#星の杜観察日記 新着一覧
STOP! 桜さん! (その8)
文武両道を謳う飛鳥高校は、運動部と文化部に各ひとつずつ所属することが必須である。活動内容によって週2日の部と週3日の部があって、合計5日になるように選択する
白い花の唄 (その6)
地球はダンから一番近い居住可能な惑星だ。実際、簡単な栽培や土器などの文明を持つ人類が...
月夜のピアノ・マン (その10)
光さんが翌日、神馬の馬運車と一緒に戻ると言うので、サクヤさんの運転で、都ちゃん、鷹史...
月夜のピアノ・マン (その9)
牧場というところはいつもベビー・ラッシュなのだろうが、それでも人間の赤ん坊となると話は違う。首も座らない乳児が...
白い花の唄 (その5)
管制室でモニターを見ながら話し合ってすぐにわかってしまった。ここは地球じゃない。木星...
白い花の唄 (その4)
オリが私の腕を掴んで塔の中を走ってゆく。引っ張られてはいるが、乱暴ではない。鷹ちゃんにそっくりの少年。あなたは誰...
白い花の唄 (その3)
想像通り、崖から降りるにつれて浮力が感じられるようになった。スカイダイビングのフリー...
白い花の唄 (その2)
水に入る前は、眩しいほど輝いている青い水面のすぐ下に眠っている澪さんが見えていた。靴...
STOP! 桜さん! (その7)
高校に無事、合格した。合格発表の日まで気付かなかったが、清香も同じ飛鳥高校を受験して合格していた。ニヤリと形容したくなるような微笑を浮かべて、『...
STOP! 桜さん! (その6)
輸入雑貨のお店で一目惚れして、お年玉貯金を一部崩して買った木苺模様の白磁のティーセットがあった。トランクのような形のバスケットの内側に、赤と白のギンガムチェックの布が貼られていて...
STOP! 桜さん! (その5)
ヒイラギの花の咲く夜約束してから、黒曜とは月に1、2回の頻度で会えるようになった。中庭の見える渡り廊下の長椅子が、私たちの定位置...