7月19日(金)☀
今日は、夜勤明けの私だけの時間を過ごしました
って、溜まったビデオをコックリコックリしながら見たんですけどね
暑いので2階の西側の寝室ではとてもじゃないけれど仮眠できないので、下のリビングでゴロゴロしながらテレビを見る📺という、なんとも怠惰な、贅沢な時間を1日過ごしました
いよいよ、夏ドラマが始まりましたが、1話目にしてリタイヤが多い中、3話目を見てる👀というのはなかなかすごいことではなかろうか🤨
夏ドラマのテーマは「妊娠」か
…と思うくらい、春ドラマは「THE記憶喪失」でしたよね
海のはじまりのテーマは妊娠ではなくて、色んな家族の形ですかね🤔
また、私の凝り固まってる感覚のアップデートになる作品のようです
話のテーマは何にせよ、子役の子の演技の上手さと、何と言っても、大御所大竹しのぶの演技力に1話目から惹かれたのだと思います
「目黒蓮」自体があんまり好きではありませんが(でも、演技力があり間の取り方や表情や声も…好きではなくても惹きこまれるもんがあります)、
有村架純はこの度の役柄のせいなのか、好きな俳優さんなのに、もう既に”嫌“と思わせてるのは演技が優れてるってことですよね(スミマセン、すぐ入り込んじゃうもので)
それでも1話目から、水季役の「古川琴音」さん(この人、個性的ですよね)、
つの君役の「池松壮亮」さん(“オリバーな犬”の時から大好きなんです✨️)、
海ちゃん役の「泉谷星奈」さん(何でしょうね、めっちゃ可愛いですよね、顔だけじゃなく愛らしい仕草や本当に子どもなの🤨と思わせる演技っぷりに惹かれます)、
そして水季のお母さん役の「大竹しのぶ」さんの演技に惹かれて、話の中に吸い込まれてしまいました
…という「海のはじまり」第三話が放映されました✨(これまでの話の流れはぶっ飛ばします)
夏:「なんでか、本当に分かんなくて…なんで好かれてるのか何もしてあげてないし…」
水季の母:「仲がいいことに理由なんてないでしょなくていいのよ。」
理由なんてないけど、水季がきっと海ちゃんに、日常の中の色んな場面でたくさん夏くんのことを話してたから、海ちゃんは夏くんに一度も会ったことがなくても”好き“なんでしょうね
有村架純の演じる夏くんの彼女”弥生さん“。
付き合っている夏くんに「元カノが亡くなり、実は自分との間の子を産んでました」って言われ、本当はとっても気の毒な立場。
弥生さんには早く、別れることをおすすめしたいです。そんなイバラの道を選ばずとも別の人生があると。
そんなにまだ深く考えてないんでしょうか
弥生:「どうしよう、コレ、写真撮って欲しいやつだ」
…と、3人で図書館に行くシーン
夏くん:「撮ろっか」
(イヤイヤちゃうやろ💢)
弥生:「違う違う、外野から三人のこの感じ、絶対憧れのやつになってる」
イヤイヤ、そんなこと…。
今のことしか見てないところが
大竹しのぶ演じる水季の母がムカついてるのも無理ないです。
つの君:「南雲さん(水季)とタイプ違いますね。お二人で育てるんですか」
夏:「そういうことは何も決まっていません。」
つの君:「大丈夫ですか無責任とか言われません」
つの君:「スミマセン、感じ悪くて。そちらもそうだと思いますけど、まだ感情がぐちゃぐちゃで、別に怒ってないんですけどイライラした感じになっちゃって。」
つの君:「海ちゃんが望むことなら何でもいんです。誰が親やっても、誰と暮らしても。」
夏くん:「水季がそう言ってたんですか」
つの君:「知りません」
つの君の気持ちが痛いほど伝わってきました。つの君はきっと水季に好意を持っていたんでしょうね。海ちゃんを含めて。
夏:「いつもココで待ってたの
だから今日来たかったの」
ママとの思い出の詰まった図書館に来て辛くないのかと尋ねるシーン
夏:「大丈夫水季がいない、ここ来たの、初めてでしょ」
夏:「いないって、ほんとにもう、水季がいないってこと…」
海ちゃん:「読んで…読·ん·で」
なんで、夏くんが今、言葉にして聞いちゃうのかと思いました
お母さんが亡くなってしまったという現実を突きつけられて…
「読んで、読んで」って、夏くんの言葉を遮って“読んでほしい“とせがむという、お母さんがいないという現実から目を逸らしたいという心の動きがみてとれました
辛いことを受容するのに、中には寅ちゃんみたいに何年かかっても出来ない、したくない人もいる。
「読んで、読んで」って、夏くんの言葉を遮って“読んでほしい“とせがむという、お母さんがいないという現実から目を逸らしたいという心の動きがみてとれました
これって、この流れ、認めたくない、避けたい、蓋をしたい行動…
「虎に翼」にもこの前、同じような場面があり、心の動きがよく分かりました。
辛いことを受容するのに、中には寅ちゃんみたいに何年かかっても出来ない、したくない人もいる。
そこへ夏くんの彼女がやって来る。
つの君:「疎外感すごいですよね、自分は外野なんだって、自覚しますよね」
つの君も今までのお付き合いから、”外野“という思いがあるんですかね。
この間に入りづらいですね。
窓を閉める図書館員さんの姿と亡くなったお母さんとの出来事が重なり、
お母さんだと思って、駆け寄ると
