が傾いたベランダに有った事
上の階の人が最初にあげた『助けて』と言う声をきいた事
東灘区の高速が傾いて壊れたあたりの
山側に住んでいました
比較的、転勤族が住んでいる土地でした
神戸は地震がないと思っていたので余計に驚きました
今日、引っ越しの準備中に新聞の片付けをしていた時
ストッカーの底には捨てない新聞の束があります
東北の震災の時の新聞です
人間は忘れてしまうものです
忘れてしまうから良い事もあります
ただ、有る程度の日頃の備えは大切です
その事を忘れないように一ヶ月にいちど処分する新聞の中にあの日の束を……
東北の震災でも知人の4家族が被災しましてまだ仮設住宅で生活されています
なぜ、新聞なのか?
神戸の時は被災者でしたので
どのようにテレビで報道されて
街全体がどうなっているのか
新聞にはどのような事が掲載されて。。。
というのをほとんど知らないのです
どの位、テレビもみれなかったのか?
離れた地に居る母親はテレビにかじりついて、死亡者名簿を見ていたようです
私は近眼ですので
メガネもコンタクトもないまま長い事過ごしました
これもなかなか辛かったです
衣類などはすぐに何とかなりましたが
メガネ、コンタクトは困りました
枕元に……と言いますが
大きな揺れだと枕元も何も……
リュックなどにまとめて身近に置いて置くのが一番確保しやすいかと思います
持病のある方はお薬も大切です
都市が機能しなくなるので、病院すらライフラインがストップしています
十数年、今はご存じのとおり元気です!
地震国ですから
ある程度の備えは大切です
懐中電灯は当然!
暗いのは恐怖感が増します
十数年経っても、部屋の電気は点けたまま寝ています
今朝の地震で改めて色々思いました POPO