アナと雪の女王にある、ありのままの意味と意識の使い方と生き方

ミュジカル・ファンタジーでもある、アニメ映画『アナと雪の女王』原題『Frozen Fever』の「let it go」 ～ありのままで～
ありのままの自分になるの
「let it go」の内容は、女王エルサの心の叫びであり、秘密の力を隠して必死の努力も空しく、怒りで露見して打ちのめされ、変わらざるを得なくなる物語。
良い子で必死で頑張ったけど、上手く行かなかった、もういいや現実を受け容れて、諦めよう、と言うところ。
最後に愛する妹の王女アナも凍り付いてしまい、女王エルサは想いと行為が間違っていたと気づき、考え方と生き方を変えることにします。
本人の心情を歌詞に載せています。
「戸惑い、傷つき、誰にも打ち明けずに、悩んでた」とか、「そうよ変わるのよ、私」という部分は、オリジナルの英語の歌詞にはないですし、日本バージョンになっているのです。
アメリカ文化と日本文化の意味合いやニュアンスの違いが、和訳(意訳・超訳)として如実に表れています。

日本語版の歌詞とは異なりますが、別の解釈を紹介します。
私の力(秘めた力・魔法・超能力)は、空気を通して大地の中へと風に舞って行く。
私の魂(心)は怒りに満ち、辺り一面の凍った（雪・氷の）結晶達の中で、渦巻く嵐のように唸り響く。
そして１つの考え(思考・想い)が氷の爆発のように具体化する。
怒りに狂い自らを見失い、魔法を抑えておく事(隠し通すこと)が出来なかったから、皆にもう知られてしまった。
私は決して戻りはしない。過去は過去の中にあるのだから。(生き方に主体性を持ち偏狭な思考から柔軟性と包容力を取り戻す)
今こそ、何が出来るか試してみる時、限界を知り、打ち破ってみよう。(困難に戯れるような気持ち)
その侭でいいの(成行きに身を任せ、物事をありの侭に受け入れよう)(もういいわ、これでいい)
(隠し事は出来なくなり覆いは解かれて、着飾っていない本当の私が表現されている)(振り切れたと言うような印象)

私は夜明けのように立ち上がるでしょう。(これ以上は抑えられないから心機一転して、隠し通す偽りの自分から正直な新しい自分に変わるの)、(前向きの意志で問題を自ら思考判断して解決する)
その侭でいいの(魔法を扱えるありの侭の自分を出そう)
あの完璧(良い子ぶった)な女の子はもう居ないの。(世間の噂や中傷に対抗し弁解)
ここに私は立っている。日の光を浴びて。(前向きで明るくポジティブな新しい自分になった)(人生の軌道を修正して歩み出す)
嵐を吹き荒れさせ続けて！　さあ、雪・氷を造って皆で遊び楽しもう。
元々、寒さなんて平気だったんだから(開き直った私を表現)

人間は社会に於いて有りの侭に生きたり、有りの侭の自分を曝け出すのは、本当に容易ではありません。
この世の中は善意だけでなく悪意にも満ちており、有りの侭の自分で処世するには、性格と身体の短所や弱さ・弱点や足元を見られてリスクが伴います。
何か特別な能力・才覚が秘められていると、それを利用しようとする者が知って、狡猾で巧妙に近づき酷い目に逢うこともあります。
人は怒りに満たされて狂うと、判断が曖昧や鈍くなり知らない内(無意識的)に誤り、取り返しの付かないバカな所業を仕出かすものです。
人間の意志・思考・想いの力は偉大で強く作用して、思いも掛けない出来事が起きるものです。
人間の様に高尚な意識を持つ者は意識・言動の創造(創化)力を、正しく使わなければ破壊力に変えてしまう制限作用が自らや愛する者に伸し掛かって来て、利己的で過剰な営利主義が人間を霊肉共に支配して遂には破壊・自滅することになります。

世の中を凍結させようと思念すると同時に、自分自身や愛する人にも凍結が始まり、世の中の凍結が完了する前に、自分自身や大切な愛する人が先に凍結して死を迎える訳で、映画「アナと雪の女王」の描写の様になります。
辛く苦痛と悲惨な災禍・難関・障壁・受難と言うのは、自らの身に降り掛かる試練・窮地を意味して、私たちは窮地に陥れば速やかに抜け出す方策を模索する必要があります。
始めは不安だけが先走り、逃げていたことでも逃げ切れずに事象が始まってしまえば、自分に与えられた試練だと後から気付くこともあり、人生にとって貴重な体験をしたのだと感じられるでしょう。
そして、その試練を乗り越えることで霊的にステップ・アップしたという気持ちになれます。その境地こそが悟りなのです。

有りの侭の意味として、意識を高尚にして高次元を目指す皆さんには、虚構なマトリックスの世界に浸っている偽りの自己に気付いて目覚め、「本当の自分」を知り発見することで古い自己の拘束と呪縛と暗示から解放して、真の自分を取り戻し誠・真の自己の侭とか実相の侭とか、良心(内在する神性・内なる声・魂の声)を聴く様に耳を傾け、素直な気持ちとか神意に叶う様にが相応しいと思います。
私たちは虚構なカルマが流転する現世に於いて、旧態依然とした人生観と生き方から心機一転をして、禊・祓い清め・祝詞・真理の言葉で自戒し悔い改め、仮想とか借り物とか煩悩の罪や穢れの覆い包みを取り除き、無垢の様に純粋や良心の侭とか、◯の自己となり準聖人の様に近づける様に努力をしましょう。
自らの暗黒面である煩悩・邪悪・魔性・鬼に対して試練が訪れ、勇気を振り絞り乗り越えて克服することで魂・霊的に成長進化に至り、次元上昇の難関なる峠を越えて行けます。

