2月10日(金)☔
今日は❄の予報でしたが、気温が1℃だったせいか、冷たい雨です。また、歩き出勤か…と内心不安でしたが、5時にアラームをかけて、窓の外を覗くと雨模様もう一寝入りしていつも通り出勤しました
随分前のお出かけ日記です
お父さんの足の調子が悪いので、今日はドライブ🚙💨
目的なく、車に乗り、
夫:「とりあえず、東向いて行こかぁ」
と家を出発してバイパスに乗り、東へ進路をとり、喋りながら目的地を検討
加古川バイパスの辺りで
私:「この前、社町に行ったときに❝東条川疎水❞って見たやんあれ、調べたらすごいパイプが田んぼの上通ってる画像が出てきて、本物をこの目で見てみたい」
「疎水」は散策をしながら興味を持った知らなかったことの一つで、水の大切さや人間の凄さを感じる人工物デス
夫:「よし、じゃあ今日はそこに行ってみよう」ということで「東条川疎水:曽根サイフォン」を見学に
この前、散策した社町と同じ加東市東条町へ。東条湖ランドしか知らないので東条町に来るのは初めてです。
村の中に入る細い道を曲がってすれ違いが出来ない細さの道を進むと、眼の前に大きなパイプが飛び込んできました
どこから見ても迫力があります向こうの山から川を渡って地中に入ってるんかな
パイプの真下は車も通れます
想像はしてたけどすごい大きさで、こんなの初めてみました大概、暗渠になってて水路を目で見ることは出来ないことが多いのですが、ここは大迫力、感動です
パイプの内径94cm、長さ1087m、毎秒1.3㎥絶えず、水を送り続けているそうです
約7.8mの高低差を利用して谷の向こうに水を流す仕組みです鴨川ダムから取水して、一番低い東条川を横断し、また台地を駆け上がり谷の向こうの小野市に水を運んでいるそうです
こうなると、もちろん取水してる「鴨川ダム」に行ってみたくなります🚙
(↑今いるところは地図の真ん中辺り、鴨川ダムは右上)
鴨川ダムに向かう途中、1号幹線水路がチラッと見えたので降り立ちます。水路橋のようです
多分、地図中の赤矢印のところにいると思います😅
水路橋につながる水路の改修工事中でした。
「鴨川ダム」とは「東条湖」のことでした
私の小さい頃は「東条湖ランド」という遊園地、私の子供達の時は「東条湖おもちゃ王国」となって遊びに来たことがあります
たっぷりと水が貯えられてます。
ここからはるばる南に見える山の向こうの小野市に水を運んでいます。
東条町のある加東市の「社町」を散策したときにも「嬉野台地」の開拓碑を見ましたが、引揚者の方たちが赤土の不毛の台地と呼ばれていたこのあたりの地域を開拓されたと知りました。
資料には毎日毎日、松の木を伐り倒し根を掘り起こす作業が続いたとありました。
開拓碑に辿り着くまでのところは原野と呼んでもおかしくないようなところに道が一本通っていたのを覚えてます。
開墾されたこの地域に疏水を整備し、現代に繋がっていると思うと感慨深いです。
「水」って当たり前にあるものですが、こんな設備を目にすると先人の知恵や現代の技術等のいろんなのの結集で私達の暮らしが成り立ってるんやなぁと当たり前のありがたさに感謝しかありません