カンヌ映画祭でグランプリをとり、今年のアカデミー賞でも、外国語作品賞にノミネートされている「サウルの息子」を観てきました。
アウシュビッツ解放70周年を記念して製作され、強制収容所で死体処理に従事するユダヤ人のサウルをとおして、大量殺戮が行われていた収容所の実態を描いた映画。
友人のブログでも重たい映画だったとありましたが、確かにまだどう語ればよいのか消化しきれていません。
それは観ていた人たちも同じだったと思います。
今日は、上映館のサービスデイで、私の観た回は、満席でしたが、映画が終わっても誰も立ち上がる人がなく、しばらく話し声もなかったのです。