五次元世界へ誘う魂の道案内 ブログ

人は内在する光や才能や幸せに気付かず他や遠くにあると思い込み探す

中島みゆきの「地上の星」の歌詞にある様に、人は身近な処に求めるモノや答えがあることに気付かず、それは遠くにあると思い込み、答えや求める何かを見つけようと必死になるものです。
自分が求め欲しているものに辿り着こうとして、自己や身内の者に内在している才能・光・輝き・煌めき・幸せ・魅力・良さなどに、気付かない人々は多いのが現状です。
それでそれらは何処か遠くの方にあるものだとの「先入観」に捉われたり「勘違い」して、一体何処にあるのだろうと思案したり他者に在りかを尋ねたり、探して見つけ出そうと目の色を変えて奔走している有様です。
皆さんは自分や愛する者の心の中に内在して煌めく星に、気付いていますか?
これはメーテルリンクによる夢の中で「青い鳥」を探しに行く、童話とも相通じる内容でしょう。

児童文学小説「オズの魔法使い」でも、それぞれが求めていたものは他や別や遠くにあるのではなく、実は身近にあって最初から備わり持っていたことに気付く物語です。
人生は「楽あれば苦あり」で人々は問題が生じると、自分の都合の良い様に事象を置き換えて理解する傾向があり、勝手な思い込みから「被害者意識」で他人に「責任転嫁」をしがちです。
しかしここで、心機一転して「観の転換」を心掛けて、自分の目は「節穴」かもしれないと見方を変えて再認識して、主体的な意識と行動で試練を乗り越えることによって、自ら困難な状況を切り開くことが出来て事態が改善に向かいます。
この物語は「汝、自身を知れ!」の格言でもある「自分探しの旅」でもあり、様々な経験や知識を積み重ね増やすことで、物事の見え方を増やして自分の個性・能力に気付き新たな認識を得ます。

一方、「ソーラン節」にある「沖の鴎に潮時聞けば」とか、「鰊来たかと鴎に問えば」の北海道民謡も同様に、海の男たちは鰊漁による多獲で成金を夢見て駆り立てられました。
昭和20年代後半より衰退しやがて幻の魚と呼ばれ様になり「鰊御殿」も夢と消えました。
世界では植民地の支配で征服(制覇)者たちは、一獲千金の夢に取り憑かれて遠征隊は未知の土地(実際は先住民が居る)へ分け入り、見境の無い「エル・ドラード」なる伝説まで生まれました。
人々は限りない夢を追い駆け限りない欲を得るために、至る所で見境もなく過剰で卑劣で悲惨な戦いの歴史がありました。
世界に多数存在する人種や民族の各々異なる文明や文化の持つ価値観や人生観が、お互いの主義や主張と食い違い対立して衝突すると戦争になります。
世界各地で起っている民族紛争や人種問題なども、根本的には利己主義による立憲政体や共和政体の「練金術」から端を発して、不完全で歪みのある社会を形成した弊害であると言われています。

人々は自己の内面を顧みず、外や他方の光・輝き・煌めき・富・幸福を求めて、現象の物質的な『学力、知力、体力、金力、権力』だと、間違った目先の「力」であると考え、これらの獲得を目標にして努力していると言えます。
もう少し洞察力を高めてよく考えて見れば、それらは何ら私たちを安心・幸せにする、確固たる保障はありません。
この世界はキリストの云われたように「 汝の信ずるごとく汝にまで成る」世界であり、釈迦の云われたように「唯心所現」の世界ですから、心の影である物質的なものを獲得しても「水の泡」の如くに消えたり、「砂上の楼閣」の如く崩壊し消失します。
人格を高め品性を備え徳を積まないと本当の富や安心や幸せは訪れずに、「氷ばかり掴む」の歌詞にある様にこれを「我が内」に見出せずに、外や他にこれを追い求める者は「影」を追うて走る者にして、永遠に富や安心や幸せを得る事は不可能です。

魂・霊的に目覚めていない人々は、自己に内在する才能・光・煌めき・魅力・良心に気付かないで、他者に頼り依存したり執着したり狡猾にも奪い取ったりして、誰かが手を差し伸べて自分たちを幸せにしてくれるとか、才能・光・輝を与えてくれるとかと甘く淡い考えや期待を抱きます。
真理を学び実践していると、例え運命鑑定士に家相とか地相が悪いと指摘されたとしても、時期が来れば不思議にも解消される様に展開して行くのです。
40年以上も前ですがモラロジーの講習会で、その様な道理と体験談をされた講師がおられました。

世界の終末論からは、大衆や宗教界では「救世主」がやがて現れるという、他力本願的な脳天気な思想は根強く残っているようです。
諺にある「寄らば大樹の影」と言うことも、他者に頼り依存する考えでしょう。
新たな救世主が出現する事への願望は裏を返せば、今の宗教は真理から逸脱したことで廃れて、形式的で形骸化した崇拝とか教義で、お布施や奉納の利権や金銭の亡者に成り果て、教団と言う組織を拡大することが理想世界だと説いたり、他の宗教を受け入れない独善排他的宗教が数多く見られ、愛ではなく中には宗教戦争さえしているからです。
過去に出現された「世界の諸聖人」が残された、共通する教義や哲学の真理が既に膨大な書物としてありますから、今更に特定の救世主が再度も現れる必要はありません。
巷では新興宗教家が自ら釈迦とかキリストの再臨だとか名乗っている人もいます。
でも、今の時期は地上に特定の救世主が現れて人類を救済してくれる、と言うことはあり得なく彼らは再臨しません。

