富江シリーズも知らんうちに8作目とな。
今回もがっつりネタバレありです。
いや、しかし素晴らしいジャケットだ。
富江の不気味さが上手く出てる。
禁断の果実以外は観てる富江シリーズ。
原作が好きだからね。
しかし、「富江VS富江」でがっかりしてから、もう富江シリーズは見るまいと思ってた。
思い返せば、1番最初の菅野美穂が富江を演ったやつ。
あの頃の菅野さんはセリフ棒読みでね。
わざとそうしてたのかどうかはわかりませんが、
あの傲慢な富江が「死にたくても死ねない、みんな自分を愛してるって言いつつ、なんで最終的に殺すの?」、みたいな悲哀がたっぷりで
原作ファンのあたしに、初めて富江を「可哀想」と思わせたのよ。
こりゃすごい女優になるなと思ったものです。
富江シリーズではこの1番最初から3作目くらいまでは好きでした。
今まで色んな人が富江を演じましたが、
今回富江を演じた仲村みうちゃん。
めっっっちゃ美人!
すんごい目力!
原作の富江に1番近いんでは?
もう観ないと決めていたのに、何故今回また観たのかというと、監督が井口昇氏なのと、原作に1番近いと聞いて観てみたくなった訳ですが
確かに原作には1番近い。
1番近いけど…
やっぱり映像化には限界あるよなぁ…。
ラストのこれ↓
井口昇氏の真骨頂!
こういうのはホント上手い。
原作通りだ!
グロ描写もかなりきっちり見せてくれましたね。
出血大サービスなのは相変わらず。
佳恵ちゃん?が
「お母さん!助けてお母さん!」て連呼しながら死んでくシーンは怖かった。
なんで恐怖感じた時って「お母さーん!」なんだろね。
「お父さーん!」とは言わないよね…。
ストーリーはあるようでないような?
何を言いたいんだかさっぱり理解不能でした。
ただ、ここ最近の日本のホラーの中ではまずまずと言ったところですかね。
一体富江はなんなんだ?
しかし綺麗な子だよ、ホント…。