#新拾遺和歌集 新着一覧
貫之集 371
海のほとりに風吹き波立つふくかぜに さきてはちれど うぐひすの こえぬはなみの はなにぞありける吹く風に 咲ては散れど 鶯の こえぬは波の 花にぞありける 海のほとりに風が吹
貫之集 289
をみなへし にほひをそでに うつしては あやなくわれを ひとやとがめむ女郎花 匂ひを袖に うつしては あやなくわれを 人やとがめむ...
貫之集 280
延喜の末よりこなた、延長七年よりあなた、内裏の仰せにて奉れる御屏風の歌、二十七首春はる...
貫之集 224
松に咲ける藤の花ふぢのはな あだにちりなば ときはなる まつにたぐへる かひやなからむ藤の花 あだに散りなば 常盤なる 松にたぐへる かひやなからむ...
貫之集 169
宇治の網代おちつもる をとはみゆれど ももとせの あきのとまりは あじろなりけり落ちつもる をとは見ゆれど 百年の 秋のとまりは 網代なりけり...
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