企業様車両、ダイハツミラ。H28式
「アイドリングが不安定でエンジンが止まりそうになる。それと、バッテリーのマークが点灯する」
との事で引き取りです。
入庫して事情聴くと、さほど気にならないし普通に走行できるとの事です。
点検です。
車両に乗りエンジンをかけると冷えていたせいかエンジン回転が高めで、不調は分かりません。おそらくこの状態だと引き取り中は分かりずらいかと。
その状態で完全暖気するまでアイドリングで放置。徐々に回転が下がってくるとエンジンが小刻みに震えのが分かったので自動車用診断機をつなぎました。
失火カウンタに反応が有ります。(DTCコードは有りません)
この車両は何か月か前にIGコイル(イグニッションコイル)を3本交換してますので、IGコイルは診断から外せます。それ以外だとまず、スパークプラグ。
怪しいですね。左から1番、2番、3番。特に1番。カーボン付着してますし減ってます。
他のプラグもずいぶんと減ってます。交換です。
走行距離もずいぶんと・・・・・・。
距離からしてエンジンの方も心配なのでプラグを外したついでと言う事で、コンプレッションも図ってみます。
1番シリンダー。
2番シリンダー
3番シリンダー
全く問題ないです。オイル交換も定期的にされてるからでしょね。
バッテリーのマークはおそらくエンジン不調でアイドリングが不安定な為チャージランプが出たのでしょう。説明をして走行距離から予防整備として、オルタネーターを交換させていただきます。
新品プラグ。
取り付け。
オルタネーター交換準備。バッテリーターミナル外して。
オルタネーター外します。
上からは取れないので下から
意外とすんなり外れます。(ちなみに古めのワゴンRは結構大変です)
今度は逆の手順で取り付け。
ベルト付けて終了です。
外したオルタネーターはO/H屋さんに返却です。
企業様車両、三菱フソウ、ファイター。
車検で入庫です。
下回り等を点検中に最近ではめったに見なくなりました、リーフスプリング折れ。
しかもフロントです。
これでは車検に受からないので交換しか有りません。重い物を載せる様な車両ではないのですが劣化ですかね。
アクスルではなくフレームに馬(リジットラック)をかけから作業です。
車両側のシャックルピンブッシュは半分無くなってます。その為少し楕円に。
錆びついてて外すのが一苦労です。
スプリングシート入れセンターボルトで締め付けて
余った部分はサンダーでカット。
アクスルに乗せて取り付けです。
各部借り付したら本締めです。
シャシブラックで塗装して終了です。
自分が入社した当初は、クラッチO/H、リーフスプリング交換はしょっちゅうでしたが、久々のリーフスプリング交換でした。(汗)
材質が良くなったんでしょうね・・・・・・。(笑)
また、よろしくお願いします。