Stay Gold・鍼灸整復一花院・ 若杉昌司

鍼灸整復を生業として、食べること・歩くこと・生きることを大事にしている自由人

思うツボ:足三里(あしさんり)【灸養生法】

2017-01-20 11:12:12 | 東洋医学
土用に入り
土用が明ける(節分)までは

五臓六腑の中でも
特に脾と胃とが協同して
元気よく活発に働くと

健康で笑顔で
立春を迎えることができます

【灸養生法】
足三里にお灸をすえると
脾と胃を理(ととの)える効能があります
また運動後の下肢の筋・関節の痛みに対して
早期回復の効果があります

取穴法は
体育座りをして
犢鼻(外膝眼)の下3寸
脛骨外側から横1寸(写真参照)

※注釈
【脾の働き】
消化・吸収をつかさどる(運化作用)
栄養分・水分を全身に送る(運化作用)
内臓が下垂しないように持ち上げる(昇清作用)
血を血管外に漏れださないようにする(統血作用)

【胃の働き】
食べたものをざっと消化する(運化作用)
脾の働きを助けて消化・吸収を調整する(運化作用)

くれぐれも火傷にご注意ください。

東洋医学ランキングへ