仏教は、他人に対する思いやりを大事にします。
そして、この思いやりというものは、努力至上主義からは決して生まれてこないものです。
「日本人は、なぜ貧乏人を軽蔑するのか、、、、」
努力したからお金持ちになれた、努力しないから貧乏をしていると言う考えが、どこかにあるのです。
アラブでは貧乏人を軽蔑したり、見下したりすることがないからです。
人間が送る人生の第一段階として貧乏と言う状態にある、アラブではこのように考えるわけですね。
〈般若心経二十六文字の宇宙〉
根底には 努力したから、これを得た
努力しない奴は ダメなやつという、一種の差別感もあったりしないだろうか。
ホームレスしている人の中には、お金持ちの人より、素直で謙虚で誠実さのある人もいたりする。
お金持ちの方が、自慢したり傲慢になってしまう人もいる。お金を得ることに欲を過分に出す人もいたりする。
そんな二種の人が世に居るということ。
他国の人もよく観察しているものだわ。