それは、全人類が高次元から降り注ぐ光明波動を心を開き受けて、因縁を浄化清算し次元上昇を果たすべきであり、全ての人々が高次の光明を受け入れて夫々に霊性の気付きと目覚めを得て、意識を高尚に保ち上位の高次元世界へ移行する時であるからです。
アセンションの時期に於いては、皆さんが「魂・霊的に目覚める」と内在する良心に気付いて導かれ、さらには「神性に覚醒」すれば自らの光・輝きが増しますから、内在する「ハイアーセルフ」に波長が同調して気付き、必要なメッセージが得られる様になり現象のグル(導師)は不要になります。
つまり他力本願のように安易に頼り依存する考えで、大衆の苦悩やカルマなどを高徳なメシア(救世主)が身替わり代行して、因縁を果たし救済するなどは「カルマの法則」として自然の秩序や摂理からも不可能です。
2016年に五次元世界へ移行する準備に関連した紹介で、クリスタル・ライト・チェンバーを利用して身体の波動転換を行い、次元上昇を誰でも難無く楽に果たす事が出来て、五次元世界へ移行すると言う発想も同様でしょう。
人というのは何とかして楽な方法で気軽に目的・目標を達成したいと思います。

人々の多くは自ら体験学習を通して難儀・辛苦な試練を乗り越えて、魂・霊を進化向上しょうと努力しないで、苦労しても努力が報われない理不尽で世知辛い世の中にあって、この困難で辛く苦しい状態から早く抜け出したいと何時しか願望を抱きます。
そして、煩悩が強い今の侭で現実逃避の如くに、助け舟や助っ人を皆が気安く求め望んでも、「心の法則」からは無理があります。
それは「人生は魂の学習であり修行」であって、神意である慈悲と真理を学び実践(体験)を通して体得すると「人心の救済と開発」がなされ、その成果として「意識の高揚」が伴い人格や品性が高まり、真の人間が完成して皆さんは誰でもが聖人並みに達する、資質も資格も備わっているからです。
つまり、人類の大半は霊性の目覚めが起こり、神性に覚醒した後の2040年頃には聖人並である、待望する救世主の霊的なレベルに達している状況でしょう。
しかし、巷で開催されている新興宗教とか自己啓発セミナーなどの集会では、皆さんが期待することとは裏腹に本当に霊性や魂の向上とか浄化は無理があり、指導者がそれなりの人格・品性として神性に覚醒した霊的な一定以上の、霊性レベルに達していないと教義の真理的な質は低下して、そこに集まる人々は魂が向上し救われる事は無いと言う事です。

現実的には一般の大衆は霊性レベルの低い人々が多くて、インチキ霊能者とか怪しく悪徳な宗教に波長が合い騙されてしまいます。
それは、既存の宗教が示す教義は殆どが真理から逸脱して、宗教ビジネスに成り下がり不完全でありますから、邪悪から脱して業因縁(カルマ)を越えらずに聖職者も信者も、心・魂は浄化・救済されずに本当の幸せは縁遠いでしょう。
人は夫々に霊的なレベルと魂の学習や体験した期間の違いや試練の度合いより、真理とか自己啓発の内容を学び理解したり実践するに当たり、生活上や仕事上への応用を始め霊的な気付きとか目覚についても、皆は一様に真理とか自己啓発の内容を知識として得たとしても、人格(霊格)や品性(霊性)のレベル的な相違から、親子・兄弟姉妹・夫婦・恋人・師弟・親友・仲間などであっても、他者とは同じ意識や心境に成れず言動(実践)を一様には行えません。

かつて、東日本大震災による激甚・壊滅的な被害の悲惨・沈痛な状況下でも、被災に遭われた人々による暴動も略奪も起こす様な不心得者は殆ど見られなく、人々が整然と行動して混乱は殆ど起きませんでした。
この様に人々が冷静沈着な対応で、自制と礼節を守る生活を続けている姿や振る舞いは、他国にはない大和民族による優れた伝統文化の賜物であり、霊性が高い証拠であり平等的な和の思想と、平等的な共栄共存の思想と道義の精神に基づいております。
日本文化の根底にある利他思想の地域共同体意識から人間性の発露が起きて、伝統的な和や道義の精神を重んじる思想から、品行は善く民度は高く霊性・魂の目覚めは起きつつあります。
大災害の惨状と沈痛な想いを目の当たりにして人々は利他の愛念が芽生えて、内面の光・輝きに気づき急速に神性が覚醒される様に促されて、一部の人はランクアップして光の道へ進みました。
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