寅ちゃんが話せなかった理由

7月18日（木）

昨日の「虎に翼」より

寅ちゃんが娘にお父さんのことを聞かれて、話してあげられなかった理由が昨日は良く分からなかったんです。

娘の優未ちゃんがテストの点数をまた偽装しようと試みていて…

でも実は優未ちゃんが緊張するとお腹の調子が悪くなる…どこかで聞いたエピソードと思いきや、父親である優三さんと同じことが

親子の間でぐっと距離が縮まる瞬間かと思ったら、

寅ちゃんが何も話すことができずに、夕飯を作ろうと話をそらしてしまう

なんでだろう…って思ってたら、今日の回でそうかぁと納得できました

部下の高瀬さんのことで話してる時に
星航一裁判官:「思い出にできるほどお兄さんの死を受け入れられてなかったんでしょうね。」

星航一裁判官:「死を知るのと受け入れるのは違う。事実に蓋をしなければ生きていけない人もいます。」

寅子:「…だから語りたくないし、語られたくない」

寅ちゃんの中で長い年月が経っても

娘に夫の話ができない。

娘が話を聞きたがっているけど、でも出来ない。

整理がつかず認めたくないことや辛いこと、自分の中で受け入れができてないことって、口に出してしまう、話してしまうと、そのことを認めてしまうことになってしまう…触れたくないことってありますね。

寅子:「溝を埋められるのであれば話したくはないけど話せるようにはなりたい」

ズル休みして木の下で読書していた部下の高瀬くんも寅子に声をかけられ、

高瀬くん:「変わると思ったんです。勉強を頑張れば、大学に行けば、卒業すれば、書記官になれば周りが毎日の息苦しさが、だどもどこに行っても同じだった。」

そう思うこと、あります。こうやったら、あぁやったらと。悪い考え方なんですけど、塞ぎ込んでる時はこんな考えに行くときありますね。

寅子:「そんな中でも仕事の手は抜かずに一生懸命頑張っていてありがとね。

高瀬さんがいないと仕事が回らなくて大変なんだから。だから、明日はちゃあんと来てちょうだいね」

なんか、心が通った瞬間だと思いました。

ありのままの自分でいんだ❗と思いました。自分という存在を認めてもらえたような。こうだったら、あぁだったら…と考えるんじゃなくて、今のままでいいんだと。

寅ちゃん、それ優未ちゃんにも同じように声かけしないとですね。

それから、優未ちゃん、お父さんのこと、もっとたくさん知りたいでしょうね。

明日も楽しみにして

あっ、今日は夕方から夜勤なのです