図書館員さんだった…と分かった時の海ちゃんの苦笑いが絶妙で、子役とは思えない表現力でした
この窓のカーテンのシーン、最初に水季と海ちゃんのシーンがありました。その際、海ちゃんはお母さん(水季)がいなくなるのではないかと不安そうにしてました。
お母さんが仕事に行くだけなのに、なんでそう思ったのか🤔と思ってました。
最後の夏くんと海ちゃんの砂浜での会話の中から、
海ちゃん:「夏くん、パパやらなくていいよ。でも、いなくならないで。
パパとママ、1人ずつしかいないから。だから居なくならないで。」
水季がなぜ亡くなったのかはドラマの中で出てきていませんが、自殺ではなく、病気で亡くなった…流れなら、
急にお母さんが入院して、海ちゃんの元から説明なく、いなくなり…っていう寂しい期間があったから、寂しいお願い事を
「行かないで…」でもなく、「そばにいて…」でもなく、発せられたのは
「いなくならないで」
「行かんといて」は分かるんだけど「いなくならないで」ということは、いなくなったことがあった、離れ離れになったことがあった…
相手を束縛しないけど、切ない言葉に泣いてしまいました
海ちゃん:「いなくならないで」
…って🤔
それぞれの俳優さんがすごく上手で、本当に惹き込まれてしまいます
図書館から家に戻ってきて。
弥生:「楽しかったです。」
水季の母:「楽しかったそう…。」
水季の母:「子ども産んだことないでしょ大変なの❗産むのも育てるのも❗
大変だろうなって覚悟して挑むんだけど、その何倍も。」
弥生:「ハイ、尊敬します。」
また、気持ちを逆なでするようなことを言って。
水季の母:「別に尊敬しろなんて思ってないけど水季もそう、産みたくて産んだので。もっと育てたかったの。」
完全な八つ当たりでしたね。子育ては楽しいだけじゃない。それと今日の出かけたこととは別の話だと良くわかってるけど、いろんなことが交錯して…。
腹たってるんですよね。この人に腹立てても仕方ないことは十分、わかってるけど、トゲがありましたよね。
いやもう、なんか複雑で…。
本来なら、ここに自分の娘の水季がいて、父親の夏がいて…とするこの親子3人の光景が…。いるはずの娘の立ち位置には別の女性がいて…。
水季の母:「血の繋がりが絶対なんて思わないけど繋がろうとこっちは必死なの。」
弥生:「でも本当に楽しかったです。
ありがとうございました。私まで一緒に。」
またこの言い負かす感じが…
大人な対応をされて、我に返って
水季の母:「…いえ、こちらこそ」
こっわ(怖)
帰り道
夏:「楽しかったね」
と、全然楽しそうじゃない声で…
エッいや、言うかな、それ今
この二人にとっては“楽しい”という表現をしないと今日の出来事が収まらなくなるとこなんでしょうね😢
いや、もう私はそんな運命になったら、だめやなぁ…。
また別の日。今度は夏くんの家に海ちゃんが遊びにやってくる。
もうこの勝ち誇った表情が…。自分の安全地帯にいるという自信に満ちた弥生の表情が怖い
他所に来て遠慮がちの水季のお母さん
夏くん:「海ちゃん、家でも元気なんですか泣いたりとか、御飯食べないとか…」
母:「ねっ…ねぇ…。じゃあよろしくおねがいします。」
夏くんには辛いのにいつものように活発な海ちゃんに図書館の時から違和感があるんでしょうね
結局、デートがこうなっちゃうじゃないですかぁ
夏くん:「学校楽しい、おばあちゃん家は本当に。なんで元気なふりするの水季死んでしんどいでしょ。何してても思い出してきついと思うし、なんで泣いたりすればいいのに。水季だって元気でいてほしいと思ってると思うけど、でも元気ぶっても意味ないし。」
夏くん:「水季の代わりはいないだろうし…水季が死んだってことから気ぃ逸らしたって、しょうがないし。悲しいもんは悲しいって吐き出さないと…」
(↑涙を流す海ちゃん)
だからって、じゃあ、あなたが今何してくれるんよ💢と思ったけど、
弥生が差し出すハンカチには目もくれず、海ちゃんが夏くんに駆け寄り
最初は戸惑ってましたが、夏くんも海ちゃんを抱きしめてくれ、海ちゃんの寂しさを全部受け止めてくれました
夏くんは寂しくて、辛いのにその気持ちを言えない、泣かないでいる海ちゃんのことをすごく心配してたんですね。
泣かないといけない時にはちゃんと泣かないといけないんだと教わったことがあります。
辛いものに蓋をしていたら、いつまでも前に進めないと。
泣いて、吐き出すのにもホントに辛いんですよね。
でも泣きたいときは泣けばいいし、一緒に泣いてくれる人がいるって良いことですね。
学校での一コマ。担任の先生が元気のなさ気な海ちゃんに声を掛ける。
海ちゃん:「今、ママのこと考える時間」
と言いながら、鳩サブレの絵を描いてお母さんのことを思い出してたのかぁ。
夏くん:「水季の代わりにはなれないけど一緒にはいれる。」
夏くん:「水季の代わりにはなれないけど一緒にはいれる。」
海ちゃん:「じゃあ居て❗」
夏くん:「分かった」
写真を撮って、フィルムだから「(写真は)今度会うときに(持ってくる)」といった言葉にすごく嬉しい表情をした海ちゃんが印象的でした
複雑なドラマですが、どの立場もすごく繊細に、心の動きが見えるドラマでとっても面白いです。
まだ見ておられなければ、どうぞ、見てみてください