MAXimp倶楽部

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耐水性チップのためのモールド

2009年08月24日 | 開発記録

耐水性チップを製作するために、
ポリウレタン製のモールドを
シリコーンゴム製にするための開発メモです。


TAKE1:ポリウレタンを流す以前の状態から、
ゴム製のモールドが製作できるか実験です。【結果:NG】



TAKE2:ポリウレタンを流す以前の状態から、
ゴム製のモールドが製作できるか実験です。【結果:NG】


 
TAKE3:モデリング済み石膏模型とプロテシル癒着【結果:NG】
 
TAKE4:モデリング済み石膏模型とブルーミックス
型押しのため、つま先に若干皺が出ている。

シリコン流し(ブルーミックス同士なら癒着しないが、
型の歪が大きくなるため、注型系のゴムを試す)
 
離型不良【結果:NG】
 


なんだか、たかが、ネイルごときに。
非常に手間数が多いようにみえるでしょうが、
ゴム製に置き換えるためには、
どうしてもポリウレタン製のマスタが必要
なようです。

材料の節約と手間の簡素化について
できるだけ安全で精確な型を取る方法を
いろいろ考えて実験してきましたが、
これ以上省きようがなさそうです。

構想10年。本格的に開発をはじめて3ヶ月。
20kgの石膏もう10kgは使いましたものね。
ゴムと石膏の貝塚、40Lくらいできちゃいましたものね。

< 以下の手順で仕様を固めます。>
18:09 2009/08/21
※メモしとかないと、またなにかいい方法があるかと、迷ってしまうもんね※
(面倒でも仕様を確定したので、頭の中身少しがさっぱりした。)
もうなにかいい方法は考えなくてもいい。●でたあは。
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ポリウレタンのマスタから以下の手順でゴム製にしあげました。
樹脂粘土で製作するチップであれば、ポリ製で十分なんですがね。




このプロシル製のモールド上で
耐水性のエクステチップの製作を行えます。
耐水性のチップの素材が癒着しない
ゴム製モールドの完成です。


あと、3日でOPENだけど、
チップデザインのUPは厳しいかしら。
せめて、1セットだけでもUPしたいぞ。