#科学哲学 新着一覧
波動関数の絶対値の2乗は電子検出の確率分布に対応する
二重スリット実験における干渉縞は検出電子の確率分布により生じることを前回のブログで示しました。電子が検出された位置に波動関数(波束)が収縮するという問題について多くの議論がなされています...
ボルンの確率解釈を実証する二重スリット実験
電子の二重スリット実験を多数回繰り返すと干渉縞ができます。この干渉縞は、電子の到達位置...
量子力学に潜む情報概念: 電子の波長は物理量ではなく電子の情報的属性である
電子には質量、電荷、運動量などの物質的属性(物理量)のほかに、運動量と関係する波長があ...
シュレーディンガーの波動関数は超時空独立量子集団の振る舞いを記述する波動である
量子力学は、超時空独立量子集団の振る舞いを説明する理論です。この超時空独立量子集団とは...
多世界解釈が間違っていることの明白な理由
多世界解釈についての新しい解説書が出ました:和田純夫『量子力学の多世界解釈ーなぜあなた...
自然科学者と経済学者の「科学観」について
節へのリンク1. 「科学」の意味についての準備的考察1.1 科学は哲学から派生/分離したのでは...

広井良典 ポスト資本主義 科学・人間・社会の未来 岩波新書
広井良典氏は、1961年生まれとのことで、私より5歳年下ということになる。東大の教養...
確率回転複素ベクトルと自由粒子に対するシュレーディンガー方程式の解との形式的類似性
清水明『新版 量子論の基礎ーその本質のやさしい理解のために―』、サイエンス社(2006), pp.1...

確率回転複素ベクトルのイメージ
以下で用いる物理用語はすべて比喩的なものです。確率回転複素ベクトルのイメージを下図に示します。先のブログで説明したように図中にある極小な扇形は根源現象の集合であり確率波...
回転確率複素ベクトルと確率波
先のブログで確率複素ベクトルと確率の干渉について提案しました。今回は、回転する確率複素ベクトル...
確率複素ベクトルと確率の干渉
半径Aの複素円を考えます。この複素円の半径と円周を共にn等分すると複素円はn×n個の素領域に分割されます。これ...