皆さんは光明思想を取り入れて真理に基づいた人生観を持ち、自覚意識のレベルを高めて高尚な精神・意志にすると共に、心・意識を高次元に想念・波長を合わせて、分別のある前向きな思考で正しい意識と言動を伴い、正しい生き方を心掛ける様にしましょう。
霊的に一定レベルに達すると感受性が高まり霊的な感覚を身に付けられて、霊性・魂の感覚が研ぎ澄まされて意識の拡張が起こり、今まで見えなかった事物が見える様になったり、感じられたりして未知の領域まで認識が可能になります。
テレビ番組で、こんな所に日本人がいて、現地の人々に溶け込み生活をしている様子を紹介しています。
その中には、私財を投げ出して現地の人々の役に立つ支援の活動をしている人もいます。

その人たちは、意識の高揚から人格を高め品性が備わり徳を積んだ結果、霊性が一段と高い上位の階層領域に属しており、本人は自覚していないと思いますが、潜在意識や魂的では神性に覚醒を遂げていたり試練の時に差し掛かり、心底から何か人々に貢献や奉仕をしたくて堪らない衝動にかられたり、何か目に見えない強い力に突き動かされる様に、損得勘定の思考を越えて活動をしているとも思えます。
それで魂的に満足をして心底から充実感や生き甲斐を味わい心の安らぎから、安心と心の平和とか幸せとか喜びを感じていることでしょう。
つまり、人が生きるということは他の人のお世話になり、何かをしてもらう事であり、借りを作ることで恩恵を受けますから、反対に人々をお世話して、為になる何かをしてあげる事で、貸しを作る事で報恩となります。
これも、常識や頭や理性で価値観を考えるのではなく、潜在意識や魂的や心底に対して偽りや誤魔化さないで、有りの侭や素直な気持ちで生きている人だと言えます。

その様な人々はこれからも多くなると感じ、皆はマザー・テレサの様な奉仕者へ近づきつつあると言えます。
一方、お金の魔力的な虜になって、拝金主義・金儲け・利益優先・市場制覇・至上主義とか、権力支配や特権階級に執着したり、利害の損得勘定の考えで利己心や保身や迎合に動いたり、驕りや高慢とか癒着で収賄と汚職の不正を働いたり、地位や名声などを追い求めたり、企業や組織を私物化したり、他者を犠牲にする悪辣で欲望の充足を為す様な人々には、世の中に貢献や奉仕をする人々の素晴らしい生き様や行為を、頭でも心でも理解することは到底に無理でしょう。
皆さんは常に「今に生き」霊性が一段と高くなり、神性に覚醒を遂げて高徳となれば、順次にポジティブな上位の階層領域帯へ前進して、次元上昇は容易に行なわれる様になり、やがて五次元世界へと移行する局面に入ります。

一方、この世に於いて、現世の利己的な享楽主義に誘惑された価値観の生活に溺れて、無頓着にも欲望や嫉妬や虚栄心の侭とか、他者を騙したり傷つけたり害したりするとか、気に入らないと直ぐ怒るとか、プライドや世間体を気にしたり、感情の赴く侭の自分であったり、偏狭な概念とか誤った認識に固執したり、真理から逸脱した生き方をしている様では自らの霊性を低下させて、生活は荒廃・堕落したり間違った方向へ行きますから人生は転落へと進みます。
精神的なバランスにより、人間性が備わっていない人に富・豊かさを無闇に与えれば、与えられた人は富んだり幸せになるどころか、身分不相応な振る舞いから羽目を外したり怠けたり、感謝も報恩もしないで安逸な生活を貪り続けたり、刹那的になり堕落して貧乏と不幸へと落ちぶれるのです。

日頃の不平不満へのわだかまりに利己心から本心を剥き出して、周囲やネットの掲示板などに発散して聞くに耐えない言葉を氾濫させて、罵詈雑言とか誹謗中傷の行為をして恨み辛み嫉妬で荒らしている様では、人間性が下劣で未だ霊的に眠っている状態だと言えて、下位にある階層領域に属する人々に相当するでしょう。
潜在意識に罪の意識と負のカルマを背負っている場合は、表面的な自分の心・顕在意識とは裏腹に、思いも掛けない誤算が生じることになります。
これでそれらの人々が、心から幸せや豊かさや平和や安心や喜びを願いつつも、己に背くが如くに知らずに不運や災難を呼び寄せていると言えます。
進行している浄化の嵐は日本のみに留まらず、今年から本格的にアジアの各国へも波及し拡大して行き、夫々の各国家・各組織・各企業・各個人は是正・清算の時期に入り、粛清・粛正の受難は避けては通れない道となるでしょう。

設問、文中にある「◯の自己」で◯の中には、一文字で何の文字が入るでしょうか。
よろしければ、左側にある「メッセージBOX」より解答のお便りをお願いします。
お名前は匿名やイニシャルでも構いません。
多数の解答お便りをお待ちしています。
早速と「真」とする解答のお便りがありましたが、文中に「真の自己」があり違います。
ヒント　その一文字は文中に使用されています。