虫と同じ目の高さにならないと、彼らの本当の姿は見えない。 だから僕は腹ばいにぬる。
そうやって気づいたんです。虫はぼくであり、僕は虫であると。
人間がいちばん偉いような顔をしているけれど、虫から見れば、所詮は同じ生き物。
動物でも植物でも、根は一緒です。
この地球の上で共生している存在であり、お互いに大切な仲間なんです。
【とある書籍から】
この書籍は生き物と人間の肌たりを取っ払ったエッセイなんだけれど、
書籍のタイトルを控えていなかったので、残念、、記すことが出来なかった。
かんどつして、幾ページかをコピーしておいたものを、たまたま手に取ったので 記してみた。
小さな小さなベビーの蜘蛛をプラコップで捉えた。
パニックになって飛び回っているのをじーっと見つめながら、
しみじみと思って 話しかけた。
「害虫の類に分類されてしまうの?あなたは。
こんな小さい身体でも、命は一緒なのねぇ、、、。
大丈夫だよお
外に出してあげるね」
ベランダに放った。
小さいから命は小さいと錯覚してしまう。
害があるから、敵の様に感じてしまう。
その辺りの認識は 間違ってるのかもしれない。
たまたま、持って生まれた身体だということにはお互いに変わらない。
うん、きっとそうだ。。。