#美青年 新着一覧
小説「傾国のラヴァーズ」その11 メロンに生ハム
彼はキッチンで冷蔵庫を開けると、俺の方を振り返り、「あ、適当に座って…海原くんはメロンって食える?」「はあ、好きだと思います…」「無理しなくていいよ」「そりゃ大好きですけど…そ
小説「傾国のラヴァーズ」その10・ちょっぴり仕事
リビングでは薄いブルーのソファだけは、昼寝にでも使うのか、大きくて立派なものだった。...
小説「傾国のラヴァーズ」その9・2人で飲み会
暗い表情で彼は、「でも、愛人の子の更に子供なんてやっぱりお偉いさんには、黒歴史だよな...
小説「傾国のラヴァーズ」その8・偉大過ぎる祖父
俺には質問せずにはいられないことがあった。「高橋さん…専務はどこからかのお目付け役なんですか...
小説「傾国のラヴァーズ」その7・楽しい帰り道
「病院で聞いてた通り男が生まれちゃって、別の名前を考えるのが面倒で、字だけは男っぽく聖...
「傾国のラヴァーズ」その6・望まれない息子
意外と食べ方が男っぽい彼を見ていると、この人に凶事が降りかかるとしたら、その理由は何...
「傾国のラヴァーズ」その5・彼とのドキドキランチ
と、電話を切ると高橋さんからと彼はいたずらっぽい目で俺に笑いかけてきた。まるで大人の...
「傾国のラヴァーズ」その4・ボディーガード
そうなのだ。 この人は成田貞次のたった一人の孫なのだ。 成田の正妻には娘が一人いるだ...
「傾国のラヴァーズ」その3・闇の三代目
その後が、この彼本人の苦労と実は俺は聞いてきたのだが…「母は遊び足りない女の子で、子育...
「傾国のラヴァーズ」その 2・寂しい生い立ち
しかし、聖名の祖母の春子は愛人にしか過ぎず、聖名の母の光子も、成田が正妻をどうにか説...
「傾国のラヴァーズ」その1・儚げな美青年社長
彼は中性的で美しい、どこか儚げな青年だった。 鈴崎聖名(せな)。俺より4つ下の24才。ベン...