#創作小説 新着一覧
赤壁に龍は踊る・改 二章 その1 開戦、決定!
鄱陽《はよう》で水軍を調練していた周瑜が、孫権の要請で柴桑《さいそう》へもどってきた。孔明は、はじめて美周郎……周瑜、字を公瑾をみて、なるほど、これは長江の水に洗われて磨き
赤壁に龍は踊る・改 一章 その17 鳳雛のこころのうち
そんな不満が顔に出たわけでもないだろうに、となりにいる鶉火《じゅんか》は、気づかわしげ...
赤壁に龍は踊る・改 一章 その16 柴桑へ向かう美周郎
風が吹いている。身を縮《ちぢ》こまらせる、冷たい風だ。その強い風に頬をなぶられながら、...
赤壁に龍は踊る・改 一章 その15 美周郎と鳳雛のうわさ
「そういえば、美周郎は音にうるさい人物だという話だな」と、趙雲が琴の音のする窓のほうを...
赤壁に龍は踊る・改 一章 その14 お手紙作戦
※魯粛が指定してくれた客館は、掃除の行き届いた清潔な場所で、日当たりもばつぐんによく、空...
赤壁に龍は踊る・改 一章 その13 良薬は口に苦し
それからは話がとんとんと進んだ。孫権は、同盟することを約束した書状をしたためると、孔明...
もろびとこぞりて (その6)
一同は母屋を出て、まず水を汲みに行った。幅広いなだらかな石段を下りて、大きな鳥居をひとつくぐる。「夕方、北の石段から上がって来たんだろう...
もろびとこぞりて (その5)
クリスマスパーティーの前日、紀野は豊に叔母を紹介された。考えてみると、豊の両親も祖父...
赤壁に龍は踊る・改 一章 その12 説得 その2
「孔明どの」孔明から目線を外さず、孫権は静かに言う。「そこまで言うのなら、貴殿らが戦え...
もろびとこぞりて (その4)
授業参観のクリスマスパーティーから5日。明け方まで論文を書いていて、午後まで寝ていた紀野が寝ぼけ眼でスマホを見ると、着信が入っていた。83歳の...
赤壁に龍は踊る・改 一章 その11 説得
それを聞いて、孫権は目を見開いた。孔明もまた内心ではおどろいたが、顔には出さないようつ...