何もしないまま、月日ばかりが経ってゆきます。
昨年の秋冬に、あれだけ疾患をおして勉強に励んで資格を取ったことが大昔のようです。忘れた頃に経済産業大臣の名前で合格証書が届きました。
次の試験のテキストの「外側」だけを毎日眺めて、さっぱり勉強する気持ちになれません。
今月は国文学者民俗学者の折口信夫に纏わる本を買い漁り、(Amazonかネットマーケット)10冊近く読みました。
国文学と言うより、物語偉人伝、戦争を含めた昭和初期の文学者を通した暮らし、徒弟制度、教育、学問、人の考え方、いろいろな事が詰まっていて非常に興味深いものがあり、多くのお弟子さんの中でも岡野弘彦先生の本が非常に心を打ちました。
この辺を語り合える友人知人が欲しいのですが、今のところそんな人は皆無。時節柄人と会うのもダメでしたね。
そういえば昨日は母方の叔父の1周忌でしたが、叔母も従兄弟らも何も言ってきません。仕方がないので、家でお経を読んで 独り法要をしました。叔父の家は宗派が違ったかもしれないけど、うちの浄土真宗ので読んじゃいました。
今は、コロナで大部分が家族葬ですが、関係先が広範囲すぎてお葬式を出さないわけにはいかない場合も有ることがわかりました。
同僚の父上、被叙勲者で地域の貢献がものすごい方、お葬式をされました。今年に入り父方の親戚のおじさんも急逝し、こんなコロナ禍でもうちのお寺でお葬式を出しました。先日の49日は親戚血縁のみでした。
お経の本によると、人間、明日はどうなるかわからない。また全ての者は老いに向かう。なので「善く生きよ」?
という意味合いだと思いますが、国文での生死感をもっと調べねば。
折口信夫の息子は硫黄島で戦死なさったのでした。
当時の日本、現在のロシア、共に もっと強靭に戦争を回避する手立ては無かったのでしょうか?