平凡な日常がある幸せ・・・

介護によるストレスのはけ口として始めたブログですが、介護が完結し、また、被災後に取り戻せた平凡な日常を綴ることに・・・

介護認定

2010-05-31 | 介護
これまでに述べて来たように、ちょっとした異常を感じてから徐々に悪化し、いろいろな病気が併発してきて、自立歩行はできるが、時折ふらついたり足元が怪しくなる時があったので、風呂やトイレなど主要部分に手すりをDIYということで、自分で取り付けました。

壁の裏の補強の位置を見つけるための道具なども購入して・・・


紙おむつの使用も長年続き、甘えん坊ということもあり、寝たきりではないにもかかわらず何かと世話が焼け、家族にとっては経済的、精神的、体力的にかなり追い込まれてきたので、役場の介護福祉課に相談したところ、介護認定をうけて、デイサービスなどを利用して少しでも負担を軽くしてはどうかというアドバイスを受けたので、早速申請。

審査を受けるときは、例によってしっかりしてしまいます。

普段ヨタヨタと歩いているのに、審査時はスタスタと歩き、毎日何もせずボーっと一日を過ごしているのに、毎日散歩と軽い運動は欠かさないなどと嘘を言う始末。
それでも、認知症の具合や、家族の証言、現在患っている病気の多さなどにより、介護度は2となりました。


ケアマネージャーに就いてもらい、いろいろアドバイスの元、先ずは週2回のデイサービスを利用することに。

本人は嫌がっていたが、家族の為にも、本人のリハビリの為にもと説得をして行くことになったが、他の老人達はかなり認知症の度合いがひどく、本人曰く「幼稚園」と表現していました。

時に自身も幼児退行するものの、プライドが高く、頑固なオヤジとしては、その環境は耐えられないようで、3回目には自分でもう止めると断ってしまいました。
本人に直接断られたことで、施設の方も態度が豹変し、二度と行けなくなってしまいました。

ケアマネージャーは、しばらくはフォローしてくれたけれど、本人の頑なな拒絶により結局もっとひどい状態になるまで様子を見ましょうということで、早い話が見放されてしまいました。





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