退職に関して色々と経験した事を少しまとめてみた。
1.ハローワーク
会社から離職票をもらうと手続きに行くのだが、再就職するかに関係なく失業認定は受けておいた方が良いと思われる。
国民健康保険は在職中の所得で月々の保険額が決まるので額が多い場合、減額交渉するのに必要だ。
失業者の定義は働ける状態でその意思があり、求職活動を行っているという事だが具体的に言うと
月に2回以上ハローワークに行ってパソコンで職業検索すればOK。
その際にそれを証明する紙をもらえるので報告書と一緒に出す。これは全国共通か分からんのだが私の市ではそうなっている。
私の場合自己都合退職なので失業手当は余りもらえない。少しでももらえたらありがたい。
現実にどういう仕事があるのか見ながら考えていく予定。
2.国民健康保険
退職後、最も気になったのがこれ。月々の支払額が大幅に増えるのだ。離職票をもらったら市役所で手続きできる。
大企業等で健康保険組合がある場合は任意継続という制度があるのでそれを利用するのが良い。
継続は2年のみで保険料は元の2倍程度になる。
ただ、この任意継続というのは保険料の銀行引き落としが出来無いとかがありやや面倒。説明する人も余り親切に教えてくれなかった。
無鉄砲な私はクソ会社の健康保険組合に金を払うのは嫌だったので国民健康保険にしたが真似はしない方が良い。
保険料は元の保険料に対して、任意継続:2倍、国民で減額:2.5~3倍、国民で何もせず:4倍
といった所だ。これは人によって違うと思うので良く調べるのを勧める。
3.国民年金
これも離職票をもらったら市役所で手続き出来る。
こちらは付加給付というのも同時に申し込んだ。月数百円の費用で年金が少し増える。
市役所の人は親切で何も言わなくても支払いの免除の説明をしてくれた。
私は払えるので普通に手続きをした。
4.保険
労組系の保険は退職で脱退となった。
意外だったのは継続出来た保険に先進医療の特約を付けようとしたら断られてしまった事。
保険の変更や追加をしたいなら在職中にやった方がいいと思う。
まあ、保険は不要と豪語する人は関係ないけどね。
5.クレジットカード
退職前にほとんど関西のみで使われているPITAPAというカードを追加した。
これは関西の私鉄や地下鉄で使えるカードで持っている三井住友VISAの追加カードとして取得。
住所変更ももちろん行った。職業については特に何もしていない。
これまで特に向こうからは何も言ってきていない。これまで毎月使ってノーミスで引き落としなので当然か。
6.確定拠出年金
しばらく就職の予定は無いのでSBI証券に個人向け拠出年金口座を作って移行作業中。
移行には2か月ほどかかる予定。
残念な事に投信は1回解約されて現金として移行される。例えば移行先に同じ投信があってもそのまま移行は出来ないのだ。
利益確定にはなるけど利益が出ている状況で続けたかった。
その他に退職金を年金として受け取る事も可能だったので半分を受け取り、残りを60才から年金として受け取るようにしている。
終身部分があるのでそうしている。多少の運用もしてくれるらしいが期待はしてない。
会社が倒産しても分別管理しているはずだから元本だけ返してくれたら十分だ。
7.銀行
世間相場の半分程度のしょぼい退職金が出たのでM井S友銀行に定期で預けていたら早速相談を受けませんかの電話攻撃が来た。
財形貯蓄解約分も預けていたせいもあると思うのだが、必要無いとあっさり答えたのでその後の電話は無い。
仕事ばかりして知識が無い人はこういうので引っかかってしまうと思うのだが大金を自分で制御できないのは自己責任という気がする。
それから引っ越したので住所変更が必要だったのだが投信口座がある場合はなぜだがネットでの変更が出来ず店舗で変更した。
銀行の投信口座は使ってないので同時にその口座は解約。
今後も銀行で投資をやる気は無いのでこれで次回からはネットで変更可能だ。
8.その他
今の所、なるべく在職中と似たようなリズムで生活するように心がけている。
余り極端に変えると不安になると思われるためだ。
それでも以前より平日は1時間ほど多く寝ている。休日の起床時間は同じ。
平日と休日の起床時間は変えている。そのせいか曜日の認識は以前とそれ程変わってない。
しばらくはこの調子で生活する予定。
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