#蘭渓道隆 新着一覧
“陰影がなければ何でもできる“
『蘭渓隆面壁坐禅図』は、禅師、眼前の地面を辺りを半眼で。禅師を囲むように岩窟内の岩肌。背後の入口、岩窟の開口部は、外との明暗差でまるで禅師の光背のような感じである。そのはるか向こうに見え...
面壁坐禅図
達磨大師が面壁坐禅をして真正面を向いている作品はある。しかし視点と達磨大師の間に距離が...
正面を向いて頂くために
幼い頃の私は大人の前でしばしば余計なことをいってしまう子供であった。もし建長寺で蘭渓道...
肖像の解釈
蘭渓道隆像は、生前に描かれ、本人の賛まで書かれているものが残されているのなら、それが実...
帆柱
『半憎坊荒海祈祷図』の半憎坊が雷鳴轟くシナ海において、刀印を結び呪文を唱え、すっくと立...
3カットの役割り
蘭渓道隆師3カット目は、手植えした建長寺のビャクシンの樹が大樹となった七百数十年を想い、...
天童山坐禅図
そろそろお馴染みの現象が起き始めた。夢の中でも制作のことを考えている。寝る前に出品作を...
面壁の事
大体開山の頂相、彫刻は、曲録(椅子)に座って描かれる。なので建長寺の蘭渓道隆も、円覚寺...
自ら回向返照して更に求めず
次回の展示は新作の作品数を抑え、それに集中することに決めていた。蘭渓道隆は、実在した人...
使えてせいぜい紙幣
被写体が完成していれば、構図は決まっているので、三脚立てて陰影が出ないよう撮影する。あ...
面壁坐禅図
『慧可断臂図』で壁に向かって坐禅する達磨大師の表情を見せるため、雪舟は真横を向かせ